ぼっちバイノーラル~そよかぜアメ~
雨の降りしきる中、バス停に呆然と佇むあなた(視聴者)。
さらには記憶喪失であるあなたに声を掛けてくれたのは、田舎者ボッチの女の子、アメちゃん。
記憶喪失とあってどうすることもできなく、ただただ雨に打たれているのもなんなのでアメちゃんの家に招待され、そこでタオル拭きされたり、お風呂でシャンプーしてもらったり、さらには膝枕で耳を綿棒で掻いてもらったりのASMR要素が一応メインの癒し系音声作品。
本作の語り手となる『そよかぜアメ』さんは、実のところバーチャルユーチューバーの『そよかぜアメ』さんその人になってます。
同名のままで作中にも登場する格好になっていて、ある程度の宣伝要素も含んでいますが、違和感の無いボイスドラマ風味に仕上がってます。
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収録時間 | 約1時間10分 | ||
視聴スタイル | ご自由に | ||
お値段 | 1080円 |
バーチャルユーチューバーのそよかぜアメさんご登場
はい。
ということでバーチャルユーチューバーの「そよかぜアメ」さんがそのまんま作中にご登場されてるのが本作になります。
良い感じに可愛らしく博多弁を織り交ぜながら、田舎娘の野暮ったさとぼっち設定が親しみやすい感じのアメさんです。
今作を足掛かりにして「そよかぜアメ」さんのチャンネルを覗きに行ってらっしゃい来てらっしゃいの宣伝風味は作中からも感じられるんだけど、高音質ハイレゾ仕様ということもあるし、ASMR要素もしっかり本気で取り組まれている作品になってますね。
「ぼっち」アピールがちょいと多めですが、まぁ気にしない気にしない。
ということで本作ですが、ボイスドラマ風味、まずは雨が降りしきる中、アメちゃんから声を掛けて貰えます。
視聴者はなんだか雨のバス停で立ち尽くしていたということで、さらには記憶喪失状態とのこと。
アメちゃんの声を聴いていると何かを思い出せそう……とは思うのですが、バイノーラル録音っぷりを前面押ししてアメちゃんの声を両耳に注がれても記憶は取り戻せん。
仕方なし、心優しいアメちゃんにご自宅に招待してもらえることになります。
家に着いた後タオルを取りに走るアメちゃんの様子だったり、戸を開け閉めする音だったり、そういった環境音もバッチリ。
タオルでふきふきしてくれる音、「水分さん飛んでいけー」。
耳も念入りに拭いてくれます、ふきふき。
そうしてから次はお風呂へ、「アメちゃん浴場」へどうぞ。シャンプーしてもらえます。一緒に湯船には浸かって貰えません、だって全年齢向け作品だもん(・_・)
ドライヤーはぶっ壊れているので再びタオルでふきふきしてもらったら、膝枕してくれての綿棒タイム。
この綿棒による耳をグリグリしてくれるパートがメインでたっぷり時間を取られてます。
梵天を使ってくれた後は、耳フーも完備。
その後に『お話タイム』があり、お友達になった記念に自己紹介ということでバーチャルユーチューバーのアメちゃんの自己紹介パートになってます。
そうしてから添い寝して寝息吐息を聴きながら眠るのも良しだし、その後の翌日のストーリー、主に「おまけトラック」を視聴しても良し。
睡眠導入用に聴くつもりでいるならファイル構成は事前に弄っておきましょい。
まとめ・感想
バーチャルユーチューバーのアメちゃん前面押し、宣伝紹介の一作なわけですが、事前にアメちゃんのユーチューバー設定を知らずしてもしっかりASMR作品として楽しめる内容になってます。
視聴者の記憶喪失設定は結局どうなったんだろうか?というストーリー的な楽しみもありますし、イラストも良いし、アメちゃんも可愛いしで、クオリティのお高い一作。
アメちゃんが同人音声に登場するのは今回限りのことなのか、それとも今後も活躍してくれるのか。僕としてはもちろん今後も活躍してもらいたいですね。
エロ無しで良いんで、安眠導入な催眠音声とかやって欲しいなぁ。
……ところでアメちゃんの胸の大きさ、計りかねるな(@_@)
はい。
今作に似た感じの作品として思い出したのは、アメちゃんのキャラクターからは↓
雨と田舎の風景ってことで↓
などなどもどぞー