浴衣少女 第三話
しかし、明らかにこちらを訝しんでいる様子の男性がこちらに近づいてきていた。
僕は浴衣少女にフェラチオされたままの状態で、慌てて窓を閉めるとクラッチを踏む。
浴衣少女の身体に押されてギアシフトが倒れてまったが、たぶん三速ギアに入ったのだろうと高をくくってアクセルを吹かし気味に半クラッチを繋ぐ。
ノロノロと走り出した軽トラックを、ちょうど夏祭りの花火からも隠れてしまう木立の影に滑り込ませると、ヘッドライトを消した。
そうしている間も浴衣少女は裏スジを丁寧に舐めあげてくれて、夢心地を提供してくれる。
エンジンを切った静かな車内で淫らな水音を鳴らす浴衣少女のリアリティに僕はまるで不安で、この時になって初めて少女の頭に触れた。
すると気の利いたピンサロ嬢よろしくフェラチオを深くしてくる少女に目が回る。
せめての安全確保のためにブレーキペダルを踏みしめている右足がガクガク震え、汗まみれの全身が一層汗ばんでくる。
夕飯もシャワーもアルコールもいらない、もうベッドに横になりたいばかりの心境の僕は浴衣少女にされるがまま、軽く白目を剥く。
「そろそろ挿れてもいいですよ、ね?」
それまでフェラチオしていた口内の生唾を、喉を鳴らして飲み込みながら言う。
僕は何も答えられない。
一体全体この急展開はなんなんだ?
可愛い浴衣少女が軽トラに乗り込んできたと思ったらフェラチオを始め……ほら、もう僕に跨がってきている。
「挿・れ・ちゃ・う・ね?」
子供っぽい甘い声の少女は浴衣の裾を左右に開いて下腹部を露出させる。
状況が飲み込めなくて混乱しているはずの僕の視線は少女の下腹部に釘付けになる。
そしてほとんど癖で、当然のように手を伸ばして触れていた。
「んぅっ……
あ、あのね、剃っちゃってるんだ。
この前、海に行ってビキニ着たからね。
処理しておかないと……恥ずかしいでしょ?
でも……毛がないのは子供っぽいかな?」
子供とビキニという単語で連想するのは児童ポルノ的に危険なジュニアアイドル系のイメージビデオだったが、指先に感じる浴衣少女の割れ目はギリギリセーフなくらいに熟しているようだった。
「子供っぽくてもいいよね?
だって、私だもんね。
好きだよ、お兄さん」
ぎこちなくも僕の性器の先端を膣口に宛がった浴衣少女は、僕の首に腕を回してギュッと抱きついてくる。
そしてゆっくり腰を沈め始める。
「ちょ、ちょっと!
君、待てってっ! 今、何してるかわかってるのか!?」
「わかってるに決まってるでしょ?
私の初めてのエッチだよ」
そう言っている間にも浴衣少女は腰を沈めてくる。
亀頭は膣口に沈み込み、狭隘な処女肉に挟み込まれて苦しい。
将来は四人の子供を産みたいと積極的な浴衣少女だけあって、未熟な骨盤の大きさなのに濡れ方は大人顔負けの激しさ。
それでも当然処女肉はキツキツで、陰茎の皮膚が削ぎ落とされていくような挿入感。
「んっっっぅ……!
へへ……やっぱり初めては痛いんだね。
今、処女膜が破れた感じがあったよ?」
破瓜の痛みに声が震えているのに、気丈に振る舞う少女の健気さ。
抱きついてくる少女を両腕で抱き返すと、女の子特有の甘い香りが鼻腔一杯に広がる。
そして浴衣からはほのかに防虫剤・ナフタリンの匂いがする。
きっと実家で大事に箪笥の奥に仕舞われていた浴衣なのだろうと思うと、それを着た少女の処女を貫いた事への罪悪感が湧いてくるような気がする。
けれど同時に、大切な一人の少女を姦通する悦びも湧き上がる。
浴衣少女をきつく抱きしめながら、その下腹部を怒張へと引き落としていく。
処女への挿入感を一ミリ一ミリ味わい尽くすように、ひどくゆっくり。
全身にあった疲労による重みが、全て快楽に置き換わっていく。
身体の境界線が溶けて消えてしまい、浴衣少女と股間と股間で繋ぎ合わされてしまいそうな窮屈な挿入感に酔い痴れ、思考がトロンとしてくる。
軽トラックで浴衣少女にパッシングした時、それがどういうわけか浴衣少女の心に催眠のような効果をもたらしたのではないかという推察をした僕の心は、もう浴衣少女に夢中になってしまってそれどころではなくなっていた。
浴衣少女 第三話ここまで
第一話
夏祭り会場で出会った浴衣少女(処女)からの逆レイプ
第二話
清楚な少女が汗臭いちんこ咥えて濃厚フェラチオ
第三話
逆レイプで処女喪失の浴衣少女
第四話
破瓜したばかりの処女からの射精コントロール
第五話
少女の甘い声で射精コントロール、連続射精
最終話