―― 性開発器具の取り付け ――
「と、唐突に、な、何を・・・!?」
「萌子ちゃんの性開発を行うために、毎日調教器具を装着させるのよ」
茜さんがすごく嬉しそうな笑顔を私に見せる。3日も共に過ごせばわかる。茜さんは私にエッチなことをするのが大好きな人なんだ・・・。
「私の・・・性開発?」
「そう! 萌子ちゃんの性開発! ほら、萌子ちゃん、膣内とか全然感じないし、これから使用する機姦には、ある程度感度を持った状態じゃないとテストできない器具も多々あるのよ」
「そ、そうなんですか!?」
「ただの素人じゃあ、ダメなことも多いわ。だからね、専属のメイドがテスターさんを性開発することで、しっかりお仕事できるようにサポートするのよ。そのための調教器具ね」
「な、なるほど・・・」
私は顔から汗を垂らしつつも、茜さんの説明に納得する。確かに、私の膣内は何にもエッチなことを感じない。そんな状態では、例えば・・・エッチな道具の一つである、バイブのテスターなんて出来るわけがないよな・・・。
「ということで、これから毎日こういった器具を装着してもらうわよ」
茜さんは道具箱から色々な器具・・・。大人の玩具らしきものを取り出す。
わ、私にそれらの道具を取り付けるのだろう。で、でもこういうことをしておかないと仕事が出来ないわけだし・・・。う、受け入れよう。
私は昨日の出来事で恥の耐性が結構ついていた。そのため、エッチな器具を取り付けると言われても冷静さを保ったまま茜さんの説明を聞くことが出来た。
「下着は脱いでおいてね」
「は、はい・・・」
ぬぎぬぎ。
そりゃーエッチな器具を付けるわけだし、下着姿ってわけにはいかないか・・・。でもやっぱり、ちょっと恥ずかしいな・・・。
「まずはこれね。あ、手は頭の後ろに置いてちょーだい」
言われたとおり手を頭の上に移動させる。手が体から放れてしまったために、おっぱいやおまたを隠すものがなくなる。・・・やばい、このポーズは、結構恥ずかしい。
顔を赤くする私を見て、茜さんは嬉しそうな笑顔になりながらも、道具箱から黒色のベルトを取り出す。Tの文字を形成している。というか、Tバックに近い。
それを私の腰に巻き付ける。
するり、ぎゅっぎゅっ。
私のお股に少し横長のベルトを食い込ませる。ベルトはお尻にもぎゅっと食い込む。おまたを通した中央のベルトには、三カ所に穴があるみたい。
ぎゅー、ぱちん
ベルトを後ろまで通すと、何らかの音が鳴り、固定された。
締め付け感がやや強い。その締め付けは、ベルトを付けているんだぞっ、と、私の体にしっかり認識させる。
また、ベルトを通したとき、三つの穴が、ちょうど、クリトリス、性器、お尻の穴にそれぞれ対応していることがわかった。
ああっ! な、なんか色々と丸見えだ。どきどきどきどきっ!!
次に茜さんは、半分卵形の形状をした器具を取り出す。残りの半分は、私のお股にぴたっと合いそうな形だ。
「クリちゃんの皮をむくわよ~」
「は、はいぃ・・・」
もう片方の手で優しく私のクリトリスの皮をむき、お豆をくりんと外に出す。そうしてから、先ほどの器具を私の出てきたお豆のところにぴたっと張り付ける。
あんっ・・・。
むき出されてしまったクリトリスから、ぬめっとした感じを受け取る。若干ながら気持ちよい。
ぱちりっ。
卵形の器具は、ベルトに連結して、固定される。
私のクリトリスがむき出された状態で、この器具に何かされちゃうのだろうか? と思う。そんなことを考えるとなんだか興奮してくる。あ、アソコから汁が垂れてきたりしていないよね・・・?
「続いて、萌子ちゃんのアソコに、コレを入れるわよん」
今度は、ピンク色の小さなディルドを取り出す。なんかぷるんぷるんしてる。想像したものより柔らかいのかも。大きさは小さめだ。初めてだからなのかな?
