第十三話
アナルにディルドゥを深々と突き刺したまま、西島ヒナノはゆっくりと脚を開いた。
イッたばかりで上気した顔、湿気った吐息、濡れ方の激しい恥部、男を受け入れるために股を開きながらも恥じらう女の子っぽい仕草に、俺は心臓が高鳴った。
そして西島ヒナノのアナルに差し込まれているディルドゥの存在によって、馬場健一郎と共に女の子を犯していた過去を思い出させられる。
馬場はアナルファックが好きな奴だったし、俺に前の穴を犯させて、二穴姦をするのが好きだった。
そんな馬場健一郎が死んで五年になる。
彼から五年越しに贈られてきたプレゼントの中身がディルドゥだという悪戯のような事実とともに、そのディルドゥをアナルに突き刺した少女を股開きにして今、俺は奇妙な巡り合わせの性交にいやがうえにも期待が高まっていた。
俺は性器の先端を膣口に当てる。
柔らかな小陰唇がめくれて、熱い媚肉が熟れているのがわかる。
「入れるよ?」
「……は……はい」
恥じらう少女の声に期待の色が乗っている。
自ら股をぱっくり開く西島ヒナノを抱きしめるようにして挿入を開始する。
「ぁ、ぁ…ゆ、ゆっくり……っ」
熱く、狭苦しい少女の膣内に入り込む。
媚肉は柔らかく、しかし力強く俺を包み込む。
「いいね……すごく気持ちいい」
「あっ、あぁぅ……ぅっっ……奥まで……」
きつい抱擁と共に下腹部を密着させ、西島ヒナノの奥を突く。
コリコリ、ヌルヌルしていて掴み所のない子宮口に挨拶程度の軽いノック。
「あ…ん……」
「ここ、感じるの?」
西島ヒナノはこくりと頷いた。
なので続けて子宮口をノックし続けてやると、西島ヒナノは顔を真っ赤にして、
「ダ…ダメですっ」
と、頬を膨らませるので、とりあえず膣の浅瀬を攻めることにした。
こちらは肉襞の綾が不均一で、ねちっこく絡みついてくる。
子宮口が弱いのは明らかだったが、浅瀬の感度もよく、それが顔色と表情ににじみ出ている。
西島ヒナノの見た目の印象からすると、学生時代は放課後運動部で汗を流していたように思えるが、けっこう膣弄りに精を出していたのかもしれない。
浅瀬を執拗に攻めているようにして、時折、ごつんと子宮口を突き上げる。
完全に性感に溺れた目をして少女は喘いだ。
「しかし……こういうのは、初めてだ」
「……え、初めて?」
俺はなんとなく思い立ったままに言葉を発してしまっていた。
それを耳にした西島ヒナノが魔法から醒めたような顔をして俺を見上げた。
「初めて……だったんですか?」
「……?」
「いえ、いやだって……その……私も、そんな数えるほどしか経験がありませんし……」
「……なんの話?」
「ぇ……いえ……あの……」
「勘違いしているようだけど、童貞って意味での初めてじゃないよ?」
俺は腰を引いて、勢いをつけて西島ヒナノの股を打った。
愛液と汗に濡れる股ぐらがぱぁんと音を立てると同時に、初心者疑惑を受けた性器で子宮口を殴りつけるように打つ。
「ひあっぐっ!」
潰れたカエルのような悲鳴を上げた西島ヒナノの子宮口を突き上げたままで俺は言う。
「ちゃんと『これ』の使い方はわきまえてるつもりだけど?」
「は……はぃ…、ご、ご立派なモノを……お持ちで……」
本当に子宮口責めには弱いらしい。
このまま突き上げた姿勢を続けられても辛いだろうと想像しながら、俺はその姿勢のままで訊く。
「数えるほどしか経験がないって、具体的に何回あるの?」
「えぇ……っ!?」
「答えないと……ほぅら!」
子宮口をグゥッと突き上げる。
これはやはり辛いらしく、西島ヒナノは早口になって悶える。
「だめだめだめぇぇっ……あ、ぁっ、ああぁっぅ!」
「じゃあ答えて」
「に……」
「に?」
「二回です」
「二回っ!?」
思わず反復してしまうと、西島ヒナノは意地悪を受けたかのように顔を顰めた。
「あ、悪い、ごめん」
「…………少ない、でしょうか?」
「彼氏がいた事がある割りには少ないかな……」
確かアナルプレイを急かされたので愛想を尽かして別れたとか。
二回目のセックスでアナルに手を伸ばすとは、なかなか見所のある野郎だ。
「じゃあ今日ので三回目……。
久しぶりだった?」
「……はい」
「いつぶり?」
「ぅぅ……なんでそんなこと訊くんです?」
「西島さんを虐めるの、けっこう好きだな」
「やだ、だから男の人は……!」
「そんなこと言っても、さっきから西島さん濡れ出してるよ?
