第二話
お薦めの風俗店として連れてこられた『シュナミティズム』という店。
ほどよい間接照明が眠気を誘う。
風俗店らしい扇情さがまるで皆無で、趣味の良い入浴施設を訪れている感じだ。
「ここ、天然温泉もあるんですよ」
「温泉? 風俗店に? まさか……だろ?」
「いえ、本当です」
俺を店に誘い込んだ部下の男は俺の靴や貴重品をロッカーに預けてしまう。
「……ここはソープランドなのか?」
「鷹島先輩には、敢えて説明させて貰ってないんです。
せっかくですから、是非このまま楽しんでみてくださいよ」
「……悪戯な奴だな。
で、受付は済ませてくれたんだろう。
これからどうなるんだ?」
「温泉に入りに行きましょう」
「わかった、エロマッサージ店だな?」
「どうですかね」
年下の部下に遊ばれていると、高校生くらいの少女が俺たちの前に現れた。
ぺこりと頭を下げ、微笑む。
「大浴場へご案内致します。
薄暗いのでお足元お気を付け下さいね」
まるで温泉旅館のごとく。
家族経営で女将の娘が仲居仕事を手伝っているような、そんな感じで少女の振るまいはどこかあどけない。
訓練された風俗嬢らしい気品はまるでないし、新人のような緊張感もない。
「この子……年齢は大丈夫なのか?」
「あぁ~……あ、ほら、案内係なだけですから」
「それならセーフなのか?」
「セーフなんでしょうね、きっと」
考えてもみれば、わざわざ天然温泉を掘り出したくらいなのだから、そんな一発営業停止を喰らうようなリスクを冒すわけもないか。
俺たちの会話は充分に聞こえていたはずだろうに、どう見ても高校生、やもすると中学生ほどの少女は素知らぬ様子で通路を歩んでいく。
ウエストから骨盤のボディラインはどう見ても違法性を孕んでいるように思えるのだが……?
「こちらが大浴場になります。
手前が脱衣場で、奥が温泉になります」
二名様お願いしまーす、と少女が元気に声掛けすると脱衣場の中から別の少女らの返事があった。
「バスタオルやフェイスタオルは中で貸して貰えるんだろうか?」
「なんで男湯の中から女の子の声がするんだ!? って鷹島先輩に反応して欲しかったんですけどねぇ」
「おお、そうだな。なんでだ?」
「もういいっすよ。
では鷹島先輩、ここからは別行動で。
店を出るのもそれぞれにしましょう」
「だな。どうせ俺の方が早く出ることになりそうだしな。
じゃ、お疲れ様。また明日、よろしくな」
「鷹島先輩、しっかりと癒やされて来て下さい」
俺は微笑んで部下と別れた。
すでに年下の部下から気遣われることに感傷的になることもない境地に達しているのさ。
「ではお客様、こちらへ」
――
「私、小鈴(こすず)と申します。
お客様の担当をさせて頂きたいと思うのですが、私でよろしいでしょうか?」
これまた違法性濃厚な少女が現れた。
小鈴と名乗った少女は名前の通りに小柄で、しかし案内役の子よりも胸はあるようだった。
明るい色の髪は豊かで、思わず犬猫のように撫でてやりたくもなるのだった。
ちょっと犬カフェ、猫カフェの雰囲気を思い出していた。
「あぁ構わないよ。
それよりもタオル類は貸して貰えるんだろうか?」
「え……あ、はい。タオルなどはこちらで準備しておりますが……、あの、私でよろしいんですよね?」
きょとんとした様子で質問してくる少女に、俺もきょとんとしてしまう。
単なる入浴介助役だろうに変な質問をしてくるものだ。もしもダメだと言ったらどうなるというのだろうか? それでは無闇に君を傷つけてしまうだけだろうに。
「あ……」
そこで思い出した。
ここは風俗店なのだ。プレイ内容は秘密にされたままだけれど、部下が俺を気遣って連れてきてくれた店だ、本番行為が無いというのも考えづらい。
目の前の小鈴と名乗る少女は、小鈴という源氏名の風俗嬢であって、俺に抱かれる相手役だということだ。
私で良いのか、と訊くのはチェンジしなくて良いのか、ということなのだろう。
ハッと気付いて俺は少女を眺め直した。
「あぅ……」
俺の視線の意図に気付いて恥じらう少女。
小柄で華奢だとはいえ、そのモフモフの髪もあって抱き心地は良さそうだった。
顔も可愛らしい。
喉元まで出かかった「君何歳なの?」という質問をぐいと飲み込んで、俺は小鈴と名乗った少女に「よろしく」と声を掛けた。
なんだか初心そうに恥ずかしがる小鈴の様子にこちらまで恥ずかしくなり、また同時に期待がこみ上げてくる。
「では御服を脱がさせて頂きますね。こちらが脱衣場ロッカーの鍵になります。申し訳ありませんが、鍵はお客様が携帯なさってください」
そう言ってリストバンド型のキーを寄越される。
小鈴は俺の上着をハンガーに掛けてロッカーに収めていく。ネクタイを解く仕草も自然で、ズボンのベルトを外すのも粗相がない。
あっという間に下着一枚にされた。
「失礼します」
そして一思いに下着も脱がされ、性器が露出される。
もちろん瞬間的には羞恥心が込み上がるものの、この感覚にはとうに慣れている。
無論、それは小鈴もなのだろうと思っていた。
が、
「あ、あのぅ……お客様……ぅ……」
俺の全裸、性器を前にして戸惑いの声を漏らす小鈴。
これには少し不満を感じた。
風俗嬢なのに無粋というか、失礼ではないだろうか?
「……どうしたんだろうか?」
「あ……ぅ……その……」
興醒めするではないか。
俺は何も語らずも、しかし小鈴のその態度を咎めるような空気を発してやっていた。
今からチェンジ可能だろうかと考え始めた頃だった。
「で、では一番大きなサイズを装着させて頂きますねっ……!」
「……装着?」
「はい」
「なにを……?」
「ペニスサックです。
お客様はまだ勃起されていないため大きさを判別しかねますので、一番大きなサイズのペニスサックを装着させて頂きたいと思いますっ……!」
続く
第一話
ロリコンの聖地『処女・少女添い寝風俗店へ』
第二話
枯れた中年親父にペニスサックを嵌める少女
第三話
巨根ペニスサックを装着されて元気な親父
第四話
ロリータボディソープ
第五話
全裸で添い寝してくれる処女少女の甘いキス
第六話
少女に添い寝されて眠れぬ夜にエロ妄想
第七話
我慢汁の匂いを嗅いで濡れちゃう女の子
第八話
生理中の少女から処女SEXを賭けて勝負を挑まれた
第九話
ロリ少女とSEXするためなら生理経血でも飲んでみせるさ!
第十話
初恋の少女を、大人の、老練なテクニックでよがり狂わせたい
第十一話
オナ禁を続け、ヤバいことになってきた俺
第十二話
処女添い寝回春治療によって性欲モンスターに変貌した
第十三話
違法風俗店で少女の処女膜を巨根で貫く
第十四話
初恋を思い出しながら、処女少女へ濃厚中出しSEX
第十五話
ロリータ少女の鼻から精液が逆流するほどの強烈イラマチオ
第十六話
処女喪失したばかりの少女のアナルを徹底開発
第十七話
シュナミティズム(処女添い寝回春治療)効果で処女少女に連続中出し。そして――
最終話