―― エッチな身体検査 ――
「手を上に上げてー」
「ひぃぃぃっ・・・」
「股間も大きく開きなさい」
「ひゃぁぁぁっ」
「お尻もやわらかくていいかんじよーー」
「も、揉まないでくださぁぁい!!」
裸の私は、茜さんに色々とサイズを測られていく。と思う。
・・・気のせいか、この人、事あるごとに私の体をペタペタと触ってきている。あれか!? この人レズなのか!?
じーーーっ。ぺたぺたぺたぺた。
「こんなもんかしらね」
「ふ、ふぇぇぇ・・・」
私は恥ずかしくて目をぐるんぐるんさせたまま、その場に
ぺたりとしりもちを付く。
「ほらほら、次いくわよー。次ー!」
「ひーんっ!」
体の測定の後は、裸のまま、健康診断で受けるようなことを一通りやらされた。
だが、普通以上のものもいくつかあった。肺活量測定や、寝かされてよくわからない機械で測定されたりと、ここはいったい何の施設なのか!? と、つっこみをいれたい。
その間、何度も茜さんがペタペタ触ってくるので、段々とこの人が私に触ってくるのに慣れてくる。すると、茜さんに裸を見せることもあまり気にしなくなってきた。
途中、下着なしの浴衣姿の状態で、隣の待機室で昼食をとり、また測定の続きを再開。
午後三時になって、ようやく終わりを告げる。
「さて、ここからお楽しみタイム、ね」
終わりを告げる。はずだったのだが・・・。
茜さんが悪そうな笑顔を取り繕う。
ぞわわっ。私の鳥肌が立つ。ぜんぜん終わりではないようだ。それと、い、いやな予感がする・・・。
そう思った矢先に・・・、裸の私は、茜さんに抱きつかれてキスをされる。
「んんーーーーーっ!?」
わけがわからない。
さらに追い打ちで、茜さんのしたが私の口の中を犯す。
「んっ、んっ、んっ、んっ、んーーーーーっ」
ぎゃーーー。口の中に! 舌が! 茜さんの舌がぁっ!! 舌ぁぁぁ~~~っ!!
汗が垂れる。頭の中がヤカンのように沸騰して熱くなる。
私、もうだめぇぇぇっ・・・え。
ぺろぺろ、ぬちゃぬちゃ。
茜さんの舌は何だかどろどろの液体で濡れている。それが私の口の奧につーーっと入りこんでしまい・・・。
・・・ごっくん。
何だか訳の分からないものを、飲まされてしまった。
それを確認してから、茜さんは、抱きしめている力を解放する。
げほっ、げほっ、げほっ、げほっ・・・。
「な、なにするんですかぁ~~」
私は涙目で、茜さんをにらみつける。
「初めての子はね、大抵、これからするエッチな測定を嫌がっちゃうのよー。だからね、萌子ちゃんにはリラックスする薬を口移したのよ~」
茜さんがぺろっと自分の口の周りをなめる。
いや、だからってそんなエッチな飲ませ方しなくても・・・。
「それじゃ、リラックスする薬の効果が出るまで少しゆっくりしましょうか」
「えっ、あっ、は、はい・・・」
薬のことより、先ほどしたエッチなキスの事の方がとても印象が強く、今も私の頭の中でかけめぐる。
うーん。茜さんのキスの味・・・ピーチのような、イチゴのような・・・。
—
数分後。
なんだか、ほわーんとしてくる。
私の体がぽかぽかになっていく。うっとりしていて、きもちがいい。何か考えていたはずなのだが、どうでもよくなってしまった
「はーっ。はーっ。はぁーっ。はーっ」
私の息が甘い。
体全体に軽く熱を持ちながら、ハッと、私は我に返る。
「わ、私に何を飲ませたんですか!?」
「だから、リラックスする薬よ。エッチのね」
う、うそだー。絶対嘘だぁぁぁぁ! 媚薬の様なものをのませただろぉーーー! あ。そうか、これ、本当に媚薬なのかもしれない・・・。
私は、初めて飲むの媚薬だと思わしきものに、驚きを隠せない。小説ではよく出てくるような存在だが、実際に自分が飲むことになるとは思っても見なかった。
・・・どきどき。
心がすごく、わくわくしてくる。エッチしたくなってくる。裸を見せたい。乳首がかゆい。お股が暖かい。
私は色々と興奮してくる。
つ、通常の思考じゃない・・・! は、発情って状態なのだろうか!?
