鉄壁!女戦士
魔王が討伐されてから一週間。
世界には平和が訪れたのだったが、なぜか『城塞国エンカウンター』に対してだけは魔物が執拗な襲撃を繰り返していた。
そんな『城塞国エンカウンター』を救うべく女騎士ヴィクトリアが立ち上がるのだったが……この女騎士、頭オカシイ(^o^)
ウンコチンコを笑える小学生並な感性の持ち主に捧げるセクシー以上エロゲー未満のギャグ特化RPG!
わかりやすいお馬鹿ゲー。
吹っ切れてるお馬鹿ゲー
あの覆面半裸男よしおが怪人と戦うヒーローRPG(全年齢向け)を輩出されたサークルさんの新作になりますー(^o^)
半裸マスクよしおは真顔系ギャグな作品でしたが、今作もやっぱりギャグ作品です!
今作の主人公になるのは女騎士のヴィクトリアちゃん。
せっかく魔王を討伐したというのに『城塞国エンカウンター』にはなぜか魔物の襲撃が相次いでいるので、そこで女騎士のヴィクトリアちゃんが国王の依頼で魔物退治に勤しむお話になってます。
お供としてスケさんとカクさんが加わり、三人して魔物退治を頑張ることになります。ちなみに、スケさんカクさんも変な人達です(>_<)
ゲームとしては次の魔物との戦いまでに、
・『基礎トレーニング』
・『武器トレーニング』
・『魔力トレーニング』
・『ギャンブル』
この4つのトレーニング(ギャンブル含む)から自由に5回分のトレーニング方法を選んでやり、その選択に応じてパーティーメンバーの能力に補正が掛かるので、そうやってどうにか魔物との戦闘に勝利しましょうね、というもの。
この辺にはギャグ要素は含まれてないですね、至って真面目にRPGやってます。
戦闘システム自体はいつものやつですが、次ターンの魔物側の攻撃方法はいくつも用意されているグラフィック変化で読み取ることができるようになってます。
グラフィックの変化から次ターンの攻撃を読み切り、そちらに対応した行動選択が勝利のポイントになってきます。
で、各種トレーニングを選択する画面中から『自由時間』として街に出ることができるようになってます。
本編ストーリーも良い意味で頭がおかしなことになってますが、街の人達に話しかけてみてもみんな頭がおかしなことになっちゃってます\(^_^)/
本編ストーリーではやりたい放題なヴィクトリアちゃんが街を探索している時には冷静なツッコミ役になっていたりしてそれ自体が面白かったりしますが、とにもかくにも会話イベントの全てにギャグをぶっ込んだと言わんばかり(実際にほとんどギャグ)で怒濤のギャグラッシュとなっている本編+街探索。
街探索自体はおまけ要素となっているので、全く探索を行わなくても本編ストーリーをクリアすることができるようになってます。
前述の通りでトレーニング方法の厳選、敵行動に対応したコマンド吟味によって本編ストーリーを攻略していけるのですが、街探索の中でさらに外に出てダンジョン内で敵を倒してレベルを上げたり、街で武器防具を揃えたりでパーティーメンバーを強化してあげることも可能で、もしも本編攻略に困ったなら『自由行動』をしてみればどうにかなると思います。
3つ+αで用意されたダンジョンの奥にはボスが待ち受けているわけですが、ボス前の回復ポイントでは『ボスHP全回復』なんてのも選択できますね。
ボスとの戦闘に挑んで、さんざ殴り合った末に敗北を喫してしまっても、ボスのHPはある程度削られた状態で再戦することができるようにお助け機能があるわけです。
けれども正々堂々と戦いたいならボスのHPも回復させてあげてから再戦してあげてどうぞ。
エロシーンでも笑えます(^O^)
街探索をしている時には街の人を相手にサクッとエロイベントが発生するようになっていたり、本編ストーリー上では倒した魔物を相手にセックスを始めてしまうヴィクトリアちゃん。
エロシーンはそこに至るまでがギャグだったり、それ自体がギャグだったり、セックスしているけどギャグ会話だったり、なんかいろんな性の事情が垣間見れるものになってます。
抜きゲーを期待している人には申し訳ない
作品説明にある通りなので、たぶん股間にムフフって感じじゃない無いと思いますが、別の意味で楽しんでどうぞ。
イベントCGが豊富で彩り豊かで良いですね。
1枚1枚のCGをじっくり鑑賞するようなイベントCGじゃないですが、それでもじっくり鑑賞していると何かどうでも良い発見があるかもしれません(^O^)
さらっと攻略
ストーリー攻略で詰むようなところは別に無いです。
困った時には『自由行動』で街に下りて装備を整えたり、ダンジョン攻略に挑んでレベルアップしたりでどうぞ。
攻略まで約2時間ちょっと。
回想は街の東にある「スケベギャラリー亭」で。
全解放済み。
まとめ・感想
ギャグに次ぐギャグ作品!
笑いのツボは人それぞれなので人を大いに選ぶところのある一作ですが、波長が合う人はお腹一杯になるほど笑わせて貰えたりするんじゃないでしょうか。
僕としては真顔ギャグな前作『クロスブレイカーよしお』の方が好みでしたかね。
今作のギャグのテイストは女主人公の暴走チックなところがあって『冒険者リズとエロダンジョン』に近いように思います。
あとは『転生したら巨根オークだった件。』とか思い出したかなぁと。
語るべきところが「ギャグ要素バンザイ」になってしまいがちな作品なのですが、前作も今作もゲームとしてしっかり遊べるようになっているのも見逃せないところ。
エロとギャグを取り除いたとしても充分にコスパに優れる作品となっているので、低価格さも含め、お試しあれ。
はい。
今作のような作品というと……無いです(@_@)