第九話 研究所の見学(2)
「そしてこの5日間で、徹底的に身体と心を検査します。身体検査では体中くまなく性感帯の所在をチェックし、どのような刺激で快感を得る傾向があるのか調べ、今後の矯正メニューに反映されるのです。例えばアナルが感じ易い研修生は、浣腸やアナル開きなどが重点的に施されるわけです。そう言えば、失礼ながら奈津子さんはその典型でしたね」
「は、はあ、確かにそのようで……」
突然娘の話を出された和田さんは頭をかいていたが、俺もあのサンドイッチファックを思い出して、そうだったのかと納得していた。奈津子さんは研究所で1か月間徹底的にアナルを開発されて、あんな素晴らしいセックスの女神のような体と心を手に入れたのだ。
「心理検査も徹底して行いますが、嘘を検知すると苦痛を与えるので、かなり真実味のある検査結果を得ることが出来ます。何度も引き合いに出して申し訳ございませんが、奈津子さんはこの段階で相当強いマゾ傾向があると判断され、それを伸ばすように矯正教育を施したのです」
ーーこんな検査をしていたら、どんな女の子もマゾになっちまうんじゃないのか?
俺はふとそんな疑問を抱いたが、黙って聞いていた。男にはわからない極めて鋭敏な性感帯であるクリトリスと、乳首をブスリと貫いた電極の刺激はいかばかりか凄まじいものだろう。俺は2発目の精液を抜いてくれクチュクチュと口を動かしていたももこちゃんに聞いてみた。
「ももこちゃんも、あんな針を大事なトコロに刺されたの?」
「うん。いい子にしてると、とっても気持ちいいんだよ。だけど言いつけを聞かない悪い子は、すっごく痛いの。だからももこはいい子にする」
非常にわかり易く効果抜群の教育だ。俺はこんな小さいのにすっかり被虐の歓びに染まっているももこちゃんを見て、この研究所では「どM」の女性を教育しているのに違いないと勝手に判断していた。それはごく普通の性癖の男性にとっては歓迎すべきことだろう。俺も無論そうだ。
ーー彩美もどMの「いい子」になってくれるだろうか?
俺はもう娘を預ける気になって、妄想を膨らませていた。今は見る影もなくなりつつある彩美がお人形さんのような美少女ぶりを取り戻し、「お父様」と俺を呼んで、小ぶりな口で「ご奉仕」してくれるのだ。そして夢にまで見た愛娘とのベッドイン。実の娘を孕ませるのはさすがにヤバいが、アナルなら……俺が望めば、研究所で鍛えられるであろうかわいいお尻をどMの彩美は差し出してくれるはずだ。
こうして現実と妄想の双方で全身が打ち震えんばかりの興奮に包まれた俺は第一研修室を後にし、次の部屋へと向かった。第二研修室からはまるでSMクラブに置いてあるような拘束装置や性的拷問道具が何部屋にも渡って置かれ、誰もいない部屋も多かった。陰毛剃り取りや浣腸、拘束くすぐりや電動の快楽器具による責めなどオーソドックスなものから始まりさまざまな「研修」が用意されていたが、俺が意外に思ったのは、鞭打ちや蝋燭、三角木馬、と言ったおなじみのSMプレイ的研修は一切なかったことだ。所長によれば、研修生の体を傷つけたり痕跡を残す危険があるものは避けているそうだ。
確かに苦痛ではなく娘たちの羞恥を煽り快楽を味わわせるような「研修」ばかりに思われた。第一研修室での5日間でコッテリ油を搾られてすっかり従順になった女の子たちの続く部屋で時折見かける姿は、羞ずかしい研修を唯々諾々と受け入れ、被虐の歓びに表情をだらしなく緩めているように見えた。見学者側に聞かせる声も、うら若い未成年の少女たちとは思われぬ、艶かしいアヘ声やアクメを告げる甘い悲鳴ばかりで、俺たちも飼い犬のように股間にじゃれて来るかわいい研修生に何度も精を抜かれてヘトヘトになった。
