くろどら!
気付いたら緑っぽい世界にいたドラゴン娘のリィア。
緑っぽくてドットが荒い昔ながらの世界から脱出するためには、『ダンジョン』に挑んで、そこを踏破しなくてはならない。
ランダムでアイテムやエロイベントが排出される『ガチャ』を回して、何度も何度もダンジョンに挑みましょう。
さすがにエロCGなどを表示する時には緑色のフィルターを外す設定も可能になってて、艶な彩色を楽しめます。
ガチャ回してステータスアップ!
ジャケットCGからして緑みどりしていて驚きなわけだけど、今作はサークルさん看板の「たままおシリーズ」の最新作になりますね。
特にタイトル的にもシステム的にも『ねぎドラ~ネコババされたオーブをさっさと返せ!~』の続編的な感じかな。
過去作を並べてみましたが、鮮やかな彩色のCGが良い感じ。
なんだか緑がかって特徴的なのは今作に限ってのことで、緑がかった感じは僕としてはゲームボーイの画面を思い出すんだけど、ちょっと昔懐かしさという演出に思って了解してもらえりゃ良いですね。
で、なんで緑がかった世界にいるのかというのは主人公になるリィアちゃんにも分からないでいます。
ある時気がついたらこの世界にいちゃったよ、という感じ。さっさと元の世界に戻るためには『ダンジョン』をクリアすれば良いということで、ダンジョン攻略を目指していくことに。
同じようにこの緑な世界にやって来てしまった人等が寄り集まった街(?)を拠点にして、いざダンジョン攻略へ。
そのまえに、設定を弄るとCG表示時においてのみ彩色を取り戻すことができるようになるので、お好みで。
一応リィアちゃん視点では世界が緑みどりしてるんだと思っておけば、まぁOKでしょう。
ダンジョンは何通りかのパターンのMAPがランダムで選ばれてくる感じで、階段を目指してどんどん進んでいきます。
特徴的なポイントとしては『テンション』という値が存在していて、敵と戦ったり、回復アイテムを使用したりすることでどんどんテンションが駄々下がりしてきます。
HPと同様に『テンション』の値を管理する必要があるんだけど、アイテム使用などで回復することはできないものなので、敵と戦いまくってレベルを上げるなどの方法は不可。
『テンション』縛りのおかげで拠点へと何度も戻る必要が出てくる感じになってます。
後述するんだけど、『ガチャ』を回してエロイベントを回収していくことによって『テンション』を含め、ステータスを底上げできるようになります。
ということでレベル上げよりもガチャ回しの方がポイントになってきますね。
もちろんレベル上げも重要なんだけど、それは『テンション』が減らなくなるアイテムを手に入れたりしてからの話しかなぁと。
シンボルエンカウントになってて、敵シンボルに接触すると戦闘へ。
敵シンボルの動きはノロノロしてるので、『テンション』の値を守りながらの逃走も余裕。
いざ戦闘になるとランダム進行になってて、戦闘中に回復アイテムを使ってあげることなどは不可。なので事前に回復しておいてどうぞ。
仮に戦闘に負けてしまうとアイテム全没収になるので、マジ負けたくない仕様。
特に10階層ごとにボスがいるんだけど、どれくらいまで鍛えて挑めば良いのかわからんのでドキドキしますわ。
……事前セーブすりゃ良いって?
オートセーブ機能搭載なんだわね(>_<)
ダンジョン内で宝箱や敵ドロップで手に入れた『ガチャチケット』を使って『ガチャ』を回してやることで、ランダムでいろんなアイテムが貰えます。
その他、『イベント』が排出されてくることもあり、こちらはそのままエロシーンに突入することになります。
で、このエロシーンを獲得するとリィアちゃんのステータスが底上げされ、強くなってきます。
『ガチャ』はノーマルなガチャとレアなガチャが用意されてるので、それぞれのチケットを見付けたらガチャれ。
エロシーンは綺麗系の絵柄に似合ったソフトなテイスト、和姦テイスト。
シリーズを通してプレイしてきた人なら容易に想像が付くところだと思うんだけど、サブヒロインとしてもうお一人のエッチシーンも用意されてます。
こちらも和姦テイストですが、可愛い顔して激し目プレイ。
※ダンジョンから脱出した時、家で寝た時など、タイトル画面に一旦戻る仕様です。
ちょっとビックリしますが、データは引き継がれているんでリセットされません。
さらっと攻略
ストーリー攻略で詰むようなところは皆無かと。
ともかくダンジョンを踏破しちゃえばOKです。
ダンジョンに潜って『テンション』の限りに『ガチャチケット』や『ひりょう』を拾ってきて、そうしてガチャを回してエロイベントを回収してステータスアップさせて、そうしてどんどんダンジョン奥地まで進みましょうという流れです。
ガチャには運要素が絡んでくるので、どうしようもない時はどうしようもないです。
自宅で何度か寝たりしてると『ガチャ』発生イベントがあるので、寝てください。
EDは3つ。
「readme」にED条件が記されているのでそちらを参考に。
攻略まで約3時間ちょっと。
回想はタイトルから。
全解放は無いかな?
クリア後にさらにダンジョン奥地を目指せるようですが、どこまで行けるかは未検証。
まとめ・感想
ダンジョン潜って何枚かチケット集めてきて、さぁてガチャ回しだ!!と意気込んで、それでいてイベントどころか大したアイテムが出てこなかった時の徒労感がなかなか辛いところはあるわなぁと。
……人生そんなもんだけどな。
ダンジョン探索がけっこう手間になるので、移動速度を段階アップできる機能とか欲しかったかな。
はい。
似たような作品……というか、これまでのたままおシリーズもどぞー。