ウルザの調合部屋
有名な錬金術師を目指す少女ウルザ。
魔物避けの効果を持つ秘宝『アルメダの指輪』を見つけ出した者には多額の謝礼金と盛大なパレードが催されると聞きつけたウルザは『アルメダの指輪』を探し……いや『アルメダの指輪』を錬金術で製作することを目指して周辺のダンジョンに探索に向かうのだった。
錬金アイテム+アクティブゲージで戦うちょっと独特の戦闘システムを載っけた探索短編RPG。
ちょいと独特な戦闘周りのシステム
あらすじは錬金術師のウルザちゃんが有名な錬金術師になるのを目指して頑張るというもの。
国王が魔物避けの効果を持つ『アルメダの指輪』を探し、見付けたものに報奨金とパレードを約束したのを良いきっかけと思ったウルザちゃんは『アルメダの指輪』探しを行うことにするのでした。
錬金術師として功績を挙げて有名になるのを目指すというわけじゃなくて、ともかく人前でパレードやっちゃえば有名になれるよね!という理屈だったりしますが、結果的に錬金術で頑張ることになるのでOKOK。
で、件の『アルメダの指輪』ですが、さっそくすぐに見つけ出すことができてしまいます。けれどもぶっ壊れてしまったので錬金術を用いて再制作してみせようという話の流れです。
必要素材などにはおおよそ目星が付いているので、必要な各ダンジョンを巡って素材集めをしてくることになります。
拠点となるウルザちゃんの家・工房では戦闘時に使うことになるアイテムを制作することになります。
制作素材となるアイテムは『無属性』『火属性』『風属性』『水属性』『癒属性』のマテリアルとなっていて、一つ一つ各属性の品質値が異なってます。
これらのマテリアルを5つ組み合わせることによって攻撃アイテムを制作。
たとえば『火属性』の攻撃アイテムを作るなら『火属性』の品質値が高いものを組み合わせた方が与ダメに効率的なアイテムを制作できるようになっているので、品質値の高いものを吟味して錬金しましょう。
マテリアルの組み合わせによってさらに特殊なアイテムが制作できたり……ということは無いみたいなので、とにかく一つの属性一点張りの品質値で錬金で。
で、制作した攻撃アイテムは『ベルトスロット』なる10個の選択欄に任意に配置しておきます。
適当に7~8の欄は攻撃アイテムをセットして、残りは回復アイテムをセットしておくくらいでOKです。
戦闘ではその『ベルトスロット』を選択する形で攻撃します。
アクティブゲージが満タンになったら随時攻撃可能なもので、ちんたらしてるとボコボコ殴られちゃいます。
各攻撃アイテム、回復アイテム共に使用回数が決まっているので、ダンジョン内の雑魚敵を皆殺しにして進むとかは実質的に無理。
さほどレベル上げが必要な場面というのもないので、気が向いた時にちょいちょい戦うくらいで十分です。
また敵さんからの特殊攻撃としてQTE要素もあったりします。「A」「S」「D」の三文字の入力を試されるだけなので簡単です。
『アルメダの指輪』制作のための素材を集めるために周辺のダンジョンを巡ることになるのですが、順番はご自由に。
ダンジョンごとに推奨レベルが設定されていたりとかは無いです。
本当に好きな順番で攻略していって良さそう。
ダンジョンの中ではシンボルエンカウント。
また大量のアイテムが転がっているので、回収できるぶんは回収していってどうぞ。
攻撃アイテムを制作する際の品質値が高いマテリアルが入手できるようになっているので、新しいダンジョンに挑むごとに品質値を向上させたアイテムをスロットにセットしてあげるのが堅実です。
ただ、そんなに戦闘が難しいわけじゃないので、ゴリ押しでも攻略していけます。
戦闘に敗北するとエロシーンでウルザちゃんが異種姦レイプされちゃうことになります。
各ダンジョンごとに敗北シーンが設定されているだけだと思っていたんですが、各ダンジョンの敗北エロは2種類あるようなので、何度か敗北してあげると良いみたい。
敗北しても拠点バックだけでペナルティ無しです。
ED後に回想部屋が出現するので、そちらでお楽しみでも問題無いです。
さらっと攻略
ストーリー攻略で詰むようなところは無いと思います。
素直に各ダンジョンを攻略していって、最後に『アルメダの指輪』を制作すればクリアです。
ダンジョンを攻略して行くごとに品質値の高いマテリアルを入手できるようになるので、新しいダンジョンに挑む時にはそれ以前に入手したマテリアルは品質値が低くて役に立たなくなるのでどんどん捨てていってOKです。
強力なボスが待ち受けているわけでもないので、雑魚戦そのものもほとんどスルーして進めていってもどうにかなります。
攻略まで約1時間。
回想はED後に。
全解放済み。
まとめ・感想
思っていた以上に遊べる内容になっていて、けっこう遊ばしてもらった気がするんだけど1時間ほどでクリアしてましたー。
ウルザちゃんがポジティブ陽気な女の子で楽しく、「五等分の花嫁」の四葉ちゃんに似ていなくもないような気がしなくてもないような? う~ん、四葉ちゃんだったら錬金術とか無理そうだけどな(>_<)
潔く割り切って制作されている箇所も見受けられますが、戦闘システム回りに一工夫があって遊べました。
はい。
今作のようにサクッと遊べる錬金ゲーというと……
などなどもどぞー