ざっくりあらすじ
我がアルビス家の再興を心に誓い、バルツ砦――「死の砦」と呼ばれる北の僻地に飛ばされるものの、不屈の精神で戦うエリシャの英雄譚。
バルツ砦の兵士達は荒くれ者ばかりで統制を取るのにも骨を折る中、周辺には魔物や盗賊達が多く、決して年若い女指揮官では心許ない。
加えてアルビス家の再興を阻もうと企む勢力からの邪魔が入ったりと前途多難のエリシャではあったが――
感想・レビュー
若き司令官のエリシャちゃん。
戦闘システムが若干独特で「魔法」を使う代わりに「戦術」を使って戦うため、「MP」にあたる「士気」を高めるように砦の中で内政に勤しむ側面も。
ほらみんなやるぞ~と「激励」したところで効果は薄い(最初は薄い)ので、お酒を振る舞ったりお金を撒いたり、身体を使って奉仕したりしなくてはならないし、それでもようやっと士気を高めて戦闘に出ても、戦闘中のどさくさに紛れてセクハラしてくる兵士もいたりして、あれだ、
こんな国滅んでしまえ(´д`)
とお馴染みの台詞を吐きたくなるんだけど、まぁエリシャちゃんが家の再興のために頑張るので見守ることに(意味深)
砦内に花を飾ったりすれば兵士の気分も変わるでしょうということでオブジェ配置によるステータス変化などもあって、けっこう戦闘難易度がキツイので終盤は大事な要素になってきます。
そして再興を阻む奴らの嫌な妨害工作があったりして、お馴染みの台詞を吐きたくなるんだけど、やっぱり毅然とした若き司令官エリシャちゃん。
過酷な状況に抗い続けるその英雄然としたエリシャちゃんを、短絡的な性欲に任せて犯す背徳感などが今作のエロポイント。
なぜメイド服を着ちゃったかなぁ!(着せた人)
兵士や盗賊達から犯されるシーンの他にも魔物から犯されるシーンも。
エリシャちゃんの生真面目で、ちょっとだけ儚げな性格は一貫しているので快楽堕ちだとかはないし、激しく喘いだりすることもないんだけど、そんな女だからこそ心を折りたくなる……そんな加虐心をくすぐってくれるかもしれない。
物語の本筋は家の再興のために王都に帰還を果たすことで、バルツ砦の東西・北MAPのうち、東西のイベントを終えると帰還イベント(ノーマルEND)へ。
その他に北MAPのイベントを進めるとトゥルーENDへ。
内政や討伐イベント双方にお使い感や作業感があるので、その辺は注意。
さらっと攻略
シンボル接触エンカウントの戦闘なんだけど、倒した敵は基本的に復活しないので(北MAPは復活する)、レベルを上げて物理で殴る戦法は不可。装備品や戦術を駆使して戦うことに。
レベルの問題よりも資金繰りに苦労してしまうので、士気を上げるためだからと簡単に酒や金をばらまくのは考え物で、装備品やオブジェを買った方がいいかも。
基本的には「東」→「西」→「北」と順繰りに攻略していくんだろうけど、北MAPを適時攻略してレベル上げなり、新しい戦術を指南してくれるイベントを探したりしておくといいかも。
接触エンカウントとは言え、簡単に避けられるので探索自体は簡単、仮に戦闘になっても逃げられるし、負けてもゲームオーバーにはならないので。
トゥルーENDの条件と思われる(ステータス値が条件だったらごめん、名声値とか?)勇者の墓探しとミスリルドラゴン討伐は別イベントなので、えらく強いドラゴンは放置しておいて勇者のお墓を探していくと良いかと。
ちなみにミスリルドラゴン討伐は、
「二重方円」→「穿つ」→「速攻」の繰り返しで士気が尽きたら祈りながら攻撃。
オブジェとかで防御上げまくって戦ったけど、攻撃上げまくってゴリゴリの方が良かったかもしれない。
トゥルーENDには達したけれど、なんかまだイベントが残ってる気がするんだな。
まだまだ探索の余地があるとは……けっこうやり込める感じ。
とりあえずトゥルーENDまで四時間。
まとめ
こんな国滅んでしまえぇぇぇぇ(´д`)
と言ったら、エリシャちゃんに「コラッ!」って叱って貰えそう。
白濁に染まりし紋章