とくん・・・とくん・・・
私の脈拍が早くなっている気がする。おちんちんの形を見ることで、さらに興奮が増してくる。
茜さんはそれをローションでぬらした後、私の大切なところに、ゆっくり優しく、押し込んでいく。
にゅるるるるっ・・・。
あ・・・っ。こ、このローション暖かいな・・・。本来であれば、ローションって冷たいものだった気がするのだけれど。きっとなんか特別な物なのかもしれない。
しかし・・・ドキドキが止まらない。
やーばーいー。恥ずかしいっ! おまたにおちんちんの形をしたものを入れるのがすごく恥ずかしい・・・。
・・・だが残念なことに、私の大切なところは圧迫感しか感じ取ってくれない。昨日の測定の後から、ほんの少しだけ快感が生まれ始めている気もするが、よーく意識しても、わずかに感じ取れる程度のものでしかない。
とても恥ずかしいのだが、なぜか、挿入されていることに何も感じないことを残念に感じる。しょぼーん。
「大丈夫よ。萌子ちゃん。何日か経てば神経が反応し始めて、膣内も気持ちよくなってくるから」
私のそんな気持ちを汲み取ったのか、茜さんは優しく私に語りかける。
「え? そうなんです?」
「感じないところはね、感じるところと一緒に刺激してあげることで、性感体として開発されていくのよ。
今回の場合は、クリトリスとの連動で開発。クリトリスは大抵の女性は感度があるから、性開発の原点であることが多いわ」
ほぇえ~。知らなかった。だとすると、この器具をつけ続けることで、私も大切なところの感度が上がるのか。
「よし! 装着完了! テスト動作させてみよっか」
「あ・・・。はいっ!」
ドキドキが最高になる。かぁーーっと顔を赤らめ、快感を受ける体制を整える。
・・・ヴィーーン。
すごく小さな振動が、私のクリトリスと、膣内から生まれる。
・・・あれ? あれれ?
クリトリスは攻められると、気持ちのいい状態にさせられてしまうのはずだが、この器具は、あまり感じないというか・・・心地よいというか。エッチな感じはしなかった。
「少し期待してた?」
「い、いえ・・・」
「これらの器具は、長時間女性の性感体を開発する物なのだけれど・・・ほら、エッチなことで生活に支障が出たら困るでしょ? だから快感は最小限に押さえられているのよ。・・・でも、定期的に起動して攻め続けるから、性感帯の開発にはもってこいの器具なわけ」
・・・へー。
私は説明を聞いて、ちょっとほっとする。
ずっとエッチな状態になって気持ちよくなってしまったら問題だ。まともに生活できないからね・・・。
ひとまずテスト動作が終了する。
「今日は特別に朝から付けているけれど、通常では、毎日昼食後から夕食前までの約6時間、萌子ちゃんの体に性開発器具が装着させることになるわ。それと・・・」
一旦道具箱の方に戻り、次の道具を取り出す。
「これも取り付けましょう。萌子ちゃん用の、オ・ム・ツ」
茜さんは両手で薄ピンク色のオムツを取り出し、私にはっきりと見せつける。
「そ、それをつけなければならないのでしょうか・・・?」
無駄に言葉が丁寧になる。
なんかこう、普通の下着以上に恥ずかしい。これをつけるってことは「お漏らしをしてます」っということをアピールしているようなものだ。
「オムツは履かなきゃダメね。下着がびっしょびしょになっちゃうわよ?」
「そ、その・・・。愛液で濡れてしまうということですか?」
「その通りよ。さっき取り付けた器具はね、間隔的に継続して性感帯を刺激するため、愛液も定期的に漏らしちゃうのよ。そのままにしておくとべっとべとになって困るから、このオムツで回収するのよ」
た、確かに、エッチな体液を漏らしながらの生活は困る。
だだだ、だが、オムツ・・・赤ちゃんが付けるオムツ・・・。私、これを履いたら・・・オム子になってしまう。
私がどーしよーと恥ずかしくなって考えごとをしているうちに、茜さんは私に装着されたベルトの上から、オムツを取り付ける作業を行う。
・・・はっ! いつのまに!
