侵略戦線ジャングル・ジャンク (植民地支配RPG+調教SLG)
『第二団体第八兵団特殊侵略部隊ジャングル・ジャンク』は未開拓地『ラ・ムゥ大陸』への侵略侵攻を開始した。
ジャングル・ジャンク部隊を率いる『戦闘用強化人間66号式(BOY)』をプレイヤー視点とし、同大陸の侵略を目標とする別組織『ブラックアーミー』、特殊な能力を有する『ラ・ムゥ』の古代原住民達、三つ巴の戦争模様を描いた植民地支配RPG!
捕獲した原住民少女らを捕虜収容所内で調教を行うという体のエッチシーンにおいては簡易的な調教SLGスタイルが用いられています。
※今作は『ロシア・ウクライナ侵攻』についてなにかしらの直接的な提言をするものではありません。また『ロシア・ウクライナ侵攻』に影響された(侵略戦争を肯定しているなど)ものでもありません。2年に及ぶ制作期間中に『ロシア・ウクライナ侵攻』が始まってしまっただけです、タイミング。
サークルさんが語る『戦争』についての概念は、過去作『地下鉄災害RPG 閉鎖駅―CLOSING STATION―』などからも窺い知れます。
業を背負いし侵略戦争
今作の主人公になるのは戦闘用の強化人間兵のBOY君。
戦場には正直似つかわしくない少女・シャロンちゃんを現場指揮官に据えた『特殊侵略部隊ジャングル・ジャンク』の一兵として『ラ・ムゥ大陸』を侵略、および原住民の殲滅(少女については捕虜とする)を目指します、そういう命令が下されるのだからやるっきゃないのです。
侵略拠点から最大6人のパーティーを編成してゴリゴリ進んでいきましょう。
1MAPはそれなりに広く構築されていますが、画面右下のミニマップが補助してくれます。
ちょいと注意されたいのがMAPが広い+敵シンボルがそれなりにいるということでそのMAPにおいてはPC負担が増え、低スペPCだと画面がカクカクする場合もあるかもしれないこと。僕が在庫管理で使ってた「エクセルさえ動けばいいや」スペックのノートPCだと起動するんだけどカクカクすぎて無理でした。
前述の通りにパーティーは最大6人編成で、侵略拠点の兵士達を好きに選んで連れ出すことができるようになっています。
最序盤では『工作兵』や『衛生兵』などそのまんまな名前と表情を伏したグラフィックを与えられた雑兵を連れ歩くことになるので、もしかすると味気なく感じるかもしれませんが、今作はモブも活き活き仕様となっておりますのでこの辺はご心配なく!
ストーリーの進行に応じて拠点に新しいメンバーが増え、パーティー編成の幅が広がっていきます。
仲間にできるメンバーは最大19人となっており、その時その時に連れ歩いているメンバーがイベント時に会話に参加するようになっています。
その意味でもパーティー編成は熟慮されて下さいな(@_@)
戦闘の方はけっこう人数多めでのターン制コマンドバトル。
そのキャラクターごとに装備させた武器スキルで戦うものになっています。
ちなみに自動回復機能が備わっているので、多人数パーティーの煩わしい一面にも対処しております。
侵略を頑張る道中では、同じように大陸侵略を頑張っている別組織と対立してしまうこともあったり。
原住民の女の子とのエピソードが繰り広げられたり。
さすがに「僕たち侵略者です!」と突撃していくわけではないですからね、それまで平和に暮らしていた女の子の出迎えの笑顔がなんともはや。
『ラ・ムゥ』の女の子はいろいろと価値があるらしく、捕まえて捕虜にして、その後は調教して売り捌くのです!お金になるそうで!
ということで女の子を売り捌く予定なのですが、その前に調教を行いましょう。
拠点内に捕虜収容所があり、そこで女の子に話しかけると調教をスタートすることができるようになっています。
調教シーンは簡易的なシミュレーションスタイルを取り入れていて、どんな調教メニューを実行するのかをプレイヤーが任意に選択実行することができるというものになっています。
女の子を絶頂まで導くことで絶頂エピソードが挿入されていきます。
この調教エッチパートについては本編ストーリー上で必須ではないので本編クリアまでスルーしておくこともできるようになっています。
だけども絶頂エピソード中では、この自分たちの島を侵略されたりで、捕虜にされたりで、主人公BOYに対して思うところアレコレあったりでの女の子の心情に踏み込んでいるものになっているので各キャラクターを掘り下げる意味でも是非。
またパーティーに加えることができるようになった女の子キャラクターについても同様の調教SLGスタイルでのエッチシーンが用意されています。こちらもキャラクターを掘り下げる意味でも是非。
……僕としてはですが、最序盤からエッチシーンを閲覧できる整備兵ちゃんについてはある程度ストーリーを進行させて整備兵ちゃんのキャラクターを掴んでから閲覧するのがオススメかなぁと。
↑登場キャラクター達を紹介すると同時に作品の雰囲気を伝えてくれるPVになってますのでどうぞどうぞ!
