第三話 寝取られた少女らは快楽堕ち。そして教師は売春会場の夜汽車へ
一晩中、僕のお気に入り三人娘は犯され続けた。
僕は彼女達が犯されるのをずっと眺めていなければならなかった。
彼女達を競り落とした客は、僕の前で彼女達を犯すのが悦びだったのだから、僕は心を空っぽにして、その一晩の情事を眺めていた。
「先生っ! 助けてっっ!」
「酷いよ先生っ! こんなのやぁだ! やだよぉっ!」
「濡れてないのに入れないでっ! 痛いってばっ! いやぁぁっ!」
少女たちは激しく抵抗していたものの、男らに犯され、何度か中出しを喰らうと、徐々に静かになっていった。
男ら、と言ったが、獣姦される子もあった。
縛り上げられ、浣腸をされる子もいた。
薬を注射されて、狂わされる子もいた。
見たこともないような玩具で膣も肛門もぐちゃぐちゃに掻き回され、広間の床は吐瀉物や糞尿で汚れていった。
三人娘は僕に見られながら犯されるのを最初は嫌がっていたが、一時間も過ぎた頃には僕のことなど気にも留めずに快楽に溺れてしまっていた。
完全に理性を失った顔をして性欲に魘される少女達の顔というのは、初めてだった。
どんなに愛し、可愛がってきたつもりでも、少女達がこんな顔をしてくれたことはない。
「ほぅらお前達の大好きな先生の前で犯される気分はどうだ?」
「気持ぢぃぃっ! 気持ぢぃぃ゛っですぅっ!」
「おじさま、もっと突いでっ! もっと奥まで突い゛てぇっ!」
「お前達、先生に抱かれるのとどっちが気持ち良いんだ? 言ってみろ! 先生の前で言ってみろぉ!」
「おじさまですぅ! おじさま最高ですぅ! こんな気持ちいいのぉ初めでぇぇっ!」
「おじさま好きぃっ! 大好きぃっ! しゅごいっ! すごしゅぎるのぉっ!」
「またイクっぅ! イクッ! イクッ! イクゥゥ!! 先生の前でイッちゃうぅぅ!」
そんな一晩の饗宴が終わり、僕は夜行列車の乗車切符をありがたく頂戴すると、女の子達を連れて町に戻った。
以前ならば歩きづらいほど身を寄せてきた女の子達は淡々としていて、初めて会ったばかりの他人のようになってしまっていた。
町で女の子達と別れると、まずは塾を開いていた小屋に張り紙を作った。
『しばらく塾を休ませて頂きます』
とだけ書いて、あとは泥のように眠った。
目が覚めたのは夕方で、慌てて身支度を調えると、天井裏に隠していた現金を全て鞄に詰め込み、それを抱えて駅に走った。
件の夜行列車が来るのは、ちょうど今日だった。
それは偶然ではなかったろう。
僕に夜行列車の切符を譲ってくれた男は、僕がお気に入りの女の子を他人に犯された翌日に傷心のために失踪する画を描いていたのかもしれない。
ま、そんなことはどうだって構わない。
定刻通り、夜行列車は駅のホームに入ってきた。
なんとか間に合った僕は、汗を拭う間もなく夜行列車に飛び乗った。
走り出した夜行列車の中は、豪華絢爛の一言に尽きた。
揺らめくランプの明かりに照らされた幽玄な車内。
切符を確認された後、寝台車の僕の部屋を案内された。
簡単な説明を受け、夕食の準備が整うまで待っているように言われた。
「ラウンジに行っていてもいいのかな?」
係の人は僕の服装をちらっと見ると、機械のような顔のままで頭を下げ、
「申し訳ありません」
と言うのだから泣きたい気分だった。
これでも一張羅を着てきたつもりだったが、貧乏人は貧乏人らしく大人しくしているしかないようだった。
人身売買めいた『競り』が行われるのは夕食時、食堂車でのことだと聞いていたが、もしかするとそれにも参加させて貰えないかもしれない。
そればっかりは困る。
それではなんのために夜行列車に乗ったのかわからない。
高価な調度品の並ぶ夜行列車に揺られて、夜の果て、地平の果てへと旅情豊かに列車に揺られたいという思いもある。
俗世を捨てて、風の赴くままに旅をするというのも実にいい。
けれどこの夜行列車は特別な夜行列車なのだ。
僕も年齢厭わずの塾生を売り飛ばすことをしてきたけれど、それはあくまで貧しい村の子供達。
健康的と言えばそれまでだが、野山を駆け巡って日焼けして真っ黒な肌の子供達ばかり。
