遠星都市27λ
人類の宇宙活動が盛んになり、多くの宇宙植民地を持つ世界。
植民地各地の治安を保つ目的の公的機関・宇宙保安局、その調査員のユズが、チームの業績を上げるため、恋人であり隊長でもある彼のためにも、生まれ故郷の27λ植民地の調査任務を実行するのだった――
戦闘においては独自性のあるカードバトルシステムが採用され、戦闘中は段階的な拘束エロアニメーションが用意されています。
周回プレイを前提に、エンディングは6つ。がっつり遊べるボリュームです。
※テキストは翻訳臭もありますが、その意味では特段気になるところは無いかなと。
独自性のあるカードバトルをがっつり楽しみたい方へ
今作の主人公になるのは宇宙保安局員のユズちゃんです。
オープニング冒頭はユズちゃんの彼氏さん視点で始まったり、テキストの感じから視点が混乱しやすいところもありますが、とりあえずユズちゃんが主人公で、ユズちゃん視点で基本は進みます。
世界観としては人類が宇宙に進出し、多くの宇宙植民地を持つようになってます。
それらの自治管理をしているのが公的機関の宇宙保安局で、その調査隊員としてユズちゃんが植民地の一つに訪れることになるわけです。
そこはユズちゃんの出身地でもあるということで、勝手知ったる土地ではあるんだけど、昔からのしがらみもあったりしたりという具合です。
ステージ選択画面はこちら。
それっぽいアイコンの箇所をクリックすると戦闘が始まるものになっています。
画面右下に『スキル整備』として戦闘時のスキルセットができるボタンがあるくらいで、体力回復や破損した衣装を直したりはできないっぽいですかね(見落としてるかもしれません)。
章立てで進行するストーリー中において、章を跨ぐタイミングで衣装などは回復しましたが、その機会以外では回復無しで連戦になる具合です。
戦闘の方はターン制のカードバトル。
画面下部に配られてくるカードを切って行動していくもので、そのターンに切れるカードの枚数はその右側の数値です、基本は3枚ですね。
カードの色ごとに性能が異なっていて、赤なら敵にダメージを与える『攻撃カード』、青なら次のターンのダメージを軽減する『シールドカード』、HPを回復する『治療カード』、黄色ならランダムでカードを繰る『ドローカード』、ピンクならエッチな『エロカード』、その他に全ての色相当として使える『万能カード』(カードを切った時の効果についてはランダム)。
これらを基本アクションとしながら、今作の戦闘のポイントになるのはスキルセット↓
カードを切って並べた順番によってセットしていたスキルが発動するものになっています。
例えば、赤の『攻撃カード』を4枚並べたら強力な攻撃ができるスキルセットを設定しておいて、そのカード状況になったらスキル攻撃を発動したりです。
攻撃のみではなく防御や回復などなどでさまざまな効果を発揮するものが用意されているので、じっくり考えてスキルをセットされて下さいな。
……最初からセットできるスキル数が多く、それでいてスキルの効果内容が分かりづらかったりするので、ここが今作の一つの難関かもしれません。
試行錯誤をしている余裕が無いままにストーリーはどんどん進んじゃって、なおかつマルチエンディング制。
初回プレイはエンディング分岐条件に関わってくる『堕落値』が大変なことになっちゃうの前提に、捨てプレイと割り切って進めて行くくらいで良いかもしれません。
敵からの攻撃は衣装破損攻撃に始まり、次に拘束エロへ。
衣装破損、拘束エロでも被ダメがあるのでご注意を。段階的な進行で陵辱アニメーションが繰り広げられていきます。
敗北しちゃった場合にはリトライ、もしくは敗北エロシーンへの分岐を選択できます。
敗北エロの場合には『堕落値』が上がってしまうので、エンディングの分岐を気にされる場合にはご注意を。
ユズちゃんには恋人がいるわけなので寝取られスタイルですが、ユズちゃん自身は少し貞操観念が緩めな感触。
ストーリー進行中におけるエッチシーンではユズちゃん視点と恋人のアーネスト視点とで切り替えてエッチシーンを楽しめるので、アーネスト視点で寝取られを楽しむと良いかもしれません。
1度敗北し、敗北エロを鑑賞後に再戦する場合にはボーナスのバフ効果を得て戦うことができるので、一気に戦況が楽になりますので、とりあえずクリアを目指すのであればボーナスバフを見込んで進めるのも有りかもしれません。
ED到達後には引継ぎの周回プレイが可能になるので、ED回収に役立てて下さいな。
さらっと攻略
ストーリー攻略自体では詰むようなところはありません。
戦闘イベントをクリアするごとに次のイベントが発生してくるのでそれを順番にクリアしていけばOKです。
今作独自のカードバトルシステム、特にスキルセットを吟味する部分で難易度を押し上げていると思います、試行錯誤の余裕がほとんど無いのも辛いところです。マルチエンディング制で周回プレイを見込んで、1周目プレイを実験的にプレイしてしまうと良いかもしれません。
攻略まで(1周当たり)約3時間。
回想はED到達後にタイトル画面から。
全開放は見つけていません(まだ1周目終わったところです)。
まとめ・感想
近未来の宇宙植民地を舞台に独特のカードバトルで進めて行く作品です。
ターンごとにカードを切って戦うのに加え、切ったカードの並び順番でスキルが発生するという部分が面白いし、肝心なポイントになってきます。
チュートリアルこそ備わっていますが、最初からセットできるスキル数が豊富+スキル性能が分かりづらい、というところで最適解を導くのが難しいかもしれません。進行に応じて得られるスキルをセットしていけば順調に強化していけるというわけでも無いので、ぬ~ん……。
スキルセットシステムの部分でプレイヤーへの配慮がアップしてくれると全然違ってきそうなんですが。アップデートに期待しておきましょうか。
はい。
今作のようにカードバトルで頑張る作品というと……
などなどもどぞー