第十話 研究所の見学(2)
あんな淫らな「研修」を1か月近く受けて来たと言うのに、羞恥心を磨耗させていないのも教育の成果なのだろうか。せいらと呼ばれた、一見ごく普通の真面目そうな女子高生は、羞じらいを満面に浮かべながらミニスカートを両手で持ち上げていった。するとせいらさんは、ムチムチした若さ溢れる太股の付け根にピッチリと喰い込む黒革のパンツをはいていたのである。所長は嫌らしい手付きで何だかモッコリと膨らんでいる黒革パンツの前部を撫でて言う。
「せいらさん、あなたのおまんこには今何が入っていますか?」
「男の人のおちんちんの形をしたお道具です……ああ、羞ずかしい……」
「あなたはおちんちんが好きですか?」
「はい、せいらはおちんちんが大好きです……ああ……」
ーーこんな真面目そうな子が!
まるで大人しく生真面目な学級委員のように見えるせいらさんの羞じらいながらのふしだらな告白に、俺は心を動かされていた。すっかり精を搾りつくされたように感じていた股間が性懲りもなくムズムズするのを感じたくらいだ。そして所長の嫌らしい尋問はさらに続いた。
「後ろを向きなさい」
俺たちに見せ付けるように、せいらさんの引き締まったお尻を撫で回しながら所長は続ける。
「ここには何が入っているのですか?」
「ああ……お、おちんちんです……」
「ほほう。前のとどちらが大きいのですか?」
「同じくらいです」
「どんな気持ちですか?」
「…… キモチイイです……」
メガネ娘はどうしてこんなに劣情を煽るのだろう。俺は枯れ果てたはずの股間で、新たな生命の息吹がムクリと鎌首をもたげて来るのを感じていた。
「あなたは羞ずかしいお尻にまでおちんちんを受け入れて歓びを覚えてしまうのですね?」
「はい。せいらはおまんこにもオシリにもおちんちんを受け入れて歓んでしまう、とてもえっちな女の子です……」
恐らくこんなわざとらしい口上も教育の成果なのだろうが、優等生っぽい端正なマスクを湯気が出そうなほど羞恥に染めて隠語を述べるせいらさんに、俺はすっかり当てられてしまい、股間がついに奇跡的な回復を始めていた。極めて冷静そうに見えた所長も矯正教育の成果が嬉しいようで、相好を崩しさらにもう一撫でせいらさんのお尻を撫でると言ったのである。
「よしよし、すっかり素直でいい子になりましたね。お浣腸されただけで、大泣きしていたせいらさんとは別人のようです。それではご褒美をあげましょう」
「ありがとうございます!」
すると既にそうするようにしつけられているのか、嬉しそうに感謝の言葉を述べたせいらさんは、両手を首の後ろに組む姿勢をとった。
「前を向いてお客様によく見て頂きなさい」
「はい。お客様、どうかせいらのえっちなご褒美を見てください」
ペコリと頭を下げるメガネ娘に向けて所長はリモコン装置を操作した。せいらさんすぐに、ああ~っ! と悩ましく鼻声を洩らして体をくねらせる。
「授業に出る研修生には、胸と股間に黒革の快楽装置を着けさせています。せいらさん、おっぱいは気持ちいいですか?」
「は、はい……もう、トロけてしまいそうです、ああんっ!」
高性能のリモコンバイブの類なのだろう。所長が一々責める箇所を告げながらリモコンを操ると、せいらさんはその部分がどれだけ気持ち良いのか告白しては制服に包まれた体をガクガクと揺さぶって悶絶し、俺たちの目を大いに楽しませてくれた。
「では、あなたの一番好きなアナルですよ」
「お、おシリいいっっ!! ああ、せいらはオシリでイッテしまいます!……い、いぐうううっっっ!!!」
アナルを責められると知ると、しつけよろしくサッと後ろを向いたせいらさんは、やや前かがみになり俺たちに見せ付けるようにミニスカに包まれたお尻を狂ったように激しく揺さぶり生々しい歓喜の声を張り上げながら絶頂を迎えていた。
ーー何てことだ、あり得ない……
ももこちゃんに10発近く精をしゃぶり取られて、ザーメンの一滴も残っていないかと思われた俺の股間は、浅ましいことに何とも見事に勃起させてしまっていた。するとそれを見逃さず所長が言う。
「せいらさん、こちらのお客様はあなたがお尻でイクところを眺めて、たくましくさせておいでだ。ご挨拶して奉仕させてもらいなさい」
ーー待ってくれ!
