クロスブレイカーよしお
悪の秘密結社アクデス(株)の暗躍により世界は阿鼻叫喚の危機に見舞われていた。
そんな世界の危機に際して現れたのは覆面マントの半裸の一般人(変質者)。
アクデスから遣わされる怪人達の服を脱がせて世界の平和を守るのだっ!
全10話の短編エピソード集となっていて、各話一度ずつのボス戦闘が用意されてます。
全年齢対象作品で、最初から最後まで真面目にギャグ風味。
なぜ服を脱がせるのか――よしおの解答に刮目せよ(>_<)
怪人(女性)の服を脱がせる半裸マスク
なぜか妙に惹かれたのでプレイさせて頂きましたー\(^_^)/
主人公になるのは『クロスブレイカー・よしお』。
正義と脱衣の炎を胸に秘めた半裸の一般人ということで、覆面マスクで人々の危機に駆けつける変質者。
敵になるのは秘密結社アクデス(株)の人達。
なぜか株式会社として成立しちゃっているので株価が上がるように日々邁進している秘密結社のご様子。
テレビのニュース中継を視聴することで事件を察知することができる特殊能力『ジャスティスセンサー』により現場に駆けつける半裸マスクのよしお。
突然の闖入者によってたじろぐ怪人お姉さん。意外と怪人お姉さんの方が常識人っぽい雰囲気だったりするけれど、半裸の勢いでストーリーはゴリゴリ進行していくのです。
怪人お姉さん達に捕まっちゃって人質にされちゃうおじさん達だってギャグ風味。
最初は半裸マスクに株式経営の秘密結社だとかの設定によるギャグを飛ばしつつ、中盤以降は各キャラが真顔でボケまくり、終盤はなぜか熱い?燃え展開へと……!?
そういえば怪人達が悪さをしているのを咎めて奔走していたはずのストーリーが、気付けば「どうして服を脱がせるのか」とかってテーマを持ち始めていたりしてね。
なんで服を脱がせるんだろうね?
最終戦にてその答えが明かされるので、こうご期待。
ま……まさか、そういう理由で服を脱がせていたのか……(・д・)
ストーリーは全10話の短編集形式。
各話エピソードは5分前後の短めな内容で、ボス戦闘が一度挿入される格好です。
MAPを歩き回って探索したりとかって要素は完全に無く、ストーリーを読んだ後に戦闘をして勝利したら次のエピソードへ、という形のボスラッシュ形式。
装備品やスキルの付け替えなどの要素もなく、与えられた条件下でのみのボス戦闘になります。
今作の戦闘ではボスさんのグラフィックが多数用意されていて、次ターンの行動がそこから予測できる仕組み。
なにやら大技を放ってきそうなポージングになったらば回復するなり防御するなりが必要。
敵さんの通常攻撃はさほど痛くないんだけど、大技になると被害が大きめなので行動予測は重要。
また防御することによってMP回復を兼ねているので、MP管理を兼ねながら防御行動も一考を。
中盤以降はさらに『必殺技』を使うようになる敵さん達。
画面がピカッと光ってシャキーン!って感じになると敵さんが必殺技を使ってくるということなので、さすがに素直に防御しておくのが良さげ。
大技・必殺技の時だけ防御してれば良いんでしょ??簡単じゃん!って思われる人は思われるんだろうけど、防御と回復のタイミングが悪いと致命打を喰らうことになることも少なくなく、敗北しちゃったことも数回。
エピソードをクリアするごとに新しいスキルを覚えていくようになっていて、毒攻撃とか重宝しました。毒でじわじわダメージを与えつつ回復防御に周り、適当な時にだけ攻撃するくらいでどうにか……そんな戦法でも負ける時は負けるんだがな(・_・)
エピソード選択画面でメニューを開くとお助けアイテムを使用できるので、どうしても勝てないって時にはそれを使うのもありかもしれんけど、作者さんがあんまり奨めてないので奨めない。
戦闘に勝利すると敵さんの衣装をぶっ壊しCGが拝めます。
全年齢向け作品なので際どいところまでしか描かれてないけどね、エロテキストもほぼほぼ無いです。
エロをお求めな時には不向きですが、サクッと笑いたい時にはクスッと笑わせてくれまする。
さらっと攻略
ストーリー攻略で詰むようなところは皆無。
素直にストーリーを楽しみつつ、ボス戦を攻略しましょう。敗北してもエピソード選択画面に戻るだけです。
戦闘では回復と防御のタイミングが重要。また回復アイテムはターン先制になっているので、ピンチの時はアイテムで回復するのが良さげ。
推奨戦法は毒攻撃でじわじわ。余裕がある時に殴る感じ。
終盤は被ダメも大きく、必殺技連打してくるのでHPは高めキープで。
攻略まで約1時間。
回想はED後の「おまけ」から。
実質的に全解放済み。
まとめ・感想
値段に対してこれだけ楽しめれば文句無いです。
勢いの良い半裸マスクが女怪人を脱衣させながら突き進むギャグストーリーで、僕としては何度か笑えましたんでOKです、満足じゃ。
サクッとクスッと楽しみたい時にどうぞどうぞ。
続編の余地を感じさせる終わり方でしたが、発売されたら僕は買うと思う。
はい。
似たようにサクッと遊べて低価格の作品というと………
などなどもどぞー