「第2クールの5日間では、1日何十回もの絶頂を経験させ、女の子たちの性への抑圧を徹底的に解放してやります」
大真面目にそんなことを言う所長に、俺は冗談半分で聞いた。
「これではひどい淫乱になって、手が付けられなくなるのではありませんか?」
「それが彼女たちの本来持っている女子能力を目覚めさせるということなのです。しかし残りの20日間では肉体だけでなく精神面の教育もしっかり行いますので、決して誰かれ構わず男を求めて遊び回るようなふしだらな娘に育つことはありません。むしろ、これと決めた男性に一生操を捧げ貞淑にふるまう、理想的な女性に育つはずです」
俺はたくさん精を抜かれて足元がフラついている和田さんを見て、所長の言葉に納得した。奈津子さんは確かにそんな女性に育ったのだ。そして心優しいばかりに不遇を囲っていた彼の人生を一変させバラ色に変えてくれたのである。
ーー俺も彩美と……
血の繋がった親子である俺たちは和田さんのように結婚するわけにはいかないが、どうしてもそれを想像し期待してしまう。
研修室はまだ倍以上あるみたいだが、二桁近い射精を果たした俺たちはリタイヤし、それ以上の見学は固辞して所長室へと戻った。
「ご希望ならば、この子たちの下着をお土産に差し上げます。よろしければご自分で脱がせてお持ち帰りください」
所長に言われた俺は、四つ足で立っているももこちゃんのスカートの中をまさぐり、完全におもらし状態の子供っぽいアニメプリントのパンツを脱がせてありがたく頂戴した。和田さんはさほどフェティッシュな興味はないはずだが、やはり中学生の子の股間をチェックして楽しんでいるようだった。全くこれだけでも1万円出して惜しくない。素晴らしい見学だった。
「お客様、今日は本当にありがとうございました」
度重なるフェラ抜きという過酷な任務を終えたももこちゃんは、ニッコリ笑って礼儀正しく頭を下げると、中学生と一緒に所長に連れられ部屋を出て行った。そして戻って来た所長は別の少女を連れて来たのだが、彼女は鎖に繋がれたり四つ足で歩いたりはせず、ごく普通でメガネを掛けた真面目そうな生徒に見えた。ただしブレザーの制服のスカートはかなり短い。奈津子さんの高校の制服かも知れない。所長が言った。
「最終段階に入った研修生です。最後に伸々塾で同学年の授業を何時間か受けさせ、真面目に出来ることを確認してから退所と言う運びになります」
なるほど。珍しくまともな内容だなと思ったら、これにも裏があった。
「ただし研修の成果を最終確認するため処置を施してあります。せいらさん、スカートをめくってお客様にお見せしなさい」
「ああ……羞ずかしい……」
第九話ここまで
第一話
女子高生の娘の使用済み下着に欲情する父親
第二話
女子高生の経血ナプキンでオナニー
第三話
エロエロな性調教を施された女子高生
第四話
調教済み女子高生のご奉仕フェラ
第五話
女子高生のアナルとおまんこを犯して3P
第六話
女子高生をSM・調教する秘密の性開発研究所
第七話
小学生と中学生の少女にご奉仕されるロリコン親父
第八話
全裸で授業 クリトリス・乳首に電極
第九話
小学生、中学生の生脱ぎ下着
第十話
大人しそうな優等生にディルドゥ二本差しして羞恥プレイ
第十一話
娘をSM調教施設にぶち込むエロ親父
第十二話
美少女の愛娘がSMに目覚めた
第十三話
SM調教によって矯正された娘と近親相姦へ……?
第十四話
女王様(娘)の鞭打ちSMプレイでマゾ属性に目覚めていく親父
第十五話
マゾに目覚める親父、肛門に薬を塗られて野外露出へ
第十六話
娘の奴隷になった父親。親子SMプレイの行方
第十七話
愛しい娘の聖水・黄金水(おしっこ)を飲み干す父親
最終話