「リラックスする薬が効いてきたみたいね。改めて測定の続き、しようかしら?」
「は、はい・・・」
エッチな測定に同意してしまう。
私の体がうずく。茜さんに裸をみられることがうれしくなってしまっている。熱く、甘美たるこの状態が、私の本来の正常な思考を阻害する。
昔やらかしてしまったお酒の感覚に近い。ふわふわ~。
「まずは、お豆ちゃん達の測定ねー」
茜さんは、突起物に吸いつきそうな吸盤っぽいものを、私の両方の胸にぺたりと付ける。
さらに、お股の所・・・私のクリトリスの皮をむいて、ぴょこっとでてきた突起した部位にも、ぺたっと付ける。
「ん、あっ・・・」
茜さんにクリトリスをいじられてるのに、全然嫌な感じがしない。なんだろう? 何でこんなにうれしいんだろう?
「さて、最低サイズは、どんなもんかなー」
と、茜さんが張り付けたもののスイッチを入れる。
きゅっ。
3カ所を同時に締め付けられる。
「ふぁぁ・・・っ!」
いきなり感じてしまうところを締め付けられたので、ちょっと快感が走る。・・・が、攻めがそのまま終わってしまった。もう少し激しく攻めてくれないかな・・・と妙な期待を抱く。
「ちょーっと失礼」
茜さんは私のお股のちょっとしたに顔を寄せると、私のアソコのびらびらを両手の中指で摘んでぐいっと開かせる。
エッチなことなのにぃ・・・っ、な、なんかイイことしてる気分だよぉ・・・。
「ふむ、書類通り処女膜は無いのね。ひょっとして男の人と経験したことあるの?」
「えっ・・・? いえ・・・特には・・・」
「そっか。まー、その事に関しては、後でゆっくり聞かせてもらうわー。さてさて・・・」
茜さんが次の器具を取り出す。
なにやら、どこかにはめそうなポンプと、それにつながって、メーターを測れそうな機器がある。
「これは膣圧測定器よー。萌子ちゃんの大切な所の中の大きさと筋力を、計らせてもらうわ」
へぇー。そんなものもあるのか。やっぱり、エッチな施設なわけだし、私のアソコの大きさ調査も必要なのかなぁ・・・。
「入れるわよー」
茜さんは膣圧測定器にローションを塗ると、それを私の下のお口に密着させる。
にちゃっ
私の大切な所に、ゆっくりと測定ポンプを挿入されていく。
「んっ・・・」
にゅーるにゅーる。
ポンプが奧まで入っていく。
「・・・」
ポンプが一番奥まで入り込み・・・、私のアソコの入り口に、ポンプの先にある壁のようなものがぴたっとくっっつく。
「・・・あれ? 萌子ちゃん、気持ちよくないの?」
「いや、あんまり・・・ポンプが体の中に入ってきていることはわかりますが・・・」
「んー、じゃあ、これはどぉ?」
茜さんが測定器の別のボタンを押す。
すると、私の大切なところに入り込んでいるポンプが急にゆっくりぷるぷると振動し始める。
「その・・・」
特に感想はない。強いて言えば、違和感があるぐらいか。
「何か感じる?」
「と、特には・・・」
「そっかー。じゃあ、これも追加ね」
茜さんは、吸盤の方の電源のスイッチを入れる。
今度は、私のクリトリスに微振動が走る。
ゥゥゥゥゥゥ・・・。
「あ、ひぃぃぃぃっっつ!」
途端、私は急に背中をのけぞらせ、頭がすごく上を向く。
あはっ・・・、なに、これ、すご、いい・・・いいっ!!
はにゃぁ・・・。
頭の中がジーンと、素敵な心地よさで満たされる。
ゥゥゥゥゥ~・・・。
「あっ、あっ、あっ、あぁ~~~~っ!!」
自身から生まれてくる快感で身を悶えさせる。気持ちいい!
