黙契の森
鬱蒼とした森の中で目を覚ましたエルフの少女のユリル。
そこは『黙契の森』と呼ばれる囚われの森。
なぜ自分がこの森に囚われているのか、その謎を解き明かしつつ『黙契の森』からの脱出を目指すアクションRPG!
短編ボリュームながら手堅く完成度の高めな一作。
森からの脱出を目指すアクションRPG
ロリ可愛いエルフのユリルちゃんが魔方陣の上で目を覚ましたところからスタート。
自分がどうしてこんなところにいるのか、その前後も含めて記憶がハッキリとしていないご様子。
ともかくも道なりに進んでみましょう、という感じで操作方法についてチュートリアルが入ります。
ゲームスタート時に操作方法(移動方法)を選べるようになっているので、この辺はお好みで。
装備した武器を攻撃キーで振り回して攻撃する素直なアクションRPGのそれですね。
アイテムスロットに二種類までのアイテムを装備してショートカットキーから使用します。
操作感は素直な感じですが、攻撃エフェクトの見た目に反して軸がズレてると攻撃が当たらない仕様。
サクサク乱戦向きじゃなくて、間合いを計りながら一撃ヒット&ウェイって感じで。
なにかしらのイベント箇所や休憩ポイントなどでの行動時には『行動力』という数値が消費されるようになっていて、敵を数体倒すごとに『行動力』が加算されるようになってます。
敵を倒してもレベルアップしないので雑魚敵はスルーしてもOKですが、残り『行動力』の数値には気を付けておきたいところ。
また敵を倒した時に拾えるアイテムを合成することで回復アイテムを調合できますね。
けっこう被ダメがデカイのでちょいちょい回復アイテムが必要になってくるようになってます。必要素材は『行動力』を引き替えにして入手することができたりもするので、なんだかんだと『行動力』は大事です。
最初のボスである巨大スライムは楽勝だったんだけど、その後のボスさんはなかなか手強くなってきます。
ボスの行動方法がなかなか豊富で、初見で勝利するのは難しいかもしれない。
しっかりと行動パターンを読みながら、回復アイテムの使用タイミングを計りながらでどうぞ。
回復アイテムのストック数には制限があり、レベルアップによるゴリ押しもできないので、アクションがとんと苦手だよーって人には難しいかも。救済システムは今のところ無いので……がんばれ(@_@)
僕の感覚から言えば「普通よりもちょっと難しめ」くらい、「高難易度」とまでは言わないくらいだね。
ダンジョン攻略中に断片エピソードが挿入され、『黙契の森』やユリルちゃんの境遇についての全貌が明かされていくようになってます。
なかなか面白い展開を見せてくれます(^O^)
エロシーンは敵からの敗北時に。
で、敗北エロの後にコンティニュー可能なんだけど、その際には『淫乱度』が加算されるようになってます。
引継ぎ周回プレイが可能になっているので、一周目はエロシーンを回収しつつエロエロになって、二周目以降に無敗北クリアを目指すとかだとスムーズかな。
さらっと攻略
ギミックの攻略やストーリー攻略で詰むようなところは無いと思われる。
ゴブリンがうろうろしている洞窟基地のボス・オークがなかなか強いです。オークが近接攻撃で殴りに来たところを、発生に隙が少ない武器で殴り返して離脱する感じで。道中でゴブリンが落とす『ゴブリンの棍棒』とか良さげ。
祭壇(旧戦場)にある倉庫番みたいな置き石を移動させるギミックはリトライ不可なので、間違ってもOKなように事前セーブを。
祭壇(旧戦場)で滝の水を堰き止めてあげることで行けるようになるルートを進めてからクリアすると『エルフEND』、そうでなければ『生贄END』。
※『トゥルーEND』あったりするのかね?
エンディング後に引継ぎ周回プレイが可能なので、タイムアタックに挑むなど頑張って。
一周目攻略まで約1時間。
回想はタイトルから。
全解放は見付けてないです。
まとめ・感想
淫乱度MAXにしてクリアしたら別のENDがあるのかな? エンディングをコンプリートしているのかまだわからないのが心残り、うぬぅ。
一周目のクリアタイムが1時間ちょっとだったんだけど、なんかもっと遊んだ気がする満足感がありました。
サクサク爽快アクションってわけじゃないんだけど、間合いやパターンを考えつつ殴っていくものになってます。
救済措置こそ無いですが、適度に歯応えのあるほどよいバランスになっているのでサクッと遊べる短編アクションRPGとしてオススメできる一作かと。
はい。
今作のように短編ボリュームでサクッと遊べるアクションというと……
などなどもどぞー