Merry Happy END
病院のベッドで目を覚ましたあなた（視聴者）。
事故の影響で事故前後の記憶を失ってしまっているあなたの傍には、命の恩人だとして身の回りの世話をしてくれる女の子・中村めいがいるのだった。
無事に退院した後も付き添い続け、何から何まで尽くしてくれる中村めいとの生活が始まるのだったが――
終盤に『選択パート』を持ち、分岐することで二通りの展開が楽しめるストーリー構成となってます。
本編終了後、フリートークも収録されてます。
シナリオ担当者さんもフリートークに参加する珍しいタイプ。
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| 収録時間 | 1時間41分 | ||
| 視聴スタイル | ご自由に | ||
| お値段 | ５４０円 | ||
ヤンデレ風味のめいちゃん
いかにもヤンデレな表情を浮かべるめいちゃんのジャケットCGなのでなんだか予想が付くところとは思うんだけどもね。ジャンルタグにも『ヤンデレ』が設定されてるし、というかめいちゃんの左手首に包帯巻かれてるし、ね。
ということで本編は病院のベッドでお目覚めになられたところからスタートとなります。
視聴者さんは記憶喪失設定ですが、本格的に何から何まで忘れてしまったわけではなくて、事故前後の一部分だけを失ってしまった解離性健忘みたいな感じ。
もともと一人暮らしだったのかで家族や友人らの存在などは一切無く、病室で目覚めた時から傍で尽くしてくれるめいちゃんに介助される格好のストーリーが始まります。
あまり背景設定に言及せずにストーリーを進めてゆき、それによって謎めいた雰囲気を漂わしているというのはサークルさん前作『猫と彼女と一週間』と似た感じですかね。
さてさて、あなた（視聴者）はめいちゃんにとっては命の恩人ということもあって、「可愛い女の子を身を挺して守る」的なヒーローの気分でもあるのだけれども……
雨の音が続く中、めいちゃん付き添いで自宅に帰ってからもめいちゃんの介助は続き――というか本格化していきます。
身体を拭いてくれたり、その時にタオルを搾ったりの水音、リラックス効果のある保湿クリーム、マッサージ、ドライヤー、耳掻き、などなどのASMR的なお楽しみの合間合間にめいちゃんの恋心（？）が垣間見れるような台詞があってニヤニヤできるわけですが、なんだかよく聴いてると危険な感じの台詞もちょいちょいぶっ込まれている塩加減。
いつの間にか雨が上がった頃、めいちゃんの「本気」が暴かれての『選択パート』となりますのでお好みの選択をされてください。
選択によるストーリー展開を楽しむというよりも、依存気味に尽くしてくるめいちゃんとの日常ストーリーを愛でてやってなんぼ。
梅雨の時期に発売になったのもあって、雨がしとしと降り続ける中で聴き続けてたい感じ。
ストーリーとASMRな割合は半々くらい。
本編終了後、声優さんとシナリオ担当者さんとのフリートークが収録されてます。
シナリオ担当者さんがお喋りに参加するのは珍しくて面白いです(^O^)
まとめ・感想
「あの子は本当は良い子なんだよ」という言い回しをされちゃう系の女の子・めいちゃん(>_<)
特に女子が「あの子は良い子だよ」という時には地雷が潜んでいるんだぁッ！（偏見）
ともかくもヤンデレさんに愛されるお話＋ASMRですね。
ヤンデレ豹変ストーリーにドキッとしたいとかっていうホラー的な楽しみ方よりも、共依存的な安心堕ちを期待して視聴されると丁度良いかと。
はい。
似た感じの視聴感な作品というと……
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などなどもどぞー