最終話 奴隷少女を買い取った教師
僕は七々瀬一叶を連れて町に戻った。
数日ぶりに塾を開くと、塾の再開を待ちわびた子供達が駆け込んできて、何か僕の身に悪いことがあったんじゃないかと心配してくれた。
とても良い子ばかりなんだけど、そんな子達を僕は売っているんだから死んだら地獄に落ちるしかないだろう。
夜行列車の乗車切符と引き替えに売り出された三人の女の子も、あの晩のことなど無かったかのように僕に媚態を示してきてくれたが、塾の再開と同時に新しい塾生だと七々瀬一叶を紹介すると、なにかを悟ったらしく、僕から距離をとるようになった。
「七々瀬一叶です。
みなさん、よろしく」
やっぱり愛想笑い一つない七々瀬一叶の挨拶。
その圧倒的な容姿を隠すために田舎娘らしい服装に着替えさせ、髪型も手櫛で崩してやったとしても、それはそれで可愛らしく似合ってしまうのだから手に負えない。
そして僕と七々瀬一叶とは塾の先生と生徒の関係だと取り繕いたいと思うものの、七々瀬一叶はいつも何かと理由をつけて僕の近くを離れず、僕に近づく女があれば睨み付けて威嚇するのだから始末に負えない。
それまで僕のお気に入りだった女の子三人は、七々瀬一叶の存在のせいで塾に来なくなってしまうのではないかと思ったけれど、そんなことはなく、塾に通い続け、なんだか七々瀬一叶を見習ったらしく愛想を振りまくのをやめてしまい、その代わりに勉強に打ち込むようになった。
他の子達もそれに倣ったのか、勉強を頑張っている。
もちろん、夜になれば受講料の代わりとして売られる日々に代わりはなかったし、七々瀬一叶を買うために変態繋がりのお客を増やしてしまったので塾生には負担を強いてしまっているのは心苦しく思う。
「あんたは絶対に地獄に落ちるわ」
毎晩毎晩、お互いが疲れて眠ってしまうまで僕と七々瀬一叶は交わり続けた。
「一叶は夜行列車を下りて、良かったと思う?
こんな田舎町で暮らすくらいなら、夜行列車で揺られて暮らした方が良かったとは思わない?」
「良いじゃない、田舎町だって。
緑が多くて、のどかで……。
それにあんたがいるもの、私は幸せよ?」
濡れ濡れの性器をきゅっと締めながら七々瀬一叶は言う。
狭い田舎町では、僕は妹を連れて来たという事になっている。
『お兄ちゃんが大好きな可愛い妹さん』と呼ばれる七々瀬一叶は、そこで遂に愛想笑いを覚え、話を受け流す術を会得した。
七々瀬一叶を妹と呼ぶ町の人の反応が表面上のことだとは誰しも暗黙の了解だ。
とっくに七々瀬一叶が買われた女であることなど噂に広がっているのだ。
あの塾の先生は子供を売ったお金で子供を買ってきた、と後ろ指指されていることなど重々承知だ。
「でも地獄に落ちるなら一緒に落ちてあげるわよ」
と耳元で囁く七々瀬一叶に、僕はしがみつくように抱きつきながら射精を繰り返す。
地獄に落ちる覚悟はできているけれど、それまで一生町から出ることなく町で暮らすことしか知らなかった塾の生徒達が、世界を縦横に走る夜行列車から連れてきた七々瀬一叶という新しい風に当てられたおかげで、愛想笑いなんか忘れて勉学に勤しみだしたことを、ちょっとだけ知って欲しいかななんて僕は思う。
少女のくせして僕をまるごと受け入れるように微笑む七々瀬一叶の中で、僕は夜通し果て続ける。
終わり
第一話
教師が生徒に売春強要、数百人以上の客に少女らを抱かせる
第二話
好きな人の前で他の男に犯され中出しされる少女
第三話
寝取られた少女らの絶頂を横目に、売春夜行列車へ
第四話
売春オークション会場にて、奴隷少女との出会い
第五話
肉だるまの性奴隷 数多の肉体改造をされる奴隷少女
第六話
車内で手マン・潮吹きのつるぺた奴隷少女
第七話
奴隷少女の処女オークション
第八話
奴隷少女のクリトリス、舐め回して絶頂へ
第九話
奴隷少女と中出しセックス
最終話