※製品版プレイ 追記有り
うさみみボウケンタン
出社途中に穴に落ちた主人公さんは、そのままファンタジーの世界へ。
ファンタジー世界では『アクイ』が蔓延する異常事態となっており、主人公さんは『アクイ』を止めるためにウサ耳の精霊「うなさか」と一緒に旅に出ることになる冒険RPG!
主人公さんのことを『マスター』と呼んで慕ってくれるウサ耳精霊のうなさかちゃんにセクハラしまくりながらの冒険。
戦闘はクイズ形式(四択クイズ)となっており、地味に難しくて脳味噌コネコネ(>_<)
序盤はコメディ色が強いですが、中盤以降は特殊な世界観が明らかになってゆき、シリアスさも加わり、読み応えのあるストーリーが展開されていきます。
独特なノリの異世界冒険譚(ウサ耳少女付き)
オープニングは現代舞台から。
家を出たばかりの主人公さん、いきなり穴に落ちてしまうという流れで異世界ファンタジーの世界へと飛び込むことに。
異世界ファンタジーの方では森の精霊でウサ耳が可愛い「うなさか」ちゃんが襲われているところなので、颯爽と助けに入って上げましょう。
なにかしらの言い伝えがあったらしく、主人公さんは世界を救う勇者として認められちゃいます。
そして精霊のうなさかちゃんは勇者に付き従う役目があるらしく、主人公さんのことを『マスター』と呼んで慕ってくれるのでした。
で、うなさかちゃん曰く、この世界には『アクイ』が蔓延するようになってきているので、それを解決するために力を貸して欲しいとのこと。
ある程度想像は付くけれども、『アクイ』とはなんなのか、それが蔓延するとどうなるのか……など、その辺について突っ込んで説明が入るわけじゃなくて案外にあっさり。どちらかというとその世界観に突っ込んでいく感じではなく、道中でのイベントを楽しみながら進む感じっぽいです。
※追記 めちゃくちゃ世界観に突っ込んでいくストーリーでした(>_<)
確かに序盤はコメディ調なんだけど、どんどんシリアスになっていくよ!
草花が陽気に喋ったり、意外と悪さしている?スライムがいたり、コメディ調に彩られた登場人物達にツッコミ入れたりするのはうなさかちゃん。
主人公さんは一切喋らないタイプで、基本的にうなさかちゃん任せの会話になります。
うなさかちゃんと面白奇妙な登場人物達のやり取りを見ているのは楽しいので、自然とMAP中に誰かいれば虱潰しで話しかけていくことになると思われる。そしてその折々で好感度アップの出来事だったり、セクハラ技を取得できる出来事だったりがあるので細かく話しかけていきたいところ。
例えば道を通れるように避けてくれた相手にもう一度話しかけるとか、そういうのも。
体験版の限りではそんなにMAPが広いわけじゃないし、人物配置も多いわけじゃないので探索で脳味噌コネコネしてくれるようなことは無さそう。
しかし脳味噌コネコネしてくれるのは戦闘システムだ!
斬り合い殴り合い殺し合いの殺伐さとは無縁で、クイズで勝負だ!
基本四択のクイズ形式で、正解すれば相手にダメージ、不正解ならこちらがダメージ。
初戦から死にかけた僕は、二戦目のバナナさんに敗北を喫したよ……
たま~に意地悪問題があったりして素敵。
なお、この戦闘のBGMはボーカル有りでなお素敵!
はい。
バナナさんから「チア服」を貰ったので着せ替えしてみたら、あら可愛い(>_<)
衣装ごとに差分対応じゃなくてポージングも変化するってのは嬉しいね。ほっそりした脚が綺麗で好き。
主人公さんことマスターの性欲処理についても健気に付き合ってくれるうなさかちゃん。
同人音声で見聞きするようなオナサポ調でシコシコサポートしてくれます。……欲を言えばこちらもボーカルが欲しくなるね!?
手コキの際にはSっぽい感じ、Mっぽい感じとで分岐が用意されていたりして面白いです。
僕としてはMっぽいのが好き。
それにしてもなかなか珍しい手コキの構図。主人公さんの身体についてはそれなりになってるけど、うなさかちゃんのクオリティは高めで維持されてて良し。おっぱいエロす。
そして語らずの主人公さんですが、うなさかちゃんへの要求が変態チックだったりも。
うなさかちゃんはあくまで主人公さんが「マスター」であることで慕ってくれてるご様子だけど、これが今後どのような展開を見せるのかも気になるところですねん。
CG枚数は30枚ということで、僕としては非常に魅力的に映るなぁ……うなさかちゃんの脚がフェチズムくすぐるのだよ……
チア服でオナニーをフレーフレーって応援してくれる展開は、こちらの作品とか思い出すね↓
製品版プレイ これは予想だにしなかったストーリー
体験版をプレイした時は「アクイ(悪意)」に囚われてしまった王様の正気を取り戻しにいく感じなんだろうな、と思っていたんだけど、全然それだけじゃなかった!/(^o^)\
製品版を終えてみると、最初から練られた設定だったんだなと感心しちゃうキャラ配置。
テーマ性(主張性)のあるお話になってるので、ストーリーものを楽しみたい方、どうぞどうぞ。
もちろん体験版中で鏤められたコメディ性も脂がのったままなので、時に爆笑させてもらったりしながら楽しめるかと。
後半になるにつれて世界観の全貌が明らかになっていきます。
……まぁ、あとは製品版でのお楽しみってことで。
あと特徴的なのはボス戦のBGMでしょう!
体験版ではバナナのお方と戦った時にボーカル有りのBGMでニヤニヤさせてもらいましたが、これはその後のボス戦でも同じくボーカル有りのBGMが使われてます!(ボスごとに異なる楽曲で)
選曲のセンスが素敵ですよん。
気になるメインストーリーを追い掛ける以外にも、寄り道しながらエロシーンを回収していきましょう。
CGの感じはちょいちょいバラツキがあるけど、種類が豊富なのでお好みのエロシーンが見つかるかと。
そうそう、EDは4種類ですね。
1周で全て回収できるようになっています。
『END1』の条件を満たしている場合は『END4』は見られないけど、『END1』は『END4+α』なのであんまり問題ないかなぁ、と。
さらっと攻略
ストーリー攻略で詰まるようなところは皆無かと。
ボス戦はクイズ形式かタイピング文字入力形式が主。クイズ形式に至っては出題される内容は一定なので、答えを覚えてしまえばずいぶん楽になります。
クリアまで約3時間ちょっと。
コンプリートするので約4時間くらい。
回想は拠点のベッドでいつでも。
全解放はないです。
うさみみボウケンタン まとめ
体験版での印象から予想した本編の内容とはまるで違っていて、良い意味で裏切られてしまってとても楽しまして貰いました。
『うさみみボウケンタン』の世界では直接に暴力を振るうことが禁じられているので、武器や魔法を使って相手を傷つけたりできません。なのでクイズ形式で戦うことになるんだけど、そこに軟弱さを感じちゃアカンよと。ただ単純に平和でほんわかな雰囲気の作品したって話じゃなくて、この部分がストーリーの肝になっていることに気付かされた時には、ハッとさせられるテーマ性(主張性)のあるストーリーになってます。
正直、ちょっと涙腺に来る。
うなさかちゃんの衣装替えが楽しいわけですが、END1ではさらにもう1着の衣装を着てくれるので是非そちらまで確認してくだされ。
はい。
似たようにウサ耳なゲームというと……