魔獣士の旅
今となっては呪われた一族とされて忌避される『サルヴァー』の一族の姉妹が、それでもいつか人に認められることを願いながらギルドの仕事を請け負っていた。
今回は、魔物がとある姿に変貌し、そして積極的に人間を襲うようになった原因を探るために姉妹は洞窟探索に挑んだのだけれど――
怪しげな宗教団体や、不可思議な人物の存在などなど物語も謎めいた丸呑み盛り沢山のRPG!
こちらの前日譚になっているということですが、未プレイでも問題無さそうです。
魔物が別の姿に変貌してしまった――その姿とは!
なにやら魔物の姿が変貌してしまう出来事が多発しているという。
一体どんな姿になってしまっているのか――というのは予想通り、丸呑みモンスターや触手モンスターの類いですね。
この辺は予想通りなわけですが、『サルヴァーの一族』出身である姉妹が雨宿りも許されずに酒場を追い出されるちょっと陰鬱なオープニング。
サークルさんの過去作である↓
こちらの前日譚ということでストーリーが割り増しになってる感じかな、と。
僕個人の勝手な印象だと、これまでの作品のようにシンプルなストーリーで触手モンスター溢れるダンジョンを攻略し続ける感じかなと思っていたんだけど、魔物を触手に変えていく宗教団体と一族絡みで因縁のありそうな人物、過去作との関係性など、物語も気になる具合になってます。
とはいえ基本的には指定のダンジョンを次々に攻略していく形ですね。
ギルドクエストを選択するとか、町を探索するなどの要素は潔くカットされておりまする。
ほどほどのギミックが設置されてるダンジョンで、シンボルエンカウント。
サクッとストレス無く遊べる造りは相変わらずです。
雑魚戦はそのまま触手や丸呑み、ナメクジなどの軟体動物っぽいのと戦闘になります。
ボス戦になると半分人の形をしていて可愛い魔物が出現します。
弱点属性を狙った魔法攻撃が主体となり、とりあえず初戦は弱点属性を見付けるための切腹プレイをしてエロシーンを回収し、再戦時は弱点を突いてサクッと勝利するパターンでしょうか。
禁呪『竜の闘気』を使うことでHPが全開するので、この禁呪の使い所が戦闘のポイントかな。いつでも使えるように構えておくと良さげ。
そんなに戦略を練らなくてもレベルを上げれば勝てる塩梅なので、この辺はお好きに。
ダンジョン中に徘徊している魔物を全滅させて進む必要はなさそうです。
触手攻撃や丸呑み攻撃をされるとカットイン気味にCGが挿入されます。
触手、丸呑み、縛り付け、粘液……種類があって有難いですし、戦闘グラフィックの方も状況に応じてアニメーションしてます。
ボス戦で敗北すると丸呑みされちゃうCGがドーンと表示されて、そのままゲームオーバーへ。
流血などの残酷な描写はないですが、死亡展開なソフトリョナ。
性的にエッチな展開はほとんどないそうです。
リョナラー向け。
まとめ
ストレスフリーのシンプルでリョナなRPGを作り続けてきたサークルさんの、その流れを継いだ新作。
前日譚という立ち位置でストーリーがいつもよりも盛られている感じで気になる展開ですね。
基本骨子は一緒なので、可愛いなと思われるお好みのヒロインの作品からプレイされて、リョナラーの世界へと引き込まれていけば良いのかなと。
はい。
それはそうと年末のこの時期になると『リョナの鐘』を思い出しますね。
煩悩の数だけ鐘(腹)を突こう(´д`)