第7話 ここがJKのおしっこの穴・尿道です
石崎は仕方なく後方の生徒達へもっと前にきて見学するよう告げた。
ただし全員が近寄ることは無理なので、約3メートル離れて見学するよう指示をした。
生徒達は一斉に未来の周囲を取り囲んだ。
「押すなよ!」
「だって見えないんだもの」
「おい、喧嘩するなよ!」
生徒たちは良い場所をとろうと押し合いへし合いしている。
石崎はそれをいさめる。
大勢の生徒達が未来の間近まできたことで、未来の羞恥心に一層の拍車が掛かった。
(いやだぁ・・・みんな、近づかないでよぉ・・・恥ずかしいよぉ・・・)
未来は生徒たちに秘部をさらす恥ずかしさに顔を赤らめ終始俯いていた。
そんな未来の羞恥心をさらに煽るような心ない言葉が飛んできた。
またもやあの播磨である。
「先生、指し棒が離れすぎて具体的な場所がよく分からないんです~。説明する時は指し棒をその場所に当ててくれませんか~?」
「分かりにくいか~?よし、では次から当てて説明するから」
即座に未来は不満を洩らした。
「指し棒で当てるのやめてください!」
「しかしねえ、場所が分からんといってるのに、それを説明しなきゃ学習にならんだろう。愛川には悪いが、しばらくの間我慢してくれ」
「・・・・・・」
未来は要求を撤回するしかなかった。
石崎はどんな理屈をつけてでも、指し棒で秘部を触れることをやめないだろう。
彼の言葉どおりしばらくの間我慢するしかないないのだ。
未来は自分にそういい聞かせ唇を噛んだ。
性器の各箇所に関する授業引き続き行なわれた。
「どこまで説明したっけ?」
少し中断している間に、石崎は自分がどこまで授業をしたかを忘れてしまったようだ。
いや、もしかしたら、わざととぼけているのかも知れない。
播磨が挙手して大声で答えた。
「Gスポットまで聞きました~!」
実際にはその後の、膣口、尿道口まで説明が終わっていた。
播磨はわざと石崎に差し棒で触れさせるため2つさかのぼって答えたのだった。
「Gスポットまで説明したか~?じゃあ、次は膣口から説明する」
播磨のわざとらしい嘘の言葉に、未来は再び憤怒して石崎に訂正を求めた。
「先生、尿道口まで終わってます!説明はその続きからお願いします!」
「ん?尿道口だったか?どっちだったかなあ?まあいいか、大事なところだしもし説明していたとしてももう一度説明しておこう」
「ええ~~~!?」
さかのぼって説明するということは、あの差し棒が大事な場所に触れてくるではないか。
未来は愕然とした。
「膣の入口附近を膣口と言います」
石崎はそう言うと指し棒の先端で未来の膣口を軽く突いた。
「きゃっ!」
「愛川、静かにしろ!授業中なんだから変な声を出さないように。しばらく我慢しなさい」
「・・・」
デリケートな箇所に触れられると声が出てしまう、それは女性として自然の摂理であった。
それでも我慢をしなければならない。
指し棒先端を膣口にあてがいながらさらに授業が続いた。
「膣口はセックスの時にペニスを迎え入れ、出産の時には産道となる膣の出入り口である。月経の時は経血の出口となる」
石崎はレコーダーのように先程とまったく同じ説明を行った。
違う点は指し棒が膣に触れている点だけであった。
「それから、膣の少し上に尿道口がある。ここからおしっこが出るんだ」
石崎はそういいながら膣口の少し上にある尿道口に指し棒で触れた。
(いやっ・・・そこは触れないで・・・)
第七話 ここがJKのおしっこの穴・尿道です ここまで