女闘山
サークルさん前作の↓
に続くストーリー。
オープニングでこれまでのあらすじを語ってくれるので今作からでも全然OK!
『女闘山』と呼ばれる女格闘家の聖地(男子禁制)が現住のアパートのすぐ近くにあることを知った主人公は、さっそく下心を滲ませて山に駆けつけるのだった。
ちなみに主人公はあくまで「どこにでもいる平凡な男」の設定。
しかし世の常(?)、プロレスラーとはいえ女は男には叶わないのだった――
独特の世界観を貫く女子プロレスラーヒロインRPG!
独特だけど丁寧な演出に飾られた世界観
アパートを引越したら主人公以外は全員女子プロレスラーだったという前作。
主人公は禿頭の普通の平々凡々な男性ということなんだけど、素人ながらスパーの相手を務めたところ女子プロレスラーさん達を次々と薙ぎ倒し、濃密なエロを堪能されていたとのこと。
相手がプロレスラーであることよりも、その体格相手では絶対に勝てそうな気がしないんだけど……主人公さんは勝っちゃうんだなぁ……(´д`)
一応「女よりは男が強い」という理屈を引っ提げているんだけど、全然そんな気がしなくて微笑ましいくらいです。
で、今作ではテレビでご近所に『女闘山』という女格闘家の聖地がある知り、さっそく乗り込むことを決意するのでした。
男子禁制の聖山っぽいんだけど、付き添いとしてなら入山可能という。
なので麓の町を散策し、適当な女子プロレスラーの髪をむんずと掴んで引き摺って、ささ『女闘山』へ、という横暴さが清々しいです。
やっぱり極端な体格差があるんだもん、女子プロレスラー達の方が強そうな気がするんだけど……そうとはならない主人公が素敵エロイ。なんかワンパンマンみたいな飄々とした強さを見せるので、巨漢巨乳のヒロイン群とのギャップが面白いです。
ヒロイン達はプロレス好きなら知っているであろう実在レスラーがモデル。
メインヒロインは『ボンバーミカ』ということで、こちらはストリートファイターシリーズのキャラクターがモデルですかね。
プオタしか知らないようなネタをぶっ込んでくることはほぼ無さそうで、元ネタを知っていなくても楽しめる塩梅です。
もちろん元ネタを知っていた方がクスッとできる場面もあるわけですが、エロ以外のイベント用のCGも用意されていて丁寧に世界観を描写してくれてます。
ムフフれるかどうかというとかなり人を選ぶと思うんだけど、ネタ系ゲームとして遊ぶとするとなんだかんだと世界観に引き込まれて楽しめると思います。
体験版ということで途中で終わっちゃったけど、そうでなかったら僕は最後までプレイしてたと思うんだな。
クリア想定時間は15時間……満腹感は凄そう(゜Д゜)
『女闘山』の途中途中でのボス戦勝利時のエロシーン以外にも、麓の町でのイベントなども用意されてます。
自部屋に戻って休息を取ったら進行するイベントもあるようで、この辺の進行させ方はまだちょっとわかんないですが、たぶん時限制などの取りこぼしNGなイベントは無さそう。
『女闘山』の戦闘では男である主人公はアンフェアだということで『やる気』がどんどん下がっていくというフェミニストな一側面。回復方法も限定されているので、連戦を重ねて『女闘山』ばかりの攻略を進めていくことはできないので、町を探索してエロイベントを鑑賞しながら『女闘山』を登っていく感じになるかと。
エロシーンは主人公さんによる強引なレイプ調ですが、陰鬱な雰囲気になることは無さげ。
ヒロインのスタイルが特徴的なので、オナネタにできるかどうかはやっぱり人によりますね。
まとめ
僕の中学生時代は新日本プロレスのジュニア黄金時代だったので、すっかりプオタに染め上げられてしまいました。
今では本屋に行くとプロレス雑誌を立ち読みするくらいですが、それでもプロレスは好き。
その辺はどうでも良いんだけど、引越したら他の部屋の住人が全員女子プロレスラーだったという書き出しからどんどん世界観が広がっていて、独特なんだけど素敵なことになってます。
「我が道を征く」という感じ。
はい。
主人公がやる気を無くすゲームということで似た感じだと↓
【 レビューはこちら 】
こちらもどぞー