夜のカッターナイフ

目の前で犯される少女、種付けプレスで中出し

最終話

 蛙男が三黑江白絵を押し潰すようにして激しい性交を行う様を、私は恍惚と眺めていた。

「ぬぉおおおおお゛っ! なんて素晴らしい雌穴だ! 素晴らしいっ! 素晴らしいぞぉっ!」

 全身から脂汗のような液体を垂れ流しながら、蛙男はその巨体を揺らし、周囲に体液の雫を散らしていく。

「やめ゛っ…! ああぅ゛! いやあ゛っっ! あぅぅっ! いああ゛っ!!」
「さっきまでの済ました顔はどうしたんだい?
 そんなに儂に犯されるのが嫌かい?
 本当にそうなのかい?
 お前の雌穴は儂を受け入れて、こんなにも儂を気持ち良くしてくれているぞ?」

 蛙男が腰を叩きつけるたびに、土嚢袋を地面に投げ落としたような重く湿気った音が響く。
 動きの鈍そうな巨漢のくせして、腰を動かすのはお手の物といった感じ。
 腰を動かす度に、あまり余った皮膚と贅肉が波打つのが見て取れる。
 そのだぶついた皮膚は身体のどこの部位なのか、つぶさに見ている私ですらわからない状態だった。
 三黑江白奈の脚がちょこんと両脇から見え隠れしているが、あんなにも大開脚しなくてはならないほどの体格差なのだろう。

「お前も気持ち良くなってるんじゃろう?
 初めよりも挿入がずっとスムーズになってきておるぞ?
 感じるぞ、お前の愛液を。
 濡れてきているじゃないか」
「っ……ぬ、濡れ…てなんかぁ……」
「ふひひひっ、嘘を吐くな!
 儂の性器に絡みついてくるこの液体はなんじゃ?
 愛液を除いて他にはないであろうが!」
「ぅぅ……、はあぅ……ち、血よっ」
「血ぃぃ?
 ほほぅ! なんと処女だったかっ!
 なるほどなるほど、道理できついきつい雌穴じゃ!」

 蛙男が威勢よく腰をドスンと叩きつける。

「ぃっあああああ゛あ゛っっ!!」
「痛いか? 痛いよのぅ? 処女か! そいつは良いものだ!」
「もぅ゛やめでっ! いや゛ぁぁっ! いやぁぁ゛っっ!」
「誰がやめるものか! お前は儂の物になるんだっ!
 儂の物だという証に、今から種付けしてやるからぁなっ!!」

 腰の速度が一段階、いや二段階ほど加速した。
 蛙男は自分の身体を擦り込むように三黑江白奈に抱きつき、肌を擦りつけるように蠕動する。
 三黑江白奈の可憐な顔は、もはや蛙男の汗や唾液にまみれ、綺麗だった長髪が無残にも張り付いている。
 私は男の女の性交を初めて目にしたわけだが、これはもはや寄生虫が宿主の体内に卵を産み付けるようだった。
 まさか同じ人間とは思えない三黑江白奈と蛙男。
 男に抱かれるのは女の至福と教えられてきたが、誰がどう見ても三黑江白奈は苦しみ喘いでいるではないか。
 さらに蛙男の腰の動きが加速し、射精が近いことが悟られる。
 やめてやめて、と騒ぎ立てる三黑江白奈はその細腕で蛙男を叩くが、早馬に鞭打つ行為にしか思えない。
 さらに、さらに腰を叩きつける速度を上げていく蛙男の顔は鬱血したようにどす黒く、浮き出た血管が破裂してしまいそうだった。

「うぅぉおおおおっ、イクぞイクぞっ! 孕めっ! 孕めっ! 孕めぇぇっ!!」
「絶対にやめでっ!! 中に出さない゛でっっ! やめてっ゛!やめてっ!やめてやめてっ!やめてぇぇっっ!!」
「出すぞっっ!! 種付けじゃっ! 種付げっ! ありがたく受け取れぇっ!! イクぞっ! ぅぉおおおお゛おおお゛りゃぁぁぁっ゛!!」

 絶叫と共に蛙男が射精に達し、それまでの巨体乱舞が厳しく硬直した。
 背を反り返らせ、腰を突き出し、三黑江白奈の奥の奥で精液を吐き出そうとしている。
 いや、吐き出している。
 見ている私が貧血を起こしそうになるほどの長い射精。
 蛙男が精液を吐き出し硬直している光景に、私は呼吸が止まるほどに魅入られていた。