1人でエッチしてもこんなに気持ちよくなれることはあまりないんだけどなぁ・・・。
でも、今日は何だかとってもまろやかで、いつもと比べて、格段に気持ちがよい。
「ふあっ、あっ」
「ん、いい感じね。それじゃ、測定かいしー」
きゅうぅぅぅっ・・・。
乳首と、クリトリスの締め付けが強くなる。
クリトリスに振動がわたっている間は、それが快感に変わる。
「あっ・・・ぁ、はっ、んあっ、んんっ・・・!!」
ウーーン。
それと同時に、大切なところに入れたポンプが、膨張し始めているのがわかる。
「いやぁぁぁぁあん・・・」
が、それとは関係なく、単にクリトリスが気持ちいい。こっそりネット通販で買ったローターなんかより、すごくいい。
ポンプがさらに膨張し続ける。圧迫感が強い。
クリトリスの快感のせいなのか、膣にもぐぐっと力が入る。しかし、ポンプがそれを妨げるかのように、その場に居続ける。
ぐっぐっぐ・・・。
苦しい。でも何だか少し気持ちいい・・・。
ポンプが、もっと膨張する。快感が苦痛に変わる。
「いたっ・・・もう無理、茜さん! もうむりっ!」
流石に大きくなりすぎて痛い。つらい。
「これが限界ね」
茜さんが全てのスイッチを切る。
ぷしゅー。
ポンプの空気が抜けていく。クリトリスの振動も消える。
苦しさが消え、体は落ち着きを取り戻していく。
心臓が、とくんとくん、してるのがわかる。
しかし、なんか・・・物足りない。
「・・・えっ? ひょっとして、もっとしてほしいの?」
茜さんに私の感情が読みとられてしまう。なぜばれたし。
しかたないので、コクンッと、うなずく。
「しょーがないわねー。エッチな萌子ちゃんには、これを使おっか」
茜さんは、先ほどの器具と同じものを取り出す。・・・あれ? 何も変わっていないぞ?
「それじゃ、お尻を出してね」
・・・。
チュボンッ!
それを聞いたとたん、恥ずかしさで顔が爆発したかと思った。
・・・先ほどの、甘いな気分が急激に失われていく。代わりに恥ずかしさで頭の中がすごく熱くなってくる。
・・・尻? おけつ? エッチ? オナニー? おしり? 調査? ・・・よ、よくわからない。
茜さんは、「あれ? 興奮しないの?」って顔をしている。するわけがない。
私はあまりの恥ずかしさのせいで、思考回路が混乱し、動けなくなってしまっていた。もしかしたら、媚薬が助長していたのかもしれない。
もう、超絶にホットである。脳が処理を理解できていない。というか、わけがわからず、体が動かすことができない。
人ってこんなことになるんだ・・・。ととととりあえずまずは冷静に。
茜さんは、そんな私を呆れた顔で見ている。そして、まぁいいかー、的な雰囲気でこっちに近寄ってくる。
いやだいやだいやだいやだ。目がグルグルさせる。おしりやだ。おしりはやだーーー! やだぁぁぁっっーーー!!
体がぽてっとその場に倒れる。腰に力が入らない。
いやっ! いやっ! いやぁぁっ!
仕方なく、這い寄るようにして逃げようとするけど、全く力が入らず、床をペチペチするだけである。
「お尻の力を抜いて、楽にしててねー」
やめて、いやだぁぁぁぁあああ!
どちゅっ。
「あーーーーーーっっ!!」
・・・。
私は色々と耐えられなかった。
—
「これで全部ね。お疲れさま」
多分膣の調査と同じ事されていた。でもよく覚えてない。
なんかきっと、すごい事をされてしまい、記憶が拒否してるのかもしれない。
私はすでに放心状態である。全然声が聞こえてない。パクパク口を動かしているが言葉にならない。動く気配もない。冷や汗はたっぷり出ているけど。
「あらあら、かわいいこと」
茜さんは裸の私を抱き抱え、隣の部屋のソファーに寝かせてくれた。