剣闘士セツナ
多額の借金を抱えた母親に売り飛ばされてしまった少女セツナが主人公。
貴族の娘らしい立派な服を着ていたのだけれど、それすらも取り上げられてしまい水着+マフラーという服装へ。
『見せ物小屋』こと『闘技場』に墜とされたセツナは、母の元へ帰るために闘技場で勝ち上がっていかなければならない。
売られてもなお母を想うセツナの成長譚。
↑ERODEシリーズ完結作からさほど間を置かず発売された今作からはRPGツクールMV製になってるよ!
ダンジョン探索+闘技場
ERODEシリーズが終わっちゃって寂しいなぁ~と思っていたら、さっそく新作が発売されてビックリ!(´д`) そして嬉しい!
今作はこれまでとは違ってRPGツクールMV製となりまして解像度UP! ツクールMV特有のエラーが発生するところはあるんだけど、やはりCGがウリのサークルさんなので解像度は欲しいところですねん。
さてさて、ストーリーは借金の形に売り飛ばされたセツナちゃんが、闘技場が勝ち上がり、自由を目指すもの。
貴族の娘に武器を持たせて闘技場に立たせても負けてしまうのは当然で、序盤は全く歯が立ちません。
闘技場を勝ち上がるまでの期限などは設定されていないので、ともかくも近くの洞窟に潜り、そこでレベル上げとアイテム探索へと励む日々へ。
フィールドマップはシンプルで、南に闘技場があり、山間に洞窟ダンジョン。北にある建物は単なる寝床で、他の村・街の建物はショップです。
ERODEシリーズの最序盤も離れ小島がスタートだったなぁと懐かしさを感じますが、ともかくも今作はERODEシリーズのように俺TUEEEな主人公を引っ提げて「読み物」的に楽しむ感じではなく、戦闘がメインかな。
ERODEシリーズは最初からHPやMPが4桁あったりして大味な戦闘でしたが、今作は敵属性の弱点を付いたりしないと辛い戦闘が多め。
引き続き難易度調節が可能なので、レベル上げとか戦闘で苦労するのは嫌だな~って人でも大丈夫。エンカウントをゼロにする恒例のアイテムも継続されてます。
ダンジョン中を駆け回るハゲ野郎にも懐かしさみたいなのを感じるんですが、とりあえずハゲ野郎を捕まえるとやっぱり経験値が貰えます。ダンジョンの奥へ奥へと進むにつれて増えていき、MAP構成もハゲ野郎を捕まえづらいようになっていくので「これ何ゲーだっけ?」と微笑ましいことに。
あくまで目的は闘技場で勝つことなので、ダンジョン探索そのものは中途半端でもOK。
ダンジョン中の敵を倒してもお金が手に入らない反面で、闘技場での『自由戦』『本戦』ではお金が貰えるので装備品を整えるためには闘技場で戦うのも必要です。
タイトルジャケットでは露出の激しい格好で恥ずかしそうにしているセツナちゃん。
どことなく控えめで気弱そうなところがありますが、母に捨てられた現実と向き合い、闘技場で勝ち進んでいく中で精神的な成長を遂げていきます。
シリーズ四作に及ぶERODEシリーズのように大きな物語を背負っているわけではないですが、クリアまで2時間ちょっとの短編ながらドラマ作りされています。
値段を考えれば充分です。
レイプ色が濃い目に
ERODEシリーズではセックス大好きな主人公さんがお仕置きセックスをすることも多かったですが、テクニシャンな主人公さんのおかげで和姦気味のエロシーンへ。
今作では女主人公が戦闘で敗北した際にレイプされるというお馴染みのパターンで、快楽落ちすることもなく陵辱感は濃い目になります。
雑魚戦で敗北した際には即ゲームオーバーでタイトルバック。
セツナちゃん一人に対して敵は複数、体力管理を間違うとあっさり敗北しちゃうこともあるのでご注意を。
中盤以降はスキル攻撃による被ダメが凄かったり、連続ヒットの攻撃を織り交ぜられたりで、なかなか難しいことに。
恒例のドーピングアイテムについては、どうせ一人旅なので入手したらすぐに使うくらいでOKです。
処女喪失シーンも抜かりなく。
さらっと攻略
とにかく闘技場の『本戦』で勝利すればOKなので詰まるところは皆無なはず。
ダンジョン中では複数を相手にすることが多いので、魔法攻撃を主にした装備がオススメ。
闘技場では1対1なので、相手に応じてといったところ。
ダンジョン探索をしていれば武器防具はある程度揃うし、最強の武器防具はダンジョン中にあるので、武器防具に出資するよりはドーピングアイテムを買う方が得です。
中級ダンジョン地下4Fにてアイテムを売ってくれる兵士さんからはぜひぜひアイテムを買っておきましょう、役立ちます。
ダンジョン最奥のボスや、ED後のチャレンジの塔のボスさん達はドーピングしないと辛いです。
攻略まで2時間強(難易度ノーマル)
難易度を下げちゃえば快足です、10分くらいでクリアできます。
回想部屋はED後。
全解放スイッチ有りです。
まとめ
ERODEシリーズとの関係性はなく、まるっきりの新作ということですが、何人か顔出ししてくれたりしたら嬉しかったなぁ~と未だにERODEシリーズの余韻に浸っている中で発売された今作でした。
シリーズが終わっても作者様の制作意欲に衰えはないご様子でなによりです。
ERODEシリーズはまとめ買いしてくれる人がちらほらいらっしゃって、布教できてると思うと僕としても非常に嬉しいですたい。
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