―――触手とクリトリス 1――
―― 触手とクリトリス 1 ――
「およっ?」
ーー夜。
これから自慰行為をしっちゃおっかな~と思いながら、下着姿の状態でタオルを持って、布団の方に移動した時・・・ピンクのリボンテープで巻かれた箱が置かれていたことに、気がつく。
「ん~~っ? ・・・おっ!」
挟まっていた手紙を発見して、それを見てみる。
ーー 親愛すぎる萌子ちゃんへ 私がいない間にオナニーしたかったら、これを使ってみてね! 茜より ーー
「は、はぁ・・・」
手紙を呼んだ後、テープをしゅるりと解き、中を確認する。
・・・すると、そこにはピンクのリボンをつけた可愛らしい触手が入っていた。
—
な、なんだろうか・・・、この女性用って感じがする触手は・・・。
私は頬から汗を垂らしながら、ぷにっとする肌触りの良い触手を手でつかみ、ぷら~んとさせながらじっくりと眺めてみる・・・。わりと短い。
「う~ん・・・」
・・・触手ということ以外はわからなかったので、もう一度、箱の中を覗いた時・・・取扱説明書らしきものを発見して、それを読む。
「ふむふむ・・・」
どうやらこの触手は、クリトリスのオナニー用に使われる機械らしい。・・・使い方はとっても簡単。触手の先端をクリトリスに近づけて「OK、触手」と話すだけで良いみたいだ。
既に興奮してきている私は、その新しい道具に興味がわいてきて・・・、早速試してみることにした。
—
持ってきたタオルを布団の上に敷いた後、太股を寄せてパンツをするりと下におろす。
つーー・・・。
お汁がパンツから糸を引く。・・・エッチしようかな~という発想に至ったら、パンツがすぐ濡れてしまう。・・・エッチな体だなぁ・・・私・・・。
軽くドキドキしながらタオルの上にお尻を乗せて、両足を開きながら、触手をつかんでクリトリスの側に寄せる。
「OK、触手っ」
触手の電源を入れる。
もにゅりっ。
触手は私の手をするりとぬけて、クリトリスに・・・ぴたちゅっ! ・・・しっかりと食いつく。
「おぉう・・・」
クリトリスに食いついた触手をぐいぐいとひっぱるが、全然離れない。クリトリスと合体中だ・・・。
・・・そういえば、停止ってどうするんだろ? ・・・そんなことを疑問に感じた時・・・、
ちゅぅぅぅ~~~・・・。
「・・・っっ!!」
クリトリスが吸われて皮を強制的に剥かれる。触手内部の肉厚空間に、皮を剥かれたクリトリスの全体が、きゅっと飲み込まれる。
あ・・・なんかこれ・・・ま、マズいかもぉ~~・・・。
もちゅっ、もちゅっ、もちゅっ、もちゅっ。
触手が本格的に稼働する。収縮を繰り返して、私のクリトリスとその付け根に、気持ちの良い感触を与える。
「・・・っ、・・・。・・・ん、・・・・」
私はちょっぴりいい笑顔になりつつ、停止機能、停止機能・・・と頭の中で繰り返す。
もっにゅ、もっにゅ、もっにゅ、もっにゅ。
「あっ・・・あ~っ・・・、っ、はぁ~ん・・・」
停止機能について探さなきゃいけないのに、クリトリスのしびれる気持ちよさで頭がぼへーっとしてしまい・・・頬を枕に押し当てながら嬉しそうな笑顔で、ゴロゴロしてしまう。
「んあっ、んあっ・・・はわわ~~、はわわわぁ~~~」
クリトリスは次第に大きくなり、触手の柔らかい肉圧を外側に押し出す。・・・にっちゅりきゅうきゅうの空間に梅尽くされたクリトリスは、触手によってもみもみと優しくもまれ続けて、快楽の刺激を脳に伝えてくる。
もっちゅり、もっちゅり、も~ちゅもちゅ~。
「あああっっ・・・、はぁ、はぁぁ、はぁぁぁあっ、は~~~~っっ!!」
ふと気がつくと、私はびくびくしながら、口を大きく開けて、あえぎ声を漏らし続けていた・・・。
触手の止め方を調べなければならないのに、体がいうことを聞いてくれない。体幹をくねらせながら、楽しく悶えようよぉ~、と甘くささやいてくる・・・。
だ、だめだよぉ~っ。という意識を働かせるが、甘い刺激がじわ~っと届く度に、決断力は削がれていき・・・、ゆる~く口を開けた状態のまま、少しずつ動けなくなっていく・・・。
はぁ~~~~~・・・。
触手の下から、エッチなお汁をタオルに垂らしつつ、瞳をきらつかせてクリトリスの性感を嬉しく感じ取る。クリトリスは触手にもっちゅもっちゅされていて、暖かい・・・。気持ちいい・・・。
ふーーっ、ふーーっ、ふーーっ、っふーーーっ。
鼻息が荒くなる。
ほへぇえぇ~~~・・・。
頭がさらにぼーっとしてくる。
このままず~っと触手にクリトリスをいじられたい・・・。
で・・・でもでもでもぉ~~~っ、て、停止・・・あっ、あっ・・・停止ぃ~~~っ! あーーーっっ!!
