ヴィネット姉弟とまほうのやかた
孤児院で暮らすヴィネットは、皆でピクニックに出掛けた湖畔で一眠りしてしまい、目を覚ました時には夜の景色の中。
周りには誰もおらず、ヴィネットは姉を探して周囲を探索し始めるのだった――
手描きMAPによる独特の世界観を巡り巡りできる短編RPG。
不思議な世界観を巡れます
いやぁもうこういう世界観は大好きなので飛びつかせて頂きました。
なんとなくすぐに思い付くとしたら↓
などの雰囲気なんですが、さてはてどんな作品なんだろうかと体験版スルーして突撃してきました(^O^)
本作の主人公になるのはヴィネット君。
両親とは死別しており、姉と共に孤児院で生活してきたのでした。
で、今回は孤児院のみんなとピクニックとして湖畔にやって来ていたのですが、温かな陽気にうとうとしてしまい、目を覚ましたらばすっかり夜となり、湖畔に一人取り残されてしまっていたのでした、と。
ヴィネット君は孤児院のみんなを探すよりもまず第一にお姉ちゃんを探すために森の中へと足を踏み入れるのでした。
というわけで手描きMAPの雰囲気が素敵な中をどんどん進んで行きましょう。
RPGらしい俯瞰視点のMAPが描かれてあったかと思えば横から眺めた視点のMAPが描かれていたりして、気付くとその世界の中に吸い込まれるような感じになります、BGMも適当で世界観に似合っていると思います。
世界観相応に不思議で不気味で怪しげなストーリーがお待ちかね。
CG75枚という大ボリュームのうちイベントCGで使われている分が相当多めになっていて、エロよりもストーリーや世界観を味わってみてどうぞって感じに思えてきます。
イベント中では頻繁に選択肢が出現します。
中にはふざけた選択肢があったりして楽しいですが、選択肢よって簡単な分岐をしたりです。
おおよそ一本道ストーリーですが、終盤の分岐によってはEDが分かれることになっちゃいますね(ノーマルENDの状態でもグッドENDを解放できる)。
繰り返しになっちゃいますが、イベントCGが盛り盛りなのと手描きMAPなのとで雰囲気が凄いです(^O^)
戦闘もあるにはあるのですが、読み物的に楽しめるようになっているのでストーリーを主に楽しみたいって気分の時にどうぞどうぞ。
読み物的に楽しめるとは言いましたが、雑魚戦も含めて敵グラフィックが特徴的なのでエンカウントするのが楽しいんですわな。
そんなに種類が多かったわけじゃないですが、次にはどんな敵が出てくるのか気になる次第。
戦闘システムなどはスタンダードなものになってて、敗北を喫するような難易度にはなってません。
エロの方はストーリー上で挿入されます。
前述の選択肢に依るところもあるのでイベント前にはセーブして、それぞれ確認すると良いかもしれません。
ヴィネット君が犯されてしまう逆レイプシーンが主ですが、ヴィネット君の方から頑張るシーンもちらりと。
不気味な化け物盛り沢山ですが、女の子がスライムに飲み込まれるくらいはありますが本格的に犯されるというシーンは無かったですね。
さらっと攻略
ストーリー攻略で詰むようなところは無いです。
グッドエンドへの分岐方法についてはサークルさんのCi-enで書かれているのでそちらを参考に。通常エンドに到達した時点でグッドエンドを解放することもできます。
攻略まで約30分。
回想とか無いです。
まとめ・感想
不思議ファンタジーでホラーで不気味で、でもなんだか魅力的で引き込まれちゃう世界観で。
エッチなシーンもある読み物RPGとして楽しまれると良いですかね。
ちょっとした冒険をしてきた気分を味わえますし、余韻の残るものになってます。
はい。
今作のようなファンタジーホラー感で思い出すのは……
手描きMAPな感じなどで思い出すのは……
イベントCG盛りな短編ストーリーとして思い出すのは……
などなどもどぞー