ざっくりあらすじ
えらく可愛い幼女を連れて幻想的な世界を旅する青年(無一文)の物語。
食事にありつくために美人三姉妹が経営するカフェに侵入を繰り返したりと、ゼロ円生活ながらもやがては黄金の伝説に連なっていきそうな勢い。
……いや、幻想的な世界観は生と死、たぶん輪廻かなんかを交えつつ構成されているっぽいんだけど、体験版では全くわからないままにヒロインの背中から羽根が生えたりするのでまとめようがありませんさ。
はい
なにやら昔の約束を果たしに来たという主人公と、もう叶わぬ約束の存在を儚げに語るヒロイン。
どうやら主人公さんは三姉妹のことは昔から知っている風なんだけども……?
わからん。
選択肢無しの一本道で一時間くらいで終了。
感想・レビュー
生と死の儚げな雰囲気にたっぷりの絢爛装飾を纏わせた幻想的な世界観で、綺麗なモノだけを集めた瓶詰め綺麗系ストーリー。
素敵な世界を闊歩する隣には可愛げ爆発の愛くるしい幼女、リバーサイドホテルと洒落込んだ川辺の野宿では、星空見上げながら幼女を抱いて眠るんだ。
無一文がなんだ、きっとどうにかこうにか暮らしていけるだろう。
Oh なんたる素敵放浪生活。
宵越しの銭なんて一銭たりとも必要ないさ。
ほどよい幼女が側にいればそれでいい。
宵越しの幼女が一人いれば、それだけで良いじゃないか!
はい。
素晴らしきレンちゃん萌えゲーとしか言いようがないんだよなぁ、体験版の限りだと。
作中世界の設定については登場人物達は理解しているようで、思わせぶりな会話がそこここにあるものの、敢えてプレイヤーには説明をしないスタンス。
ストーリー進行に合わせて登場人物達の会話の端々を繋いで理解されてくださいという突き放しが幻想世界の謎をなおさら魅惑的にしているし、この狙った構成スタンスは現状とっても成功しているように思う。
読者・プレイヤーにどういう風に情報が積まれていくかを意識しながら書かないといけないので、けっこうな筆力を要求されて大変なんだよね。
そんなテキストレベルに比べて幻想世界の設定にどこか既視感あるのが気になるかなぁ。
ま、生と死についてのネタは出尽くして出涸らし状態なのは言うまでもないことで、そんな部分に直球ぶん投げてくるんだから予想外の展開と設定が組まれているんだろうね。
あとは製品版を期待しときなさい(ニヒヒ)って感じですねん
買うのか、買わないのか
タイトル:枯れない世界と終わる花
メーカー:SWEET&TEA
発売日 :11月25日
お値段 :6800円
……レンちゃんのエロシーンってあんの?
「児○虐待」って伏せ字にしてたくらいだからあるんだろうけどな。