背中がぐにゃっと曲がる。ブラジャーを着けたままのおっぱいをぷるんと震わせる。クリトリスの刺激のせいなのか、乳首もピリピリした甘みを生じさせている。・・・はにゃーー・・・。
にゅっちゅにゅっちゅぺちょぺちょぺちょ~り。
「あ~~っ、あ~~~っ、あ~~~~~っっ・・・」
いいわぁ~~~・・・これ、すごく、いいわぁぁあぁ~~~・・・。
気持ち良いよぉ~~~。嬉しいよぉ~~~。1人でも楽しめるクンニだよぉおぉ~~~。
体がふわふわ~、頭がとろとろ~、・・・になっていく。体のあちこちに気持ちよさが流れ込み、布団にこすれると、より良い触感を生み出していく・・・。
ゆさゆさゆさゆさゆさ・・・っ。
腰も勝手に小さく動き出す。肩を前後に振られているような感じで、私は上腕と胴体を揺れ動かす。・・・ついでに脚も、くねり、くねり・・・。
もむもむ、もむもむ・・・。
「ふぁぁ・・・」
意識が沈む。お股が、かぁ~っと暖かくなって、じ~んわりとした素敵な快感を、大陰部や膣内に伝える。
とろとろぉぉ~~~・・・。
膣内はぬめるお汁でいっぱいだ。アソコからとろぉ~んと漏れてきて、タオルをさらに湿らせる・・・。
ぴちぴち、ぴちぴち。
触手はクリトリスにきゅっと食いついたまま、ずーーっともみもみしている・・・。
「ふ・・・あ・・・あっ、あぅっ、あぅ、あはぁ、ああぁぁぁっ! ほにゃあ~~~~っっ!」
ゆさゆさゆさゆさゆさっ!
体をハイテンポで揺らしながら、後頭部で枕をこするように顔を横に振る。・・・その後、首を少し斜めに傾け、にっこり笑顔のまま体を連続でひくつかせる。
「あへぇえぇ~~~・・・。・・・っ、・・・っ、うひっ!? あ、あ、ああ、ああ、ああ、あ」
一旦快楽の波が退いた後・・・ぶわっとくる。そう、ぶわっと。
「あ、待って、待って、い、い、イっちゃう。クリトリス待ってっ! イクっ! あっあっ、あっあっあっ!! いあっ、いあっ! いあぁっ!! いっ・・・ひゃぁああぁ~~~~~っっ!!」
触手は全然待ってくれない。優しいのか意地悪なのかわからないが、とにかく丁寧に、クリトリス全体を軽く吸いながら、もみ続けている。
びびくんっ!
あ・・・っ。き、きちゃった・・・。
「ああぁぁぁああぁっぁあぁあっぁぁあぁぁ~~~~~・・・」
クリトリスの刺激が背中とリンクして、背部をびりり~っと気持ちよくしていく・・・。私のまぶたはうっすらと閉じて、嬉しそうな曲線を描く。
もっちゅもっちゅ、もみもみもみゅもみゅ。
「ーーーーーーーーっっ!!」
頭にも、一気に快感が流れ込む・・・。その途端、私はとっても嬉しくなって・・・。
わひーーーーーーーーっっっ!!
心が楽しく踊るような、喜ばしい絶頂を迎えた。