さらっと攻略
ストーリー攻略で詰む場合の多くは、次の目的地指定を読み飛ばしてしまったりした時の迷子状態だと思います。
大量にセーブできるようになっているのでこまめセーブとセーブ分けで対処されるとかで。
戦闘では敵の数も多いので、全体攻撃対象の武器スキルを全員に持たせてそれを連発すると楽です。
戦闘中のカーソル位置は維持されるので、全体攻撃対象の武器スキルにカーソルを合わせたくらいにして決定キー長押しでゴリゴリ進めます。
攻略まで誤字チェックしながらだったので約25時間。
普通にプレイして約20時間くらいだと思います。
回想は無いですが、捕虜収容所や拠点でエッチシーン鑑賞できるのでそちらで。
一応の攻略順のメモ 参考程度に↓
密林を東へ |
拠点に戻る |
密林でティタと戦う(シンボルエンカ) |
北東の洞窟へ |
拠点に戻る |
ティタ調教 |
採石場へ |
採石場移住区(民家1) |
採石場移住区の東へ |
荒野 リュネと戦う |
荒野北東 盗賊団の洞窟 |
荒野に戻る 戦闘 |
拠点に戻る |
(荒野を北)荒野の集落 |
海岸沿い 北東へ |
ロリィを捕まえる |
海岸沿いの集落 |
離れの洞穴 南 |
洞穴裏 |
海岸沿い 北 人魚と戦う |
人魚族の縄張り |
海岸沿い スゥ |
西の集落 |
荒野の集落 |
村長の家 シャロンに話しかける×2 |
荒野の車両 |
ブラックアーミー軍事基地 第三支部 |
○○○○○ビーチ |
鍾乳洞 |
拠点 |
ラ・ムゥ大陸上空 |
ブラックアーミー軍事基地 |
拠点 |
ラ・ムゥ大陸上空 |
王都 |
密林の湖 中央 |
拠点 |
ガンダーラ |
まとめ・感想
『加速装置作動!!』
『人を殺める事……それ即ち業を背負いし定め……』
『この黒き波動を……刃に変えて……』
『我……戦機とならん……!!』
『戦闘用強化人間兵 第66号式……奥義……』
『名付けて……ゲルニカの黒い雨!!』
毎回真面目な顔して中二病過ぎる必殺技を叫ぶBOYが好き(^o^)
プレイ時間が20時間を超える大ボリュームの中で相応の登場人物数があって、禿頭の最高司令官が「ゼロヘアー」だったり、ヒゲモジャな整備班長が「ヒゲダンディ」だったり、ロリっ娘が「ロリィ」だったりの分かりやすいネーミングを取り入れたり、コメディなほどに各キャラクターに大袈裟なアクションを取らせたりして埋没してしまわないようにする工夫などが鏤められながら重苦しい「(侵略)戦争」ストーリーが描かれていくわけです。
「戦争」ストーリーの上で生き延びようとサバイバルしている各キャラクターの生き様をどうぞ。
語ればいくらでも語ってられるような気がするんだけど、九嬢餡さんから「私のゲームの一番の理解者」と言って貰っておいて、今作をプレイして今更ながら『地下鉄災害RPG 閉鎖駅―CLOSING STATION―』がどんな作品であったのか再評価しなくちゃならん事態に陥ってオロオロしております。
メチャクチャに話題を飛ばすんだけど、僕的最強ヒロインの天皇寺小姫ちゃん(監禁王子と七人の奴隷姫)と公式最強ヒロインのテツコ(地下鉄災害RPG 閉鎖駅―CLOSING STATION―)を戦わせたいなーと思いました、それこそ聖戦として。
僕のエゴですか。
はい。
ん、次回新作の『吸血城塞ドラキュネス』が気になりすぎる(@_@)