俺はさすがにヤバいのではないかと健康上の懸念を拭いされなかったが、真面目な学級委員タイプのせいらさんは、いそいそとやって来て股間にしゃがみ込み、上目使いで聞いて来た。
「せいらのオシリえっちで興奮して頂き、本当にありがとうございました、お客様。ご奉仕させて頂いてもよろしいでしょうか?」
空砲っぽいが、俺の股間はもうどうにも治まりが付かないくらいガチガチに勃起しており、性懲りもなくせいらさんに「ご奉仕」の許可を出してしまった。
「お願いします」
ーーううっ! ももこちゃんと違う口の感触だ……
すると別の女の子の口唇の感触は異常な酷使に遭っている俺のムスコには新鮮な刺激となって、枯れ果てたかと思われた欲情が新しく体奥からこみ上げて来るのである。俺はメガネ娘の「ご奉仕」から何とか気を紛らわそうと、所長に質問した。
「せいらさんは、なぜここに来たのですか?」
「引きこもりですよ。最近はとにかく多いのです。しかし、こんなに立派に矯正されて、恐らくもう大丈夫でしょう」
ーーああ、彩美……駄目だ、又出ちまう……
逆効果だった。俺はほぼ同年齢でよく似たタイプのせいらさんに彩美の姿をダブらせてしまい、もう何発目だかあやふやなほど繰り返された射精で彼女の口腔をベットリと汚すと、下腹部に差し込むような痛みと猛烈な虚脱感に襲われながらメガネ娘の「お掃除フェラ」にも耐えねばならなかった。
「お客様は満足されたようですね、よく出来ましたよ、せいらさん。ご褒美に今日はあなたの大好きなアナルを多めにセットしてあげましょう」
「ああ……ありがとうございます」
丁寧に俺のペニスの後始末を終えたせいらさんが満足気な笑顔を股間から上げると、所長がそんなことを言いさらに俺に向かって説明した。
「彼女の体に取り付けた快楽装置は、これまでのデータを基にランダムな刺激を与えて歓ばせる仕組みです。せいらさんは一般の生徒に混じり、誰にも悟られぬよう気をやりながらしっかり授業を受けねばなりません。この時間の講師には無論本当の事情は知らせていませんが、入塾希望者の体験テスト授業だと伝えています。そこでせいらさんが真面目に授業に付いていけたかどうか報告されますし、講師には必ず彼女を指名して皆の前で黒板の問題を解かせるようにと、伝えています……」
まるで好色な男のよこしまな被虐欲をそのまま形にしたような所長の説明だ。だが今すでに、見知らぬ俺たちに快楽装置に敗れてアクメに昇り詰める様子を晒したせいらさんは、メガネを掛け大人しそうな表情をウットリと上気させ、従順に立ち尽くしているばかりであった。正に「どM」に矯正されてしまったらしき研修生の魅力的な姿である。
「では行きましょう、せいらさん」
スーツを着込んだ所長とセーラー服のせいらさんは年恰好的にはちょうど父娘くらいだろうが、スカートの短いせいらさんが妙に親密な態度で所長に寄り添っていると、まるで援助交際の少女を買った中年男のように見える。
ーー俺と彩美もあんな風に見られるのだろうか?
