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第5話

夕方の混み合う時間帯にしては、その電車に乗れたことはラッキーだったかもしれない。
座席に腰掛けるまではいかなかったが、ぶら下がる吊革にありつけただけでも良しとしなければ。

その男、山際太一は、流れ去るガラス越しの景色を眺めていた。
利き手の指に吊革のリングを握らせて、暗さを増していくオレンジ色の世界を物憂げな眼差しで。

(幸運を導いてくれるオッパイなんて……ふふ、有るわけないよな。それに、その女とセックスなんて……ははっ、もっと有り得ないよな)

「まもなく、東今原ぁ~東今原ぁ~」

そんな太一の虚しい胸の内を、車掌のアナウンスが抉っていく。
滑舌の悪い、聞き取るのが至難な発声が、天井のスピーカーから流される。

都心のターミナル駅から、およそ30分。
典型的な新興住宅エリアに設けられたその駅は、太一が朝夕の通勤に利用する駅でもある。
そして上司の目を盗み、残業をすっぽかしては退社し、目の合った女性に無茶な頼み事を実行し続けた所でもある。
かれこれ1週間にも亘って……

(降りるべきか? そのまま乗り過ごして……?)

太一は本気で悩んでいた。
窓ガラスに向けていた目線を車内に戻すと、程よく立ち並んだ人混みに走らせる。
その中に記憶に残る顔立ちがいないか、脳裡に映る残像と照らし合わせてみる。

電車が減速を開始した。
吊革を支点にして、ぶら下がる身体が斜めの力に押された。
それでも太一は、昨夜出会ったアケミと名乗った彼女と、偶然の取り巻きに加わった男達の人相を、あやふやな記憶を頼りに追い掛けていた。
他の車両に乗り合わせているにも関わらず、そこまで気を回す余裕もないままに。

「東今原ぁ~東今原ぁ~」

そして電車が停まった。
滑舌の悪さはそのままに、車掌のアナウンスが流れた。
太一の背中側の扉が開き、重苦しい人いきれの匂いが天然の空気に薄められていく。

どうやら車内に、記憶に残る顔はなさそうである。
けれども太一は、吊革から手を放そうとしない。
電車から降りた途端、目尻を垂れさせたアケミが待ち構えている。
アルコールの効いた甘ったるい声を耳の鼓膜に挿し込まれて、そのうえ太一の手を引き……

「えぇっ! あぁ……どうして?」

悪い妄想を思い描いていた。
それだけのはずである。

だが実際に太一の手首は掴まれていた。
細くて華奢な腕が彼の腕を力任せに引っ張り、今にも閉ざされそうな出口へと連れ出されていく。

「すいません、降りまぁ~す」

春風のように爽やかな声だった。
男物のスーツとスーツに挟まれ腕だけを取られながら、太一はその声の主へと耳を傾けていた。

立ち塞がっていた人垣が次々と解放される。
爽やかで若々しい声の呪文に自然と道が開け、太一はなんのこともなくホームに降り立たされていた。

「キミは……誰?」

太一の声を掻き消すように、背中で扉が閉まった。

「ど、どうして僕を……?」

懲りずに続きの疑問を投げかけて、電車の発車ベルがけたたましく鳴り響く。
またしても彼の細い声は拡散させられた。

「おじさんにね、わたしの胸を触って欲しいの」

その間隙を突くような春風の声だけは、しっかりと太一の耳に届いた。

「む、胸って……じ、冗談だろ?」

電車が唸るようなモーターの音と共に発車した。
やはりというべきか、太一の言葉だけが消し去られていた。

「わたしね、見ちゃったの。というより覗いてたの。おじさんがお姉ちゃんの胸を触っているのを」

「み、見た……? お、お姉ちゃん……?」

乗降客が消え、静けさを取り戻したホームで、一方通行だった会話が成り立ち始めていた。

これは悪夢なのだろうか?
それとも、待ちに待った吉夢なのだろうか?

「だからね、おじさん。わたしのおっぱいも弄って欲しいの。ダメ……かな?」

遮るもののない高架のホームを、やや強めな風が吹き抜けていく。
目と鼻の先で、肩にひっつきそうなギリギリの黒髪が、心地よくなびいていた。
手を伸ばせば届く先で、黒のラインと赤のラインが細かく交差するチェック地のスカートも、ふわりと持ち上がる。
風を孕んで定間隔に襞が織り込まれたソレが、パタパタと軽い音を立ててはためいて、愛らしいという表現がぴったりな膝小僧と、それに続くキュートというべきか、若さ溢れる太腿が、付け根付近まで露わにされている。

「だ、ダメじゃない。そんなこと……あるもんか」

この瞬間まで持ち続けていた弱気な自制心が、吹き寄せる春風に消滅する。
太一の目線は、そんな健康美に満ちた下半身を凝視し、やがてターゲットである胸元に吸い寄せられていた。
濃紺なブレザーの襟元と、蝶をデザイン化させた真っ赤なリボン。
清潔感漂う純白のブラウス。

それらを、まばたきを忘れた両目でじっと見つめ、太一は否定した。
口の中に溜まった唾液を喉に絡ませたまま、掠れた声を目の前に佇む少女に送った。

「うふふ♪ よかったぁ。あ、そうだ、自己紹介するね。わたし、美紗って言うの。因みに女子高生してまぁ~す♪」

「あぁ、そうなの。美紗ちゃんは女子高生なんだ。えっと、僕は……」

「太一さんでしょ? 山際太一さん」

「えっ! あぁっ! どうして僕の名前を?!」

どう記憶をひっくり返しても、目の前の少女とは初対面のはずである。
いや、そもそも太一にとって彼女は、縁の無い職業柄の女子高生のはずである。

「お姉ちゃん、えっと明美って言うんだけどね。教えてくれたの」

太一の脳ミソは、ごちゃまぜになるくらい混乱していた。
突然少女に手を引かれて電車から下ろされて、その少女は、自分の胸を触って欲しいとお願いし、驚く間もなく、自分の名前を言い当てられ、その美紗と名乗る少女と昨夜出会ったアケミとは姉妹だと言う。

(やっぱり夢だよな。こんな現実離れしたこと、有るわけないよな)

「痛ぇっ!」

そうしたら、ほっぺたに痛みが走った。
これが夢ではないことと、混乱した脳ミソに喝まで入れようというのか。

美紗の腕が伸びていた。
太一の頬を親指と人差し指で挟むと、ギュッと抓られていた。

「ほらぁ、早くぅ。おっぱい触って欲しいけど、ここじゃちょっとね」

アケミと姉妹だというのは、本当かもしれない。
拗ねたような甘い囁きと、突飛もない行動力はなんとなく似ている気がする。

(18才未満だよな。たぶん留年とかしてなければ。いいのか、おっぱいにタッチとかして? 後で犯罪とかならないよな?)

臆病だけが取り柄の小心な男は、至極当たり前な心配を胸に、またしても引っ張られていた。
美紗の右手がしっかりと太一の手首を掴み、昇降口へと向かう。

ミントだろうか?
ラベンダーだろうか?

仄かに甘い香りを太一は嗅いでいた。
アルコールと化粧の匂いとは異なる、そこだけは姉妹の筈なのに、はっきりとした線引きを感じながら、男は階段を引きずるように連れ下されていた。





 <第五話ここまで>


第一話

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第二話

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第三話

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第四話

 零れ出す乳肉~くねる腰肉

第五話

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第六話

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 リモコンローター乳房責め! 美少女羞恥調教

第十話

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最終話

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