「茜ちゃんは自分の思考に陥りやすいでちゅもんねー。だから隙があれば、こうして付けちゃえばたやすいでちゅねー」
あ、言葉攻めもセットですね。
そうして愛液お漏らし防止用のオムツを履かされる。すごーく背徳感を感じる。何とも表現しがたい恥ずかしさだ・・・。
う、うぅっ・・・。
で、でもでも、お仕事上必要な行為だし・・・仕方がないのかな・・・。
—
性開発器具を付けた後、フツーのブラジャーを付けて、快楽機姦研究所において基本スタイルとなる下着姿の私が誕生する。
洗面所に移動して、鏡を一緒に閲覧する。
うわーーー。オムツがすごい。それに加えて腕輪と首輪。結構なフェチだ。
先ほど付けたベルトはオムツの中に隠れて見えないようだ。
しかし、興奮を隠せない。大事なところに挿入されているディルドや、くい込んでいるベルトを肌で感じると、どきどきしてくる。このまま1日が過ごせるのだろうか・・・?
「今日の装着は終わり! それで、今日のスケジュールなんだけど・・・。萌子ちゃん、ごめんねー。私、今日は夕方まで予定が入っているのよー。夕食前には戻るから、それまで待機してほしいんだけど」
「は、はい」
「でも、部屋で待機とかは暇よね。・・・萌子ちゃん、読書は好きかしら?」
「え、あ、はい、かなり好きな方です」
「よかった! なら、図書室を紹介するから、今日はそこで暇をつぶしてね」
「わかりました」
そうして、今日は1日、図書室で待機することになった。
—
浴衣姿のまま、図書室でゆっくり時間を潰す。この施設の図書館は色々な本が置いてあり、1日ぐらいなら十分に暇をつぶせる良いところだった。
本を読んだり映画鑑賞している最中、私のお股はバイブディルドによってやさしく刺激され続けていたが、特に気になるようなものではなかった。
歩く最中もディルドが膣内でぶつかるのではないかと思ったが、材質がとても柔らかいためか全く邪魔にならなかった。よくできてるなぁ・・・。
夕方。
自分の部屋に戻る。茜さんはすでに部屋の中で待機していた。
「調教器具を外すから、ソファーでお股を開いたまま座ってね」
ゆっくりとおむつを脱がされる。やっぱり背徳感がすごい。メイドさんにおむつを脱がされる行為が、なんか別の意味で恥ずかしい。
おむつを脱がされ、ディルドを大切なところか抜き出し、クリトリス用の器具を取り外された後、茜さんはおむつのお股を保護する部分を、私に近づける。
ぬっとり。
エッチな香りがして、オムツのお股の部分はじんわりと濡れていた。
・・・うわっ。私、こんなにエッチなお汁を漏らしていたの!?
気がつかなかったぞ。図書館でも特に何か感じるようなことはなかったし・・・。
でも、シミの広さから結構な愛液を漏らしていたことがわかる。急に恥ずかしくなる。ぽっ。
その後、シャワー室でお股を洗うよう指示される。
体を綺麗にするために、シャワー室で、お股に温かいシャワーをかけてゆっくり洗う。ついでにむかれて露出しているクリトリスも元に戻しておく。
シャワーがクリトリスの皮にぶつかって、気持ちがいい。感度が少し上がった気がする・・・。
調教器具の効果が出てるのかも・・・と実感する。この調子で感度があがったら、1月後の私はどうなってしまうかなぁ? エッチな子になっちゃったりして・・・。
私は、変な妄想をしながらシャワーを終える。
シャワー室から出た後は、体に付着した水滴をタオルで綺麗に拭き取り、ドライヤーをかける。ぶおおーっ。
一通り体拭きを終えた後、洗面所で待機していた茜さんに、シンプルな白色の下着を渡される。
「実験やエッチの予定がある場合は、基本的にそれを着用するわ。場合によってはオムツも着けるわよ」
「了解です」
その後は夕食。あっというまに夜7時。
・・・。
「よし、準備できたみたいね」
実験用の白い浴衣を着て、私は移動できる準備をする。
これから私の本来のお仕事である、エッチな器具のテスターが行われる。
まだその部屋に移動したわけではないのに、ドキドキが止まらない。こ、これから私、エッチな事、しちゃうんだもんな・・・。はわわわっ・・・。
「それじゃあ、私について着て」
「はいぃ・・・」
茜さんと一緒に、実験部屋に移動することになる。
初めての実験・・・。ごくりっ。
・・・こうして私は、本日も含めて数日毎に、快楽機姦研究所の地下1Fで様々な快感調教実験を受ける事になった。