もうすっかり引きこもりの娘が立ち直り、自分と父娘の範を超えて親密になっている未来図を妄想した俺は、そんな気持ちでエレベーターの中に消えていく所長とメガネ娘を見送っていた。そして所長が戻って来るまでの間、俺は気になっていたことを和田さんに聞いてみた。
「奈津子さんは、よく施設に入ることに同意しましたね」
「いえ、同意などしていません。家にいる時研究所の人に来てもらい、無理矢理車に乗せて連れていってもらったのです」
「なるほど……」
俺はちょっと口ごもってしまった。それではまるで拉致ではないか。だが、恐らく和田さんの言うことなどまるで聞かず、悪い仲間と遊び回って警察沙汰にまでなった娘を立ち直らせるためだったのだ。彼の気持ちが痛いほどわかる俺には、和田さんを責めようなどと言う気持ちはまるで起きなかった。
「奈津子はあのままでは駄目になるところでした。私にはもうあれ以上、あの子を放って置くことは出来なかったのです。いずれ鑑別所に送られるくらいなら、と思い、奈津子の意思など聞かず強制的に施設に引き取ってもらったのですが、それで大正解でした」
「和田さん! それで良かったんですよ。あなたは勇気のある立派な父親だ。私も」
そこまで口にした所で戻って来たエレベーターが開き、所長がせいらさんと入れ替わりのように又別の少女を連れているのに、俺たちの注意は奪われた。見覚えのあるセーラー服。これは正しく彩美の通う学校の制服ではないか! 表ではそんなマネは絶対に出来なかったに違いない柳沢所長は、こちらに戻って好色な本性を表す下卑た笑いを浮かべ、やはり超ミニにしている彼女のお尻を触りながら、俺たちに言った。
「この子も引きこもりだったのですよ。あなた方の娘さんより3学年上ですが、卒業出来ず留年してしまったのです」
そうか。ならば全く見覚えのない娘さんでも説明が付く。そしてハタチ前とあってすっかり大人びた風貌の娘は、やはり火が吹き出るような真っ赤な顔で、激しい運動直後のようにハアハアと息を荒げていた。だが俺たちの姿を見て、羞ずかしそうに所長の後ろに隠れようとしていた。
「ははは、まいかさんは羞ずかしがり屋ですね。でもちゃんとお客様の前で、自己申告しなさい。今日の授業中、あなたは何回、気をやりましたか?」
「ああ……わかりません、ごめんなさい……」
「では教えてあげましょう。あなたは今日の授業中、23回絶頂に達したんですよ。そうメインコンピュータに報告が入っています」
どうやら研究所は思った以上にハイテクで、女の子たちの矯正教育をコンピュータで管理しているらしい。仮に少女が羞ずかしがって虚偽の申告をしようとしても無駄なのだ。そしてあえて見知らぬ俺たちの前で羞ずかしい絶頂の回数を報告させることによって、まいかさんは自分の中に芽生えた淫らな「女子能力」を再認識させられるのだ。
「どうしてそんなにたくさんイッちゃったのですか? 2、3分に1回と言うすごいペースですよ」
「だって……クリが凄くて……」
「やっぱり包皮を切除したのが良かったみたいですね。お望みなら、研究所を退所する前に記念のクリピアスを着けてあげましょうか?」
「……ぜひ、お願いします……ああ、所長さん、抱いてください……」
「お客さんの前でイケない子ですね……申し訳ありません、彼女は母子家庭でして……」
すると人の良い和田さんが言い、俺も同意した。
「どうぞ所長さん。私たちは気にせず、まいかさんを抱いてやって下さい」
「遠慮なくどうぞ」
「では、失礼して……まいかさんは羞ずかしい所を見られたい、と言う露出願望も強く持った子です。申し訳ございませんが、そこで見ておいてやってくれませんか」
意外な展開だったが、その後始まったビックリするくらい激しいセックスに突入する前に、俺は柳沢所長に言っておいた。
「終わった後、契約の話をさせて頂いてよろしいでしょうか? ぜひうちの娘も入所させたいと思いますので……」
第十話ここまで
第一話
女子高生の娘の使用済み下着に欲情する父親
第二話
女子高生の経血ナプキンでオナニー
第三話
エロエロな性調教を施された女子高生
第四話
調教済み女子高生のご奉仕フェラ
第五話
女子高生のアナルとおまんこを犯して3P
第六話
女子高生をSM・調教する秘密の性開発研究所
第七話
小学生と中学生の少女にご奉仕されるロリコン親父
第八話
全裸で授業 クリトリス・乳首に電極
第九話
小学生、中学生の生脱ぎ下着
第十話
大人しそうな優等生にディルドゥ二本差しして羞恥プレイ
第十一話
娘をSM調教施設にぶち込むエロ親父
第十二話
美少女の愛娘がSMに目覚めた
第十三話
SM調教によって矯正された娘と近親相姦へ……?
第十四話
女王様(娘)の鞭打ちSMプレイでマゾ属性に目覚めていく親父
第十五話
マゾに目覚める親父、肛門に薬を塗られて野外露出へ
第十六話
娘の奴隷になった父親。親子SMプレイの行方
第十七話
愛しい娘の聖水・黄金水(おしっこ)を飲み干す父親
最終話