おまんこは久しぶりのセックスで悦んでるみたいだね」
目をつり上げて怒ってみせる西島ヒナノだったが、その表情はすぐにも色褪せた。
「だって……気持ちいいんですもん」
「ん? 今なんて?」
「もぅ! サイテーです! 離してください! 帰ります! お荷物の件はしっかり会社が弁償しますから……ってお荷物壊れてませんでしたよね!? これじゃ立派な詐欺じゃないですか! 訴えますよ! 警察呼びますよっ!」
「はいはい」
子宮口をグイと突き上げ、一撃で黙らせる。
「ぁ……ぅぅ……っっ……ぅ、ず、ずるい……」
「で、いつぶりのセックス?」
「……五年ぶり、です」
「五年……って」
なんとも今日は『五年』という月日に縁があるなと心中でつぶやく。
馬場健一郎が死んだのは五年前で、今日は五年越しのプレゼントが、五年間もノンセックスだったという可愛い配達員によって届けられたわけだ。
そんな偶然、だからなんの意味があるというわけでもないのだが。
西島ヒナノの膣がキュッと締まり、少女は俺の首に腕を回して抱きついてくる。
「じゃあ今度は私の質問に答えてください。
さっきの『初めてだ』って、どういう意味だったんです?」
「あぁ……それはね……」
先ほど、つい口走ってしまった事柄。
こちらも別に深い意味なんてないことで、馬場健一郎と共に少女を誘拐陵辱して回っていた頃、その全ての性行為は女の子を苦しめるものだった。
特に馬場健一郎がアナルに挿入し、俺が膣挿入の二穴プレイは喉を枯らして泣き叫び続ける少女がいくらもいた。
中にはオナニー大好きな子もいたろうし、将来的にはセックス狂の素質があった子もいたかもしれないが、誰一人として二穴プレイで悦んだ子はいない。
当たり前だが。
しかし馬場健一郎の置き土産であるディルドゥで二穴プレイを再度実行してみた時の西島ヒナノの反応はどうだ。
「セックスで女の子を悦ばせたのは初めてだ、って意味かな」
少し真意をぼかした回答。
「べ……別に私……悦んでなんて……」
「本当にそう? おまんこ、びっちゃびちゃに濡れてるよ?」
「そ……それは……久しぶり、だったからで……」
「久しぶりだから気持ち良くて悦んじゃってるの?
本当にそう?
だったらまた明日も抱いてあげるから試してみようよ」
「ぅ……そんなこと言って……」
「そうしてみないことには五年ぶりのセックスだから気持ち良くなってるのかどうか、わかんないでしょ?」
西島ヒナノは目を尖らせて睨んではくるものの、全く迫力がなく、むしろ可愛らしかった。
「そんな意地悪ばかり言うから、私が初めてだったんじゃないですか?」
「おっと、それは悦んでることを認めたってことだね」
「……あ、えと……」
うっかり失言してしどろもどろになる西島ヒナノが無性に可愛らしく思えてゴツゴツ子宮口を突き上げてやる。
「あぁぁっっ……! あっ! ダメっ! あっ、あっ、あぁぁっっっ!」
「ほら、気持ちいいって言いなよ。
西島さんがエッチなのはバレバレなんだからさ」
「……ぅぅっ……。
き……きも……」
「んん?」
「気持ちいいですっ! 気持ちいいですよっ!
牛島様のおちんちん、奥に当たってすごく気持ちいいです!」
「よしよし、よく言えたね、ご褒美にいっぱい突いてあげよう」
ご褒美が欲しくて降りてきている子宮口を、すり潰れるほど強く突き上げる。
「あああっん゛! あっっ゛ぅぅ!! き、ぎもぢぃぃ!!」
「良い子だね、もっと素直に感じちゃいな」
「もっと! ああ゛ぅっ! んん゛ぅぅ! っああ゛!! ああ゛っ、いい!!」
「このままイケそう?」
「イッちゃいます゛っ! すごぐ! ぎもち良くでっ!」
「よしよし、もっと気持ち良くなっちゃえ、ほらっ!」
「ああっっ! イグッ!イグッ!イグイグイグイグイグゥゥゥ~~っっっ!!!!」
絶叫と共に絶頂に達し、西島ヒナノはビクンと震え上がった。
少女の膣は一ミリの隙間も許さないほどキュッと収縮し、俺の性器の先っぽに子宮口を押し当ててくる。
妊娠したがりの秘所には悪いが、俺はまだイッていない。
「また西島さんだけイッちゃったね。
今度こそ俺もイキたいから、よろしく頼むよ」
そう言って腰を動かし始める俺。
「まだダメっ、あぁっ……! ……イッた…ばかりだからっ! あぁっぅ、ダメ……敏感、すぎて……っ!」
そんなことを言っても止めるつもりのない意地悪な俺を、西島ヒナノはまた怒ったように睨み付けたのだったが、やっぱり可愛いだけなので逆効果だった。
第十三話ここまで
第一話
可愛い少女の配達員
第二話
少女を睡眠薬で眠らせてレイプへ
第三話
ディルドゥやバイブ、ローターを点検しつつ、少女を待つ
第四話
可愛い女の子だからいじめたくなる
第五話
少女を密室に誘い込んでレイプへ
第六話
少女の弱みに付け込んで
第七話
恐喝して少女の唇を奪う
第八話
電話させながらアナルに指を挿入
第九話
アナルに指入れ。そして睡眠薬を
第十話
微睡む少女へクンニリングス
第十一話
少女のアナルを巨大ディルドゥに叩き込む
第十二話
アナルとクンニで同時責めで少女は絶頂に
第十三話
子宮を突き上げ、少女をイカせ続ける
第十四話
まるで3P。二穴プレイで少女に中出し、絶頂へ
最終話