ざっくりあらすじ
性的な行為や性欲そのものを抑止する世界。
やたら性欲を溜め込んで禁断症状まで発症しそうな人々がそこここにいる中、主人公なぎさちゃんの元に「色欲の神」が現れ、神の導きのままに街の男達の抑圧された性欲を発散させてあげることに。
やがては性欲抑圧社会と戦っていくことになるのだった!
さらっと攻略
各MAPは小さく、イベントの箇所にはアイコンが表示されるのでストーリーで行き詰まることはないかと。
ただし戦闘の難易度は高めで、各MAPで敵を殲滅してレベリングしながら進まないと辛い。特に最初のMAPはレベル上げで何度も行き来したかな。
MAPをクリアするとボスキャラを仲間に加えることができて、二時間ほどの短編作品ながら仲間キャラの数は8名、戦闘に出すメンバーをある程度絞っておかないと装備品購入の金策に詰まるので注意。
各所に黄金の宝箱が置かれてあって、終盤にプール脇にいる男性を浄化すると鍵が手に入るので開けていける。中身は各キャラ最強武器で、一緒に最強技を覚えるよ。
敵に負けるとゲームオーバー、エロシーン無し。
回想部屋は無く、また基本的にボス戦前にメッセージなども表示されないのでポイントポイントで先んじてセーブしておくと良いかも。
クリアまで二時間ほど。
感想・レビュー
「おじさん、エッチなことしよ?」と禁欲社会に現れた天使なぎさちゃん!
性欲を抑える薬――プロペシアとかの亜種なんだろうか?――だけでも飽き足らず、今度は性交禁止、自慰禁止へと無茶な方向へ進んでいくストーリーは、一見するとシリアス調なんだけど普通にギャグ調でした。
禁欲で頭がおかしくなりそうな人の元に出向いてエッチしてくるのがなぎさちゃんの役目で、スッキリさせてあげた後には仲間に加わってくれる。ただし工場作業員、エセヤンキ-、浮浪者×3、宇宙人などなどと錚々たるメンツ。
なぎさちゃんの元に現れた「色欲の神」からしてノリツッコミなどのギャグを飛ばしてくるし、なぎさちゃんは毒舌を見舞うし逞しく嘘を吐くし、それと雑魚キャラのメンツもギャグ一直線でクスッとくる。
序盤はそんなギャグのノリが滑り気味かもしれないけれど、なぎさちゃんが毒突くようになってきた辺りからはスムーズに受け入れていた感じ。
禁欲故のストレスで狂いそうな男達を救うなぎさちゃんだけれど、うら若き乙女の肌を曝して慈善SEXに明け暮れていたのではストレスも溜まる。なぎさちゃんにもストレス値なるステータスがあって溜まりすぎると悪堕ちする仕組みは、ギャグ調ストーリーながらにテーマに則した部分で感心させられた。
ストレス値を変動させるアイテムもたくさん手に入るので、それらを使ってマルチエンディングは閲覧できるかと。
プレイ時間は二時間ほどで、戦闘やってる時間が大半だったかな。
CGが綺麗なので改めて見返したいな~と思ってたけれど、回想部屋無いのか……!
まとめ
回想部屋ありました!\(^_^)/
これで文句は無い。
見習いエンジェルなぎさ