散りゆく世界の最果てで -私が歌う最後の物語-

大きな桜の御神木に地縛霊として宿っている少女・フウカ。

唄うことの好きなフウカの声は誰にも聞こえることはないはずだったが、あなた(視聴者)には彼女の声が聞こえてくる。

姿こそ見えないけれども声を聞き、会話が成立することで大喜びする幽霊のフウカと、太陽の光が苦手で物語作家のあなた(視聴者)の交流を描いたサウンドドラマ。

CV担当の浅見ゆいさんの歌声と、演技力が際立つ全年齢向け音声作品。

散りゆく世界の最果てで -私が歌う最後の物語-
収録時間約73分
視聴スタイルご自由に
お値段756円

泣いた、貰い泣きした

音声作品で泣かされたの初めてなんじゃないかな!

いや嗚咽を漏らしたりしてビービー泣いたわけじゃないけど、涙がじんわり滲むのよ。

ストーリー的にも涙腺を刺激してくれるものなんだけど、僕の涙の原因は浅見ゆいさんの演技力やよ、不覚にも隙を突かれた……そんな感じで一気に持ってかれたよ、ぉぉ……

で、ともかくも今作は、桜の御神木に取り憑く形で現世に留まっている女の子のフウカちゃんと、太陽の光を浴びるのが苦手なあなた(視聴者)の出会いから始まる物語。

太陽の光を浴びるのが苦手だって設定だといろいろと推測してしまうところがあると思うんだけど、その辺はひとまず置いておいて、あなた(視聴者)は物語を作っているお人。

そんなあなた(視聴者)だけはハッキリとフウカちゃんの声を聞くことができ、会話することもできるという発見によって、それまで孤独に過ごしてきたフウカちゃんの世界に色が宿るのですね。

毎夜毎夜の逢瀬のエピソード。

本来誰にも聞こえるはずのないフウカちゃんの歌声から始まる物語の中で、孤独なあなた(視聴者)の物語がフウカちゃんによって読み上げられるという構造が面白く、短編ストーリーそのものもしっかり楽しましてもらえます。

で、さらに浅見ゆいさんの演技力+歌声が琴線を揺さぶってくれるんじゃないかなと思うし、揺さぶられたい人どうぞどうぞな感じ。

まとめ・感想

全年齢向け同人ゲームの方は紹介してもさっぱり売れないんだけど(それでも紹介するんだが)、全年齢向け音声作品についてはそんなこともない模様。

安眠系や癒やし系が強いんだけど、今作は……強いて言えば癒やし系って感じだけど、さてさて。

「泣けるよ-」と奨められると泣けなくなる、という方もいらっしゃると思うんだけど、たぶん今作はそれでも貰い泣くと思う。

……泣けなくても知らない。

はい。

似たような泣ける作品……というと思い付くものが無かったので、ひつじを数える浅見ゆいさんが人気な↓

ひつじ、数えてあげるっ ひつじ、数えてあげるっ

レビュ-はこちら

浅見ゆいさん演じる紗雪ちゃんがクソ可愛いこちら↓

癒しガール -sayuki- 癒しガール -sayuki-

などなどもどぞー

散りゆく世界の最果てで -私が歌う最後の物語-
散りゆく世界の最果てで -私が歌う最後の物語-