痩せ細った身体に、いつ洗ったのかもわからない着物を着た子供達ばかりで、破瓜の血が次に抱いた時にも内股にこびり付いたままだったなんてことも幾度かある。
行為の最中に汗をかき、抱きしめたところから日焼けした肌がめくれてくる。
乳房を揉むと垢が浮き、口臭や膣臭はドブのようにきつく、肛門なんかは鼻を近づけたら卒倒もの。
僕はそんな女しか抱いたことがない。
昨晩の男のように数多の女を経験した後に、村娘に辿り着いたというのならそれはそれで構わない。
けれど僕の場合はそんな村娘しか知らないまま、そんな村娘に終わるところだった。
そんなのは嫌だ。
この夜行列車には万人の性癖を満たせる少年少女らが集められていると聞く。
どの少年少女も玉のように磨かれた美男美女と聞く。
兎も角も、僕が今まで目にしたこともないような美少女に出会い、もしかすればセックスできる最初で最後のチャンスなのだ。
お金さえあれば、それが叶う。
ありったけの財産は鞄に詰めて持ってきた。
だけども……ラウンジ車両に出入り禁止を言い渡される程度の僕の財力では、果たして美少女を競り落とせるものだろうか不安になってきていた。
やはり、というか当たり前というか、一応食堂車には招いて貰えたものの、僕の席は一番端っこだった。
『競り』そのものは夕食が終わってから行われるということだったが、食事中に『競り』に出品される少年少女のお披露目が行われた。
食堂車の中央を抜ける通路を男の子や女の子がゆっくり歩いて行き、席に座るお客に媚びいっていく。
どの子もまるで天使のような美しさで、肌の色は白く輝き、目は大きく、歯は白く、さらさらの髪をして、信じられないようないい匂いがした。
一人一人が芸術品だった。
僕の価値観が全部ぶっ壊れるほどの神々しさを放つ少年少女ら。
村娘の一生懸命さが滲む媚び方ではなく、どこまでも自然と愛想を振りまき、話し上手で聞き上手で、夜行列車に募った大金持ちの心を掴んでいく。
そして僕のことは全員が無視して通り過ぎていく!
しょうがない貧民だもの。
美男美女を眺めての感涙なのか、貧乏人の汗なのかわからない液体で目元が濡れる。
きっとこのグラス一杯で村娘を全員買えるくらいのワインを飲みながら、なんか泣きたい気分でいると、僕のテーブルの横を一人の女の子が通りがかった。
どうせ無視されるんだろうなと思いながら見ていると、その子は僕の前で立ち止まった。
「…………………」
その子も天使の一人に数えられるくらいに美しい少女で、当然村娘なんかとは比べようもないくらいだったのだが、どうにも一点だけ村娘にも劣る点があった。
「なによ?」
「……ぃ、いや……別に」
なんだか知らないけど、ムスッとしていて、愛想がなかった。
「一人で飲んでるの?」
「……言わないでくれよ、見ればわかるだろ」
「ふふ、変な人」
一生、仏頂面で生きると宣言するかのように愛想のなかった女の子だったけれど、意外とすぐに微笑んだ。
それは心えぐられる、とても可愛い微笑みだった。
「座ってもいい?」
「……どうぞどうぞ」
「ありがと。
私は七々瀬一叶(ななせかずき)」
なるほど、こんな風に一見不機嫌を装っておきながら、笑顔一つで人の心を鷲掴みにする方法もあるんだなと感心しながらも、心の中で謝る。
ごめんよ、僕はお金持ちじゃないから君を競り落とすことはできないと思う。
でもせめて夜行列車に乗り合わせた乗客として、君との会話を楽しませておくれよ、と。
これが僕と七々瀬一叶の出会いだった。
第三話ここまで
第一話
教師が生徒に売春強要、数百人以上の客に少女らを抱かせる
第二話
好きな人の前で他の男に犯され中出しされる少女
第三話
寝取られた少女らの絶頂を横目に、売春夜行列車へ
第四話
売春オークション会場にて、奴隷少女との出会い
第五話
肉だるまの性奴隷 数多の肉体改造をされる奴隷少女
第六話
車内で手マン・潮吹きのつるぺた奴隷少女
第七話
奴隷少女の処女オークション
第八話
奴隷少女のクリトリス、舐め回して絶頂へ
第九話
奴隷少女と中出しセックス
最終話