 やがて蛙男が「ほふぅ~っ」と息を吐き出し、呼吸を再開する。
 だが、まだ私は息を止めて見入っていた。
 蛙男がぶよぶよの身体を持ち上げたそこに、三黑江白奈の無残な姿を期待してしまっていた。
 そして実際に蛙男が身体を除けると、テーブルに横たわる三黑江白奈の残骸のような姿が見つけられた。
 大きく開かれたままの股の中心、女の秘め所は無残にもこじ開けられ、大きな口を開けたまま、そこに蛙男の精液をたっぷりと溜め込んでいた。
 仰臥したまま小刻みに震えるばかりの三黑江白奈の女の秘め所は、もうそのまま閉じることはないのではないのかというほどに広げられてしまっていたが、少しすると、息を吹き返すように海老反りで腰を突き出した三黑江白奈の秘め所は、きゅきゅぅ~っ勢いよく閉じた。
 閉じると同時に蛙男の精液を水鉄砲のように吹き上げた。

「おぉぅ……なんということじゃ、もったいないぞ、ほれほれ、入りきらない分は塗り込んでやろうなぁ」

 テーブルや床に飛び散った精液をかき集め、三黑江白奈の秘め所に塗り込んでいく蛙男の執着っぷりは狂気を感じさせるものであったが、それを見て熱く濡れる私もいよいよ狂っている気がした。

 私の身体を弄っていた男が、熱い吐息で耳元をくすぐった。

「お前、すごく濡れてるな。
 処女だったくせに、色狂いだったようだな」

 ふん、好きに言っていろ。
 私の心は、三黑江白奈がぐちゃぐちゃに犯されることで満たされた。
 崇高可憐な美少女・三黑江白奈は、私の中で一つ象徴的な何かだった。
 唯一無二の親友という立場ながら、三黑江白奈がぶっ壊れてしまえばいいという渇きのような欲望が……いや、三黑江白奈でなくても良かったのだ、私は最初、自分自身を壊そうと思っていたのだから。
 大事なはずの自分を自傷しようという酔狂な想いが、さてはてどうして三黑江白奈に向いたのか、それはもうなぜだかわからない。
 わからないが、もうどうでもいいように思える。
 私に絡みつく男が服を脱がしてくる。
 全裸になった私は、もうなんの躊躇いもなく男の性器を求めて腰を振り、中に熱い熱い精を受け続けた。
 すでに夜行列車の中は男女が乱れて性を謳歌していた。
 私は何人もの男に抱かれて汚されて、悦び、戻れなくなるほどの快楽に身を委ねた。
 蛙男の小便を飲まされる三黑江白奈を見ながら、私は脳味噌に直接男性器を突っ込まれているような快楽の中、もう何度目かわからない絶頂に達した。

―――
――

 夜行列車は夜通し走り続けた。
 蛙男と三黑江白奈も夜通し肌を重ね、注がれるだけの体液を三黑江白奈は注がれていた。
 私は蛙男以外の複数の男に同じように体液を注がれ、それは夜行列車に乗り合った女全てがそうだった。

 やがて夜が明け、見知らぬ街の駅に列車が着くと、女達は逃げるように列車を降りた。
 けれど三黑江白奈はあの夜色のドレスを着せられると、蛙男にまだまだ続けて犯されているようだった。
 私は降りた駅のホームから、列車の窓越しにその様子を眺めていた。
 そのまま三黑江白奈を乗せた列車を、私はただただ見送った。

 ずっと持参していたカッターナイフをそこいらへんに捨てた私は、見知らぬ街で新しい生活を初め、誰の子だかわからない子供産んだ。
 子供は女の子だった。
 産まれたばかりの無垢の赤ん坊はまだどこにも傷一つなく、だから私の心はざわめいた。

終わり


 第一話

孤高の美少女が転校生としてやってきて

第二話

同性愛の花園へ。しかしその願いは叶わずに

第三話

同性愛の少女達を引き裂く魔の手

第四話

大勢の乗客の前で手マンされ潮吹き絶頂

第五話

止まらない潮吹き、大勢の前で犯されて中出しプレイ

第六話

少女の危機に、嗜虐心によるオナニーが止められない

第七話

美少女を人前で全裸にひん剥き、大股開きのクンニリングス

第八話

醜男に犯される美少女の処女喪失

最終話

目の前で犯される少女、種付けプレスで中出し

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