ざっくりあらすじ
『黄昏の時代』ってことで人類がゴリゴリ減少し、耳が生え、尻尾が生えした終末系の世界観。
主人公さんらが経営するカフェテリア、順調に売上を伸ばしていたので新しい従業員を雇おうと思っていた矢先、日照りの道端で暢気に寝ていた少女を見付けて拉致→従業員化
ぼてぼてのダメ新人をたった一日、いやたった一晩で超絶有能従業員に調教するその手腕の裏には、一体何が隠されているのだろうか――!! というわけでもなく、新しい女の子を従業員に雇い入れて、みんなでやっていこうぜ! って感じ。
カラカラに干涸らびた世界で生きていく、残された人類の人情物語。
女の子的に潤ってるけど気にしない方向で。
サラッと攻略
選択肢とかもないので純粋に物語を楽しんでくれ。
二章構成で一時間くらいで終わり
感想・ぼやき
短編作品だからこそのキレっきれストーリーを! と期待してたんだけど、メインヒロインの赤と青がそれぞれ出弄するのを追いかけ、引き留めする感じのお涙頂戴の人情系ホンワカ要素強しで、ちょっと期待した方向とは違ったさ。
短編だからこそ章区切りを設けずにワンストーリーにまとめた方が良いような気がするものの、そうすると赤と青が同時に出奔して大変なのでこの構成でOKでしょう! そしてあんまり語ると二章のネタバレ禁止項目に触れそうになるけれど、けっこう体験版の時からバレてたんじゃないかな? この部分はあれだ、プレイヤーは謎解き完了している状態で登場人物達が謎解きに奔放する様子、そして謎が解かれる様子を楽しむ感じで、短編作品であること、ヒロインがちっちゃくて丸い感じ、綺麗系作品であることを踏まえると、なんとも箱庭チックな趣を感じられるところ。
エロ要素についてはつい最近の「ラムネーション」を彷彿とさせる百合要素+ハーレムで、やはり不健全で不道徳やもしれないけれど、女警察官(黄)からその部分を指摘されるも、それでもなおその道を進む決意をした主人公さんを描き、カラッカラの大地で生きる力強さと重ねた幕引きに、僕はついついニンマリしながら「だから女の子的に潤ってるじゃねぇかよ」と言わずにはおられないのだった――!
まとめ
嫌いなモノを全て排除して、大好きで、綺麗なモノをたっぷり詰め込みました!
短編だからこその瓶詰め綺麗系ストーリー。