ERODE3 -伝説のドラゴン-
『人間』と『ドラゴン』の血を引く『ハーフドラゴン』の主人公・ドレイクが率いる『傭兵団マンドレイク』。
世界中の美女とセックスすることを目的に活動し、結果的に大活躍の傭兵団マンドレイクが、ついに海の向こうに広がる未知の世界を相手に大暴れ。
さまざまな種族で構成される傭兵団マンドレイク。弱肉強食の世界で彼らの選んだ道は――
堂々のERODEシリーズ完結作。
今作からも遊べないこともないかもしれないけど、シリーズ1作目からプレイするのを推奨。
終わっちゃヤぁぁダァァァァっ!!(>_<)
うわぁぁっ……終わっちゃったよERODEシリーズ……。
今回で完結ってのは前から知ってたから覚悟してたけど、本当に終わっちゃったら喪失感が半端ないんですけど……
ぬはぁ……
「今作からプレイしてもOK!」って続編物が巷に溢れる中、ERODEシリーズに関しては「シリーズを順々に追ってプレイしてね」ってスタイルが硬派に映ってたり。このスタイルだと続編が前作のDL数を超えることは稀なので先細ってしまいがちですが、続編の度に収録されるCG枚数が増量していき、今作の完結編にいたってはCG100枚を達成! 応援したくなるやん。
4作目の今作にて完結。
前作辺りからストーリーが駆け足気味だったりするけれども、いよいよ舞台は海の向こうの世界へと移っていきます。
もともと色々な種族が入り乱れている世界観で、主人公ドレイクは『ドラゴン族』の血を引いていることもあって強キャラ。
『マンドレイク -ERODE 0-』の頃は『ドラゴン族』の血統故の「俺TUEEE」感があったりでしたが、シリーズのボスキャラ達もなんだかんだと仲間に引き入れたりしていくうちに、『傭兵団マンドレイク』に対して『俺TUEEE』属性が引き継がれていった感じかな。
「俺TUEEE」属性が消えた主人公ドレイクさん、しかしセックスのことしか頭に無い単純明快キャラなので、相手から理解を得やすいというお立場へ。
そしてシリーズを通じて「セックス命」を貫徹すればするほどに「こいつはセックスのことしか考えてない……」という理解と信頼を得られるようになってく良キャラへと進化!
舞台は海の向こう。さらに多種多様な種族が入り乱れる未知の世界において、この単純明快さは大活躍することへと。
ペッタンコの胸チラシーン好き
海の向こうの世界。
詩的な響きで聞こえは良いですが、イメージがちょいと湧きづらい。
実際にゲーム世界中でも海の向こうに広がる世界は未知がために蓋をされていたのですが、今後の時勢によっては今の島世界も平穏ではいられないので、対策に動くことに。
そこで『傭兵団マンドレイク』が空を駆け、海の向こうへと。
↑スクショ参考に、今までは真ん中の小さな大陸中でのストーリーでした。
それまでの小さな大陸を囲うように広がる大世界との関係性に見通しを付けるのが、今作の主なストーリーになっていきます。
ざっくり東西南北の大陸をそれぞれに統べている人物に接触を図り、話を付けていく感じへ。
もともと実力主義で弱肉強食の価値観が強いようなので、それまでの島国を守るために結果的に先制攻撃を仕掛けて従わせる感じに。
その大陸ごとのストーリーに巻き込まれていく形ですが、海を挟んだ大陸と大陸との駆け引きなどはほとんど描写されておらず、一気に大きくなったスケールに対してドラマが追いついていない物足りなさはちょっとあるかなぁ、と。
この辺は前作の時から駆け足気味だったので、まぁ仕方ないのかなぁと。
各大陸に下りると、さらに簡易移動のミニMAPへ。
スゴロクMAPのようにも見えますがダイスは転がさないです。ストーリー進行に応じてイベントマスが追加されていくので、それを追い掛けていけば進行に詰まることはないですね。
イベントマスの選び方などでのストーリー分岐もなく素直な一本道ストーリーなので、前作まで同様に読み物的に楽しんでいってもらうのもOKっちゃOKなんだけども……↓
けっこうイベント戦闘が増えましたね。
シリーズ恒例でエンカウントゼロにするアイテムが手に入るので雑魚戦無視したプレイが可能なんですが、今作ではダンジョン中にイベント戦闘のポイントがあり、その向こう側に宝箱などが設置されているパターンがかなり増えました。
僕は難易度『ノーマルモード』でプレイしましたが、雑魚戦は相変わらず無視してOK。イベント戦闘のみ全部攻略していけば充分でしたし、充分な回数でした。
一応初回プレイでの推奨は『ノーマルモード』ですが、読み物的に楽しみたいなら難易度を調整するのも有りかと。
おや……(^O^)
シリーズ1作目のメインヒロインも再登場!
