Steel Fist
『ゲスト軍』の隊長軍人として宇宙軍艦にて地球侵略を企んでいた主人公。
いざ侵略作戦を実行する間際になって、突如として『地上の裏側の世界・ルガイア』に召喚されてしまい、話は進み、『玉座武人大会』という武術大会に出場することになってしまうのだった。
二人の女の子を従え、戦闘ではロボットに搭乗してのロボットバトル!
武術大会を勝ち上がり続けながら、その合間合間にクエスト依頼を攻略する形でストーリー進行。
夜になったら二人の女の子にエッチ調教したり、夜街に連れ出して露出プレイや売春強要を。
ロボット大戦がここにっ!
まず今作、けっこうストーリーや設定が複雑に入り組んでいるので腰を据えてどうぞ、と前置きしたい。
DLsiteの作品紹介中には『簡単RPG』と書かれているんだけど、ロボットによる戦闘は難易度が低めだよって意味なだけで、それ以外はロボット戦闘の本格RPGにエロ要素もしっかり盛りましたよ、って感じになってます。
主人公さんは『ゲスト』と呼ばれる軍隊の隊長軍人。
名前は任意入力となっているので、お好きにどうぞ。喋らない系の主人公さんとなってます。
で主人公さん達はこれから地球侵略を行う計画なのだとか。
背景に見える巨大ロボットに搭乗して地球侵略へ取りかかろうと、その時でした。
異世界召喚(?)されてしまうことに!
召喚された先は『地上の裏側の世界・ルガイア』で、召喚してくれちゃったのは邪教の大司教様。なんでも邪教徒らは滅ぼされそうになっている危機的な状況だというのです。
ここまでの間に、地球侵略を行うことの是非、邪教徒を助けることの是非で選択肢が出るわけですが、選んだ結果次第ではゲームオーバーになるから注意だぞ(>_<)
……2回ほどゲームオーバーになったもんね!
地球侵略を行うにしても邪教徒を助けるにしても、ちょいと気が引けるところがあったりするかもしれませんが、元々の主人公さんの立ち位置は軍人という名の侵略者であったことを理解して、割り切ってプレイすると感情移入しやすいかなと。
異世界に召喚されたからには異世界を救ったりしなくちゃならんと英雄性や善良性を求めちゃうかもしれませんが、そういうのはポイしておきましょい。
こちらでもロボットを使わせてもらえるようなので、ロボットに搭乗して言われた通りに敵を倒して進むことになります。
シンボルエンカウントの探索MAPになっていて、探索MAPはけっこう広めで迷路調になってますね。
戦闘画面はロボットがメカメカしいサイドビュー戦闘!
ロボット対ロボットの構図となっていて、ロボットらしい銃火器の類いもスキル攻撃として登場しますね。
戦闘が始まった時点ですでにロボットに搭乗している仕様なので、戦闘中にロボットを呼んで乗り込むとかって演出は無し。
ロボットと言えども鈍重な動作ではなく、スーパーロボット大戦のような人を模したアクティブさで魅せてくれます。スキルの演出なんかも派手だし、終盤にかけてはさらにど派手に。演出時間が長めになるのでスキルごとに演出カットされたバージョンも用意されてます。
物語が進むのに応じて見た目にもグレードアップした新ロボットに乗り換えたりって時には、さすがにワクワクしてくるね。
そんなこんなで邪教徒を救った後。
実は主人公さんを召喚したのは『玉座武人大会』という武術大会で勝利してもらうためだったということが明かされて、地球侵略をするのか、邪教徒らを救うのかなんなのかと二転三転した今作の目的性が、ここでようやく落ち着きます。
武術大会で優勝すれば王女を嫁にしてこの世界の王になれるというご褒美が設定されており、また召喚元の世界に戻ることも選べるということです。
プレイヤーに対しては毎試合ごとに倒した相手パーティー中の女性キャラがレイプされる展開が用意されているよってのがニンジンになりますかね。
共に武術大会を戦ってくれるのは二人の女の子。
一人目はゼオラちゃん。
初期搭乗のロボットは俊敏万能タイプ。
二人目はメルアちゃん。
細めの身体からは想像ができないですが、初期搭乗ロボットは高火力でゴリゴリ行くタイプ。
ボスなどの単体を相手には高火力を振るって突き進んでくれる恐ろしい子。
で、ゼオラちゃんとメルアちゃんの二人は現在の舞台である『地上の裏側の世界・ルガイア』に対して本来は『地上』で暮らしていた人達。
主人公さんと同じように強制的に召喚されてこちらの世界に来ているとのこと。
ちなみに件の武術大会に出場する人達も『地上』の人。
武術大会の試合は連続して行われるわけではなく、試合と試合の合間にイベントが挿入されていきます。
形としてはクエスト依頼を消化していくものとなっているんだけど、本作のメインストーリーはこちら側から進行していく格好です。
さっきからちらほら言ってる『地上』と『地上の裏側』の人達との関係だったり、教団や騎士団……などなどなど。怪しく暗躍している存在もあり、情報量多めのストーリーとなってるので読み応えたっぷり。
ただ、登場人物が非常に多い反面で会話中に立ち絵が表示されるのはほぼ二人のヒロインだけなので、ちょっと寂しいですね。
続いてエロシーン。
今作の女の子達、メインヒロインの二人も含め、彼氏持ち率が高め!
彼氏持ちだろうとなんだろうと、別に主人公さんは正義の人ではないので生挿入から中出しセックスしちゃうんですけどね。
武術大会で勝利した場合やクエスト中で女性を捕獲したら陵辱シーンへ突入する感じになってます。
メインヒロイン二人については夜時間になると調教セックスを行うことができます。
毎日じっくり行えるので淫乱漬けにしちゃうも良し、そのまま街に連れ出して露出プレイや売春を強要してみたりってことも可能なのが面白いですね。
さらっと攻略
ストーリー攻略で詰まるようなところは皆無。
次にどこに行ったら良いのかは全てメニューから確認することができるようになっているし、メッセージで指示が出されます。
中盤、ちょっと重要そうなイベントでセーブ不可になる箇所があったりするのでご注意。そういう場面で全滅してタイトルバックして泣きそうになった人がここにいる\(^_^)/ ちょいちょいセーブしていきましょう。
終盤でセーブするように言われる箇所では、素直にセーブで。その後に終盤の展開が大きく分岐する選択肢が出るのでセーブを重ねないように。
エロシーンの回収についても回想部屋でヒントが貰えるのでそちらを参考にすればOKかと。
戦闘はほとんど簡単。
ロボットの性能改造はそこまで吟味せずともOKだし、装備品をしっかり整えてあげておけばどうにかなるかなと。
ストーリー攻略まで約5時間。
ラスボス撃破後に引継ぎ周回プレイ可能です。
回想は拠点から。
全解放は見付けてないです。
感想・まとめ
本格的なストーリーや設定が用意されているんだけど、序盤のストーリー目的への動機付けが弱いのが難点かなぁと。そこを乗り越えればストーリー展開の面白さに引っ張られて進めていけるんだけどもね。
戦闘は完全にロボットバトルで、エロな要素は無いです。
ロボット戦闘の本格RPGにエロ要素もしっかり盛りましたよ、ってニュアンス。
はい。
似たようにロボットや機械が出てくる作品というと……う~ん↓
異世界にようこそしちゃったってところでこちらとかも↓
などなどもどぞー