聖樹伝説
世界の中心にある小さな島・エリド島。
エリド島には大樹が聳えているのだったが、大樹は1000年ごとに枯れてしまい、その影響で世界中に魔物が跋扈してしまうことに。
世界を救うためには新たな大樹となるべく精霊の少女を大樹の頂上まで連れて行かなければならない。
主人公の少年クラインは精霊の少女を守る騎士として、その大役を果たそうとするのだったが――
ずっと小さいままでいてくれても良かった(・_・)
……途中でモアちゃんが大人バージョン(巨乳バージョン)に成長しちゃうんだけど、成長せんでも良かったな!!
まぁいいや。
ロリコン紳士の人にもこんにちは、おっぱい星人さんにもこんにちは、さらには色白少女スキー、褐色肌スキーさんにもこんにちはしてくれる大樹の精霊モアちゃんを世界樹の頂上まで連れて行くRPGとなる今作。
1000年ごとに世界樹が枯れてしまい、それに伴って魔物が跋扈してしまって世界が荒んでしまう『黄昏の時』を迎えているご様子。
主人公のクライン君は世界の中心エリド島で、新しい世界樹になってくれるはずの少女モアちゃんを世界樹の頂上まで守り、導いてあげる選ばれし騎士様なのでした。
拠点となる住居スペース。
主人公のクライン君と次期世界樹候補のモアちゃん、そして不気味だけど愛くるしい人形のギミー。
少女バージョンのモアちゃんは寡黙の子なのに対してギミーが口達者でお調子者なのでそれなりに楽しい雰囲気の拠点生活が送れてます。
ちなみにモアちゃんの肌の色は三色から選べるようになってて、↑のスクショは褐色肌。ジャケットCGでは色白、他に樹肌模様も選べます。拠点でいつでも変更可能なのでお好きなように。
拠点では体力回復の他、武器防具の作成、お料理などが可能です。
ダンジョン探索中、モアちゃんがどんどん『穢れ』てしまう仕様。
画面左上に葉っぱのグラフィックが表示されていて、これが時間経過と共にどんどん毒々しい色に変化していってしまいます。全てが毒色に染まると容赦無くゲームオーバーでタイトルバックなのでご注意を。
ダンジョン階層を進むごとに拠点バックしやすいようにワープ魔方陣などが用意されているんだけど、下手に手間取ると致命傷。こまめセーブ(セーブ分け必須)で対応したりでどうぞ。
で、このモアちゃんの『穢れ』を除去する方法はエッチすりゃOKという話し。
『穢れ』の溜まり具合に応じてプレイ内容の選択幅が広がるので、そういう意味では『穢れ』をギリギリまで溜めてくるのが良さそう。妙にギリギリまで攻めてゲームオーバーになっちゃったりはご注意で。
ゲーム全体は大きく二部構成って感じかな。
前半は少女状態のモアちゃんを連れてのダンジョン探索。
『穢れ』の溜まり具合が早めで、ダンジョンは複雑な迷路状。穴に飛び込むことで下の階層に落ちちゃうんだけど、落ちる場所によって突破方法が見えてくるというもの。
後半は大人状態のモアさんを連れてのダンジョン探索。
大人状態になるとモアちゃんも戦闘に参加してくれるようになり、方々に構えた4つのエレメントボスを順番に倒してくることになります。
シンボルエンカウントで普通のターン制バトルなわけですが、……戦闘のテンポがまったり。
スキル使用時に発動エフェクトが敵味方共に発動するんだけど、それがなおさらテンポをまったりにしてるのに加え、大人状態のモアさんはオート仕様で回復しまくりたいの人。毎ターン回復スキルを使うような状態になってます。
もう一つ難があって、雑魚戦も含め、経験値が非常に少なめ。中盤、終盤の雑魚敵も経験値は極小のままでほとんど増加せず、それでいてレベルアップするごとに必要経験値は普通に増加するので……ちょっと困った(>_<)
序盤のMAPに戻ると雑魚シンボルとは接触しただけで一撃殺できるようになっているので、それを利用するとかかなぁ。雑魚戦はスルーしてボスとだけ戦ってもどうにかなる塩梅ではあるので(状態異常になるかどうかの運任せ仕様)。
エロシーンは前述の通りに拠点で『穢れ』を祓うために挿入される感じ。
『穢れ』の溜まり具合に応じてプレイ内容も変化し、簡単なフェラチオ程度では祓える『穢れ』の量が少なめ。アナル挿入などになると『穢れ』を祓える量が増えていってくれます。
大人状態のモアさんも同様で『穢れ』の量によってプレイ内容の選択幅が広がります。
その他『穢れ』がMAX状態になったり、クライン君の状態異常によってエロイベントが用意されている具合。
EDはマルチエンディング制となっていて、たぶん赤い敵シンボルを全滅させ、その後に緑の敵シンボルを倒すこと。
モアさんにプレゼントなどをして好感度をMAXにすることでベストEDに近づくと思われる。
初期バージョンでは赤い敵シンボルを全滅させることで発生する緑の敵シンボルが最初から表示されているというバグがあって、僕はそいつを先に倒してしまった状態でセーブしちゃったのでイベント進行がおかしくなってるのでベストEDは未回収です。
引継ぎ周回プレイなどは無いのでご注意。
さらっと攻略
ストーリー攻略で詰むようなところは少なめ。
とりあえずクリアする(Dエンド)のはどうにかなるかと。
少女状態のモアちゃんと探索する序盤MAPは壁昇りと落とし穴がポイントで、落ちる箇所を間違えたら一度拠点に戻って『穢れ』を祓ってから再挑戦って具合。
何度か挑戦してれば正解に辿り着けるかと。
大人状態のモアさんとの探索時は、方々にいるエレメントボスを倒してくることになります。
滑る氷の床を進むMAPでは、上層のMAPで床に穴が空いたら、下層のMAPで滑り止めの氷柱が発生しているのでそれで進めるようになります。
EDはたぶん全4つ。
何も条件を達成せずに頂上まで登った場合はDエンド。
赤シンボル、緑シンボルの魔獣を全滅させること、モアさんとの好感度を上げることなどでEDは変わってくると思います。
初期バージョンでは緑シンボルの魔獣ボスが最初から表示されているので、赤シンボルを全滅させる前に倒してしまってはNG注意。
こちらも初期バージョンのバグかと思うんだけど、「雪だるま」を溶かす方法(たぶん火エレメント討伐)が見付けられてないです。
攻略まで(Dエンドまで)で約3時間。
回想は見付けてないです。
まとめ・感想
1000年ごとに世界樹が枯れ、その度に新たな精霊の女の子と少年騎士が世界樹を昇った――それが失敗したのか成功したのか。
失敗したなら失敗したで、成功したなら成功したで、その後の二人の関係はどうなってしまったのか。
そんな精霊の女の子と少年のエピソードが層を成して綴られていて興味深いストーリーでした。
ちょっと懐かしめの雰囲気と甘酸っぱいストーリーとか清々しさを感じさせてくれるのです。
……でも、戦闘テンポやバグなどは注意で。
……モアちゃんが育つ早さに対してレベルアップが遅すぎる難。
はい。
モアちゃんで思い出した魔物娘というとミーミアちゃんなので、こちらも↓
途中で育ってしまう悲しさということで思い出した音声作品を↓
などなどもどぞー