奴隷娘の冒険録
奴隷娘のパンドラ。
かつての魔王の復活のため、3つに分けられた魔王の魂を探す旅に出されることになるのだった。
街を巡りながら、奴隷の仲間を購入してパーティーを構成してゆき、敗北すると主人公を含め、全員が再び奴隷として売られてしまうことに。
レベルアップ無しで探索が物を言う短編RPG!
奴隷娘達による魔王の魂を探す短編探索RPG
今作の主人公になるのは奴隷娘のパンドラちゃん。
採掘作業中にいろいろあって、魔王の魂を収めた3つのアーティファクトを探してくるようにご主人様から命令を受け、パンドラちゃんの探索の旅が始まることになるのでした。
フィールドやダンジョン内ではシンボルエンカウント制ですね。
戦ってみるとすぐに分かるのですが、今作は敵を倒しても経験値を入手することができず、レベルアップの要素はありません(お金は入手できます)。
街で武器防具を見繕うものの、大した装備は売っておりませんので、こちらも戦力アップには期待薄。
それでいて敵がけっこう強いのですね。
そこでどうするのかと言えば↓
街などで奴隷が売られているのでなんとかお金を貯めて奴隷を購入してパーティーメンバーを増やしましょうね、というものになっています。
戦闘を繰り返してお金を貯めるのも正直しんどいので、序盤のうちは街やフィールドを細かく探索してお金を貯めるのがポイントですね。
奴隷市場自体も隠されるようにひっそりとした場所にあるのですから、今作は探索してなんぼ。
NPCにはほぼほぼ全員に話しかけるくらいが当然という塩梅になってます(探索範囲がそれほど広いわけではないので、煩わしさはそれほどでもないです)。
戦闘システム自体はいつもターン制コマンドバトル。
ボス戦時にはボスのHPがけっこう高め。
強力なスキルを入手していないとやたら長期戦になったりすることもあるので、回復手段を要検討という感じですね。
で、HPが削られていくごとに立ち絵変化があり、瀕死状態に近くなると奴隷らしく枷を掛けられてしまうという状態へ。
HPが完全に尽きてしまった場合には奴隷として売り払われてしまうよーという話になっています。
パーティーが全滅した時にはパンドラちゃんが操作キャラのままリトライ可で話が分かりやすいですが、戦闘でキャラ単独でHPが尽きた時にはパンドラちゃんを含め戦闘後には奴隷として売り払われてしまってパーティーを強制離脱となってます。
特にパンドラちゃんが売り払われてしまうと、どこにいるのか探さなくちゃならなかったりね(@_@)
一度奴隷として売り払われてしまった仲間を再度奴隷市場でパーティーに加えた際には『馬のボンテージ』が着せられちゃってます。
このままだと戦力ダウンなので教会に行って脱がせて貰うわけですが、ボンテージ状態の立ち絵変化は戦闘時にも反映されるので、それはそれでお楽しみですねん。
戦闘中の立ち絵についてはパーティーの先頭のキャラが表示されるようになっているので、お好きなキャラを先頭に並び替えてどうぞ。
各地に変態さんがいらっしゃって、いろいろと女性の好みを語られています。
条件に添った奴隷娘をパーティーに入れている状態で話しかけるとエッチイベントが発生。
一方的な陵辱・セクハラシチュとなっていますが、テキストはあっさり気味。
馬モチーフのボンテージを着せられてのSMプレイが各キャラ収録されているのが面白いところですね。
さらっと攻略
ストーリー攻略はそんなに難しいわけではないですが、街やフィールド・ダンジョンをちゃんと探索すること前提で、NPC全員に話しかける勢いで進まれて下さい。
序盤はほぼ戦闘をスルー、探索してお金を貯めながらパーティーを組んでしまうのが何より先決。
何人かの奴隷娘がいるわけですが、主要メンバーは隠しキャラを除けば決まっているようなものなので、そちらの奴隷娘を優先して購入しましょう。
ホープ | アール城の外・東側 |
マッドネス | 無秩序の森 |
キューブ | スレイブ共和国 |
※宿屋とかにいる『教えじじい・教えBBA』から各キャラのスキルを追加して貰えます。どのボスもHP高いのでスキルはさっさと入手しておくのが良いよ。
3つのアーティファクトの在処は以下の通りで。
アール王国→アール城→地下室 |
無秩序の森→盗賊達の隠れ家 |
スレイブ共和国→孤島→迷いの森 |
※3つのアーティファクトを見付けたら『アール城』の王様に話しかけること。
隠しMAPや隠しキャラ、隠しボスとかいろいろありますが、ちゃんと探索していれば見逃さないで済むかなと。
攻略まで約3時間。
回想はクリア後の追加MAPにて。
全解放済み。
まとめ・感想
奴隷娘達による探索RPGとなっていて、短編ボリュームでしっかり探索させてくれる内容になってます。
重要ヒントを与えてくれるNPCに吹き出し表示とかありませんので、「とりあえずNPCには全員話しかけよう!」の勢い。
戦闘に勝利しても経験値が無いぞ!→どうすんの?と、とりあえず次の街まで行ってアレコレやってみたりの手探り感があったり、『馬のボンテージ』を着せられた奴隷娘さんをどう回復してあげれば良いのか分からなくてウロウロしたりの探索性は、最近のストレスフリー・ユーザーフレンドリーな作品とは異なるのでその点で評価が分かれるかもしれませんが、探索RPGとして適度なボリュームと難易度で僕は楽しませて貰いました。
作品の背後になにかしら広がる世界観を感じるところがあったりで、その辺はサークルさん過去作品(ジャンル問わず)をどうぞどうぞですね(^o^)
はい。
今作のように適度な探索が楽しい作品というと……
などなどもどぞー