ぐっすり眠れる耳かきボイスν(ニュー)
6年前に海で亡くなった妹を探して夜の海を眺めているお兄さん(視聴者)。
そこへ現れたの少女は、死んだはずの妹に会わせてあげようかと告げると、お兄さんを縛って海の底へ。
月明かりも届かない深い海の中で、6年ぶりに再会した妹はくらげのような触手を生やした姿となってしまっていた。けれどもそれでも愛しい妹であることには変わらず、二人は昔にした『恋人ごっこ』のように妹の膝枕で耳掻きを始めるのだった。
耳掻きとは言っても、それは触手による耳掻き。
水泡の音とダークアンビエントなBGMとを従えながら、お兄ちゃんを殺したいほど好きなメンヘラ妹による耳掻きパートをメインに、その後は二人で添い寝し、たっぷりの寝息を聴きながらの安眠パートでぐっすり眠らせて頂けます。
収録時間 | 1時間32分 | ||
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視聴スタイル | ご自由に | ||
お値段 | 756円 |
海の中に体を委ね、浮かぶでもなく沈むでもなく漂うように眠っていける
この『ぐっすり眠れる耳かきボイス』シリーズは以前からどの作品か聴いてみたいな~と思ってたんだけど、遂に今回視聴に至ったよ!\(^_^)/
今日は非常に疲れたしね……それにジャケットCGの雰囲気に釣られたよぃ。
童貞殺しの白いワンピースと長髪の可愛い女の子が、そういえば「くらげ」っぽい。背景の暗がりに目をやると触手がうねってたりしているのに気付いたのは視聴してからだったけどさな。
はい。
静かな波の音で始まる今作は、ちょっとした物語の予感を感じさせるものになっています。
視聴者である「お兄さん」こと「お兄ちゃん」は、6年前に海で亡くなった妹を探して夜の海を眺めています。感傷的な雰囲気の中、声を掛けてくるのは白い肌をした女の子。
今もなお妹を探すあなたへ、「妹に会わせてあげようか」と囁く女の子。会わせてあげる代わりに「体を縛らせてもらうね」という条件こそ付くのでしたが。
そうして縛られるままに縛られて、海の中へ。
本作のメイン舞台はこの海の中。
月明かりが届かない深い深い海の中。
大きな水泡に包まれているので呼吸は苦しくないそうです。
「お兄ちゃん」と呼んでくれて、そして全身を無数の触手で縛り付けて拘束してくるのは6年ぶりの妹。
その「くらげ」のように無数の触手を生やした体というのは海の神様から与えられたものだったとのこと。
勿論さ、6年も前に死んだはずの妹を探すくらいに妹を愛しちゃってるお兄ちゃんなのだから、どれだけの本数の触手を生やしていようとも妹を受け入れるだろうし、妹も妹でお兄ちゃんが大好きで無数の触手を絡みつかせてくるという具合。
二人は暗い海の底で、二人きりの水泡の中で複雑に絡みついて漂っているというのです。
深い海の中を感じさせる水泡の音と、ダークアンビエントな音楽が流れ、上下左右の感覚も怪しく、この作品世界へ沈み込むように入り込んでいけます。
完全に二人きりで閉じられた世界で、昔にした『恋人ごっこ』のように妹の膝枕に頭を載せての耳かきが始まります。
耳かきと言っても、それは耳かき棒を使ったものじゃなくて触手を使ったもの。
妹に耳の中に入り込まれて、さらに体全身の中に入り込まれてしまって、そしてそのまま身を委ねてしまおうという気分にさせてもらって心地良いです。
そしてジャケットCGに書かれている『毒針』も。
実は耳かきをしている触手の先っぽにも『毒針』が備わっているらしく、もしも『毒針』が刺さっちゃったら死んでしまうのかもしれないとのことで。
けれども、先ほどからの身を委ねてしまおうという感覚そのままに命すらも妹に委ねてしまおうという気分になって、それがとても心地良いです。
ヤンデレ風味の妹ちゃんの執着的な愛に絡みつかれるまま、海に全てを任せてゆらゆらと。
愛する妹の寝息をたっぷり聴きながら、くらげのように海を漂うように安眠へと導いていってくれます。
まとめ・感想
共依存気味のままに二人でゆらゆら海の中を漂っている気分が心地良いです。
毒針を突きつけられて危ないはずなのに、完全に心を許して脱力していけるんですわ。
安眠効果、高いと思われる。
そういえば今作、『耳舐めバージョン』が別個に発売されてます。
全年齢向けで発売するにはNGになった部分を主に、ストーリーを追加したものらしいです。
音声ファイルの入れ替えでR-15相当になるとかではなくて、独立して楽しむことができるようですね。
……でもって、『エビフライ耳かきバージョン』ってのも収録されているらしいです!
毒針の効果音をエビフライにしたんだって!
んー? なんで?
なんかよくわかんないけど、それはそれで一度聴いてみたいぞ!
はい。
えと、似たような触手耳かきな作品というと↓
ボイスドラマ調のものを聴きたいならこちらも↓
などなどもどぞー