鰻責めによる恐喝の末


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第七話 鰻責めによる恐喝の末


 ○濡れ衣の果て

 ありさも同様に浴槽の方に目をやり唇を震わせた。

「そ、そんな……」
「言えないか?なら、しょうがないな。おい、源五郎、もう一回ありさを浴槽に戻してやれ」

 唇を震わせて無実の言葉を口にしようとするありさの姿に、黒山は無表情に掴んでいた髪を離して立ち上がる。
 同時に、源五郎はありさを浴槽に戻すように下男たちに命じた。
 下男たちの手がありさの身体にかかった。
 抱え上げられ、ひいっとありさが悲鳴を上げる。
 浴槽の中でうごめく鰻たちのくねる姿を見た途端、先程までの苦しみが脳裏によみがえり、一気に抵抗の意思を失わせた。

「言いますっ!言いますからっ!お願い!あそこに戻すのだけはやめてっ!」

 顔色を真っ青にし、悲痛な叫びをありさが上げる。
 その瞬間、黒山はにやりと満足そうな笑みを浮かべ、下男たちの動きを制した。

「じゃ、言ってもらおうか」
「は、はい……どのように……」
「どのようにだと?たわけ者めが。『番頭の俊吉と不義密通を重ねたのは事実でございます』とそのとおりに言えばいいのだ」

 その時、横合いから小菅がひとつの提案をした。

「黒山様」
「なんじゃ?」
「なかなか吐かず我らに手を焼かせた罰として、もっと詳しく吐かせませんか?」
「ふうむ、例えば?」
「はい、『番頭の俊吉と夜毎まじわりを重ねたことは事実ですが、俊吉は床下手であるため私めは女の歓びを知らぬままです。与力様、どうか私めのおまんこに与力様のおちんぽを注入していただき、私めに真の女の歓びを教えてください。』と言わせてみてはいかがでしょうか?」
「がははははは~!それは面白い!よし、それでいこう!」
「ありさ、今言った台詞を心を込めて黒山様に語るのじゃ。もう一度言ってやるからしっかりと覚えるのじゃ」
「そ、そんなこと言えません!」
「言わなければどうなるか分かっておるのう?」
「……は、はい……分かりました。話します……」

 小菅は卑猥な台詞をありさの耳元でつぶやき暗記するよう命じた。

「ふふふ、では、話すがよい」
「はい……」

 ありさは語る前から、顔を真っ赤に染めている。
 黒山はありさの口から言葉が発せられるのを首を長くして待っている。

「番頭の俊吉と夜毎まじわりを重ねたことは事実ですが……」
「ふむふむ」
「俊吉は床下手であるため……私めは……女の歓びを知らぬままです……」
「ほほう、それは可哀相にのう。それで?」
「与力様……どうか私めの……」
「私めの?」
「いや……恥ずかしくて言えません……」
「言わぬとどうなるかのう?さあ、早く言え」
「私めのおまんこに……与力様の……おちんぽを注入していただき……私めに真の女の歓びを教えてください……」

 ありさはそこまでつぶやくと泣き伏してしまった。

「小菅」
「はい」
「今宵、この娘を緊縛のまま私の屋敷に送り届けるように」
「はい、承知いたしました」

 ありさは小菅にすがるように訴えた。

「私を一体どうしようと言うのですか!?」
「心配するでない。今ここでの処刑が免れただけでもありがたく思え」
「……」

 黒山がにやりと笑いながらつぶやいた。

「今後従順にしていれば、もしかしたらお前の命は助けてやれるかも知れぬ。しかし歯向かうようだと……」

 黒山はそこまで語ると口をつぐんでしまった。

 それから一ヶ月が経ったが、ありさが処刑されたと言う噂は聞こえてこなかった。
 しかしありさが伊勢屋に帰されたと言う事実もまたなかった。



第七話 鰻責めによる恐喝の末 ここまで

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