狐姫の守り人~ロリババア狐を守り抜くタワーディフェンス~
負け戦により落ち延びた軍師の主人公。
川に流され、目が覚めたところ妖狐の暮らす村に辿り着いていた。
戦火が妖狐の村にも迫る中、主人公は妖狐の姫達を守るため、主君の仇を討つために戦場に立つのだった――!
遠距離射撃に特化する妖狐ユニットを配してのタワーディフェンスゲーム。
とはいえ膨大なテキスト量になっていて、サウンドノベル的にシナリオを読み楽しむ作品にもなっています。
※動作重め。特にマウスカーソルに追随しての反応、テキスト送りはまったりしてます。タワーディフェンスパートではシステム的にそれでも問題無いです。
妖狐を守るためにとっても頑張る主人公さん
さてさて今作はゲームスタートすると『空那之章』『永久之章』『守り人之章』の3ストーリーを選択できるようになってます。
攻略順は素直に『空那之章』→『永久之章』→『守り人之章』となっていて、各章2~3時間の大ボリューム!
サブタイトルに「タワーディフェンス」とあるものの、サウンドノベルADVのようにシナリオを読んでいる時間の方が圧倒的に多くなっているので、感じとしてはサウンドノベル+ミニゲーム(タワーディフェンス)くらいかなと。
ゴリゴリにタワーディフェンスで遊びたいんじゃい!って人向けというよりは読み物をしっかり楽しみたいよって人向けなのであしからず。
シナリオボリュームについては30万文字超えで、おおよそラノベ3冊分くらいの分量とのことです(^O^)
今作の主人公になるのは戦に敗れた軍師、名前については「あなた」と表示されるようになってます。
負け戦から逃げている最中に川に流され、そうして目を覚ましたところが妖狐の村だったということですね。
人間側の勢力争いの影響云々から飛び火して妖狐の村も安泰というわけでは無くなり、対防衛戦を強いられることになっていく中で、軍師の主人公さんが活かされていくという流れですね。
ヒロインになるのはケモミミ金髪ロリな空那ちゃんで、この妖狐の村の姫様。
ロリロリしぃ見た目ながらもしっかりロリババア設定になってますが、年齢させ伏せてしまえば普通にケモミミなロリっ子です(^O^)
もう一人のヒロインは永久(とわ)ちゃん。
最初の頃は主人公さんに対して冷たく、不信感を遠慮無くぶつけてくれる子なのですが、空那ちゃん想いで村の皆を大事に思ってのことなので嫌味なキャラにはなってませんね。
いつデレるんだろ~?と期待しぃしぃ冷遇されててどうぞ(>_<)
人型の妖狐なのは空那ちゃんと永久ちゃんの二人だけですが、他にも可愛い妖狐は大勢いらっしゃってて完全にモフモフの村。
ちなみにタワーディフェンスゲームな時には、空那ちゃんの霊力を使用してこのモフモフな妖狐ちゃん達を人の姿にして戦ってもらうことになってます。
さてさてタワーディフェンス。
自軍ユニットは全12体。
黒髪の黒狐の3体は足止め効果の氷弾を。
赤髪の赤狐の3体は低威力ながらも連射の効く炎弾を。
白髪の白狐の3体は貫通効果のある光線を。
金髪の黄狐の3体は範囲攻撃可能な爆発攻撃を。
赤文字で『危』と書かれた場所から敵ユニットがノコノコ歩いてくるので、矢印マークのあるところに自軍ユニットを設置していってあげましょう。
こちらでスタート(画面右下)を押すまでゆっくり考えていてOKだし、スタート後もユニットは追加可能です。
敵ユニットはあくまでこちらの拠点を目標に通路を突撃してくるだけとなっていて、自軍ユニットに対して攻撃を行ったりということはありません。
なので最初に自軍ユニットを配置してしまえば、後は眺めているだけでほぼOKですね。敵の大軍を前にあっちにユニットを配置して、こっちでグレードアップして~とかって忙しさはありません。
1体でも倒し損ねるとアウトで強制リトライ。
敵ユニットを倒すごとに『霊力』が補填されていくようになってます。
その戦闘をクリア後に『霊力』を使って自軍ユニットのグレードアップを行ったりも可能ですが、この『霊力』は次の戦闘、次のシナリオでも引き継がれるようになっているので、グレードアップ時に全部消費してしまったりするのだけは絶対にNG。次の戦闘時に全くユニットを配置できなくて詰むなんてことも有り得ます(やらかしました!)。
エロシーンの方は空那ちゃんと永久ちゃん相手にですね。
『空那之章』では空那ちゃんがヒロインで、『永久之章』では永久ちゃんがヒロインなわけです。
『守り人之章』は……想像通りと思うので(^O^)
エロシチュはイチャイチャ和姦のラブラブものです。
エロシーンでは空那ちゃんと永久ちゃんフルボイス仕様となってます。
さらっと攻略
タワーディフェンスパートでは次の戦闘に『霊力』の値が引き継がれるので、次戦でユニット配置に必要となる『霊力』を考慮しながらグレードアップされて下さい。
強力なユニットは黄狐ですかね。範囲攻撃可なので敵が密集しそうなところに配置しておいてまとめてドーンしてもらいましょう。黄狐の3体が常にMVP級の活躍をしてくれてました。
次に白狐で、念のためにおこぼれを狩り用に配置しておけば良いんじゃないかなと。
難易度は「ALT」キーで変更できるようになっているのでお好みで。基本的に易しめです。
攻略まで約6時間。
回想はタイトルから。
全解放は無いです。
まとめ・感想
がっつりシナリオを楽しみたい(テキストを読みたい)時にどうぞどうぞな作品でした。
ヒロイン2名だけでしたが、上手にシナリオが転がるので特に不足感がないままの6時間超。ちょいちょいミニゲーム風味にタワーディフェンスを挟みつつ、じっくり読み楽しましてもらいました。
前述の通りでタワーディフェンスでガッツリ遊びたい!って人にはシナリオボリュームが鬱陶しく感じてしまうと思うのでご注意を。タワーディフェンスは30分に1度くらいのペース。
そして全体的に動作が重く、まったりしているのもご注意を。
PCスペックが良ければまた違ってくるのかもしれませんが、僕の環境だとタイトル画面でシナリオ選択する時にもカーソル追随、クリックのリアクションが遅くていました。そういうもんなんだと理解してしまえばそれに合わせて操作するまでですけれどもね。
テキスト送りも遅めで、間違ってクリックし過ぎると読み飛ばすことになってしまったりと、操作性は難有りかなと、ぬ~ん。
体験版では『空那之章』をまるっと遊べるようになっているので、操作性などもチェックして貰えればと思います。
はい。
がっつりタワーディフェンスを遊びたいって時には、
【ボイス追加版】陵辱×タワーディフェンス 種付け中出し雌奴隷化で異世界救済RPG ver2.00
などなどもどぞー