これまでのヒロインも全員登場(たぶん全員)するのだし、楽しみな絡みもありますので、ストーリーが気になりますね。
カンナちゃんに血を吸って頂きたいのでござる
戦闘に出られるのは4人ですが、控えメンバーの人数が凄い事になっていくので誰を選ぶのかで迷う迷う。
とはいえ基本的な性能差がデカイので、それを考慮すると絞られてくるんだけれども……?
ステータスアップアイテムが大量に手に入るし、販売もされているので、有り余るお金を使ってキャラクター強化に励むのも可能。初期性能が弱くともドーピングしまくればOK!
体験版の時にはパーティーメンバーの離脱などがありましたが、その後は離脱は無いです。安心してキャラを育ててくだされ。
愛を試されます。
処女率はかなり高い
エロシーンはシリーズ恒例で処女率がえらく高いです。
出血描写あります。
戦闘で倒した相手へのお仕置きセックスがメインになってくるんだけど、特別陵辱感が強かったりすることはなく、処女破瓜で泣き喚くこともなく、けっこう和姦気味です。
エロCGの枚数に習ってエロシーン自体も多く用意されてます。
エロテキストはサクッとあっさり目なので、CGを拝みながら妄想補完するのが吉かと。
肌の色がいろんな色している女の子がたくさん登場されまする。
ざっくりみんな魔族なので、羽が生えてたり色々です。
シリーズ1作目からず~~~っと登場しているのに、ず~~~~っとエロシーンが無かったヒロインさんのエロシーンもございまするぅ~
さらっと攻略
ストーリー攻略で詰まるところは皆無かと。
メンバー大量の中、誰を戦闘に出すのかで戦略が問われるところが若干有り。特に序盤から中盤くらいまではドーピングアイテムなどもまだ少ないので辛い場面も。
ボス戦でも眠らせたり、麻痺させたりというステ異常が効くことが多いので、そちらを利用すると楽かと。
中盤以降はドーピングアイテムでどうにでもなりますが、回復スキルなどは固有なので、その辺の兼ね合いを。
特にお金を使う場面は無いので、道具屋さんで使い込んでOKです。回復アイテムを使いまくる事を前提に、攻撃特化パーティーを組んでも問題無し。
『ドレイクファイア』と『モアサンダー』に『会心リング』の組み合わせで中盤以降はバランス崩壊するのでご注意を。
ダンジョン内のオブジェクトを調べると音が鳴り、同様のオブジェを全て調べると宝箱が大量に出現することがあるので、気がついたら調べておきましょう。
『ノーマルモード』でクリアまで約7時間。
回想はクリア後のMAPから。
全解放は無いです。
まとめ
ERODEシリーズ完結!
シリーズ序盤は典型的な「俺TUEEE」で、中盤からはキャラクター数が増えに増えてその関係性を楽しましてもらいまして、今回の完結編は主人公ドレイクの初志貫徹の生き様を完遂する様を見せてもらった感じですかね。
俺TUEEE時代のドレイクさんが好きな人からすればポンコツ化したようにも思えるかもしれないけど、シリーズを通して見れば多くの人達(女の子ばかりだけどな!)に囲まれるドレイクさんがポンコツ化するのは微笑ましいことなわけですね。
好きな男性主人公だったので、シリーズ完結は本当に惜しい(´д`)
楽しませてもらったシリーズでした、ありがとうございました。
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