悪魂入りのカティ
『悪魂入り』として生まれながらに悪魔を身体に宿した少女カティ。
市長である父と教会の対立が巻き起こり、その煽りを受ける形で、なおさら『悪魂入り』であるカティは街から追放を言い渡されるのであったが、なぜか教会からは猶予期間が与えられる。
わずかな猶予期間、カティは母親の形見を探して街中を奔走するのだった――!
戦闘無しの探索RPG。
探索次第で『屈辱ルート』と『尊厳ルート』とにストーリーが分岐するようになってます。
『悪魂入り』の少女が母の形見を探して
さてさて本作の主人公になるのは『悪魂入り』とされる少女カティちゃん。
カティちゃんの身体の中には悪魔が宿っているとされ、身に危険が迫った時などには悪魔的な力が発揮されるようになっているということですね。
その力は凄まじく、熟練の魔術師も超えるほどで、世間からは恐れられ、疎まれた存在ということですね。
そういうことで世間とは少し距離を取らされ、結果的に箱入り娘として育ったカティちゃんなのでした。
お父さんは市長を務める立派な人らしいのですが、教会側とは折り合いが付かずでなんだかんだと投獄されちゃいます(@_@)
そして市長の娘であるカティちゃんには身の危険が迫ってしまったのですが、そこは『悪魂入り』として無事に切り抜けることに成功。
しかし教会側はカティちゃんに対して街からの追放を言い渡すのでした。
元より疎まれた存在だったので追放処分を甘んじて受け入れるところでしたが、それでも母親の形見であった鏡の4枚だけは手元に置いておきたいカティちゃん。
でも教会側はまるでそれを見越していたかのように形見の鏡を街の誰かにそれぞれ渡してしまったというのです。
鏡を探して回るには都合が良く、しかし不思議な追放までの猶予期間が教会側から与えられ、今作は始まっていきます。
戦闘無しの探索オンリーなRPGということで、街の中を探索していくことになりますね。
探索を通してイベントを回収することで画面左上にある時間メーターが消費されて時間経過がなされていくので、街から追放までの猶予期間を大切に(……たぶん、そんなにシビアじゃない気がしますが)。
『悪魂入り』として疎まれた存在なカティちゃんでしたが、実は優しくて正義感の強い女の子。
母の形見を探す中で、いろいろと難題を持ちかけられ、それにどう対処するかで『屈辱ルート』と『尊厳ルート』とにストーリーは分岐するということですね。
エッチな要求に屈してしまえば『屈辱ルート』へ。尊厳を守り抜けば『尊厳ルート』へと。
イベント進行はメニュー画面中から確認できるようになっていて、当該イベントの次の目的も示されているのでこまめに確認して進めていくのが良い感じ。
攻略サポート機能も搭載されているので、探索性でそこまで脳コネなことになることも無さそうかな、と。
エロシーン目当てならば『ソクヌキ』という難易度を選択すると『屈辱ルート』へと直行できるようになっているということだし、『尊厳ルート』と『屈辱ルート』を分ける選択肢は色分けされて表示されているということです。
前述の通りで実は心優しくて正義感の強いカティちゃん。
体験版ではエッチシーンはあまり確認できなかったのですが、優しさに付け入られるような形でエッチな要求をされ、情に絡められて身動き取れなくなっていくとか、そういう脅迫シチュエーションに特化したエロシーンに特化しているとのことですね。
まとめ・感想
体験版で遊べる探索部分は少なめなのでゲーム部分については製品版で確かめる感じかなと思うのですが、しっかり作り込まれているのが感じられる内容になっているので安心かなぁと。
ともかくも気になるストーリーなのですよね。
街追放のカティちゃんですが、母親の形見を探して頑張るストーリー。それに加えて『悪魂入り』という設定がどう活きてくるのか。
ストーリーを味わいたいなと思うので『尊厳ルート』を楽しみにしてます(^o^)
はい。
今作のように探索がメインになってくる作品というと……
などなどもどぞー