プリンセス・エスカレイション~監禁王女~
『黒の公国』と呼ばれる金属の入り交じった不毛な土地に構える貧国の王(プレイヤー)は、シリアスに生き延びるためという理由で豊国の白の王国へと侵略戦争を仕掛け、それに勝利した。
戦争に勝利し、広くなった領土を収めるために敗戦国の王女を后に迎えようと考える王は、王女の身体も心も調教せんと務めるのだった――
コマンド選択による自由度の高い調教SLG。
調教の方向性によって分岐するED。
クオリティ高めのCGが存分に使われ、フルボイスが有難い贅沢仕様だぜ!
シリアスに、こってりお姫様を調教できるSLG
さらっと説明する分には敗戦国の王女様を好き放題に蹂躙するストーリーと片付けられちゃうんだけど、『黒の公国』という貧国の民を背負った王による生き延びるための侵略戦争であったことを数枚のCGを用いて語られるオープニングが素敵。
刹那主義的に快楽を追い求めて乱暴を繰り返すような粗暴な主人公ではなく、我が貧国に暮らす民を救うべくの侵略戦争だったのだという王の視点でプレイヤーは敵国の王女様を調教することになります。
調教する理由にしても、討ち滅ぼした『白の王国』の領地を治めるために王女を后にしてしまえば残党による反乱を抑えることができるようになるだろうという目論見からであって、お姫様が綺麗だからだとか、下卑た理由を持ち出さないようにしてますね。
調教時のパラメータで大きな項目なのは『信頼度』と『調教度』で↓
『調教度』についてはそのまんまにしても、『信頼度』というのは面白い特徴ですね。
祖国を滅ぼした敵国の王に犯されるばかりの王女様と、この侵略戦争には貧民を守るためという大義があって……という王の関係性の揺らぎは、ドラマチックに感じられて素敵なところ。
無理矢理な初夜を終えた後の王女様の独白などもあって心情の描写もなかなか。
プレイヤーはオープニングで『黒の公国』の境遇を知っているけれど、王の方からはその事を言い訳に吐露してしまうようなガキっぽさも無くカッコイイ背中感。製品版では祖国の境遇を王女様に語らう展開もあるのかもしれないけれど、この二人のドラマ展開はシリアスで気になります。
EDは全6つ。
分岐条件は今のところわかんないですが、『信頼度』が数値によって6つに分類されているので、もしかしたらその辺で変わってくるのかもしれませんね。
はい。
そんで調教パートでは、まず場所選び。
どこで調教するのかってことで、最初は『地下牢』だけなんだけど、『調教度』『信頼度』によって選択できる場所が解放されていくご様子。
続いて衣装の選択。
王女様らしいドレス姿もOKだし、半裸にしても良いし、露出のきわどい下着も良し。全裸、緊縛もあるみたい。
その後に前戯ターンから始まって本格的に調教してく感じですね。
調教日数がけっこうあるので、『信頼度』『調教度』が低いうちは存分に嫌がられ、存分に泣き喚かれちゃいます。じっくりやって行こうぜってところですね。
基本CGが約33枚で差分が約1120枚も用意されているのでエロシーンは見応えあるんですが、さらにミニCGというのも差分約200枚用意されてます。こちらは舞台背景に合わせて描かれているCGで、視点はちょっと遠景になるものの、高貴なお姫様を牢屋の中で犯しているという状況の背徳感が味わえたりして好き。いつもとは違ったエロの気分を味合わせてくれます。
( ' ^'c彡☆))Д´) パーン
そしてお姫様を殴れます。
そしてお姫様をおもむろに抱き寄せたりもできます。
お姫様の心をどう調教していくのかはプレイヤー次第……ということで、プレイヤーだけが妙にゲスい立ち位置だけど気にしない気にしない(´д`)
まとめ
二人の物語がどう展開していくのか気になるところなんですが、メリファヒという隻眼の侍女もフルボイス仕様で登場しております。
この子も重要キャラとしてストーリーに絡んでくるんだろうなぁ~と思うと、ますます気になる展開。
これでお姫様がもう少しロリ系だったら良かったなぁ~と個人的に思うくらいです。
お姫様の絵柄等々お気に召したらどうぞどうぞの一作かと。
はい。
似たような調教SLGというと、
【 レビューはこちら 】
あとは
【 レビューはこちら 】
などなどもどぞー