獣耳乙女は裏切らない
政府により主導される『スケベイズム』。
スケベなことをして国民の幸福度を上げようという試みだったが、現政府による陰謀によって王宮を追われたケモミミ少女のセレーナや、政府の方針に反対する学生のリサは首相アバッティーニ打倒を試みる。
巻き込まれる形でケモミミ少女らと行動を共にするようになった主人公の龍之介は、やがてケモミミ少女との関係を深め恋仲へと発展していくが、展開次第ではラブラブENDもあればNTR展開へとも辿り着いてしまうマルチEDのスケベファンタジーRPG!
引継ぎ周回プレイなど、やり込んで遊ぶこともできる一作です。
打倒スケベイズム
というわけで『スケベイズム』を提唱する現政府を打倒せんと頑張るあらすじとなっております。
『スケベイズム』とはスケベなことをして国民の幸福度を上げようとする主義思想のこと。それ自体単体での是非はひとまず置いておくにしても、現政府は以前の共和国王族を焼き討ちしたりしてやりたい放題やっていたので、王族の生き残りであるセレーナちゃんが復讐を企てているのでした。
今作主人公は龍之介という男主人公で、遠くからやって来ていた旅行者。
セレーナちゃんに巻き込まれる形で政府打倒の活動を共にするようになります。
もう1人のヒロインであるリサちゃんは『スケベイズム』に異を唱える学生さんで、両親が襲撃されたりしたこともあり、行動を共にするようになります。
物語の進行途中ではちょいちょい選択肢が出現し、たとえばヒロインにセクハラ行為を求められるような場面で、それを拒否するかどうかでヒロインからの好感度が上下するようになっています。
金髪ケモミミのセレーナちゃん、巨乳学生のリサちゃん、どちらと恋仲になるかは当然好感度次第です。
最初からどちらのヒロインと仲良くなるかを決めておくと良いんじゃないでしょうかね。
戦闘のシステムは素直に普通なものですが、被ダメしていくとヒロインの衣装が破損し、全裸になるとエロ拘束されたりってものになってます。
本格的に戦闘エロを前面押しにしているわけではなく、戦闘中にもエロがあるよーくらいで、パーティーメンバーが揃ってからは衣装破損することもなく敵を薙ぎ払って進めることができてましたんで、戦闘エロを主食にして今作を手に取ろうって場合には注意かも。
今作は寝取られや戦闘エロも含め、幅広くメニュー多めで取り揃えていますよってタイプですね。
戦闘システムに付随して主人公+メインヒロインの2人には『バトルジョブ』の設定があり、そのうちに上級職へとジョブチェンジしていくことができるようになっています。
ジョブチェンジしてあげることで新しいスキルを会得する機会が増えるというわけです。
新しい『バトルジョブ』を解放するためには街に散在するサブクエストを探してくることになります。
宿屋に泊まる際に夜に外出することもできるので、夜の街も含めてサブクエスト探しをすると良いんじゃないでしょうか。いろいろとエッチなイベントも用意されてます。
次の目的地がわからなくなったら街にいる占星術師に占ってもらうのが吉。
メインストーリーの探索性が高いというわけではないですが、台詞を読み飛ばしてしまうと次の目的地がわからなくなることが出てくるので、その時には利用されて下さい。
占星術師に占ってもらっていればストーリー攻略で詰むようなところは無いです。
……サブクエスト探し(攻略)はノーヒントなので、こちらもなにかサポートがあると良かったかなと思いますけどもね。
サブクエストは必須ではないので、お気軽に。
前述のようにエロの機会は多数用意されている内容になっています。
選択肢によってヒロインを差し出す形でエロシーンが挿入されたり、戦闘エロ、敗北エロなど。
宿屋に泊まる際にヒロインとの相部屋を選んでの和姦や、風俗系や売春などのイベントも。
メインヒロインはセレーナちゃんとリサちゃんですが、他にもサブキャラのエロシーンも少し用意されてます。
さらっと攻略
メインストーリーの攻略については占星術師さんに占ってもらって進めれば詰まるようなところは無いと思います。
サブクエストを攻略しないと『バトルジョブ』の上級職が解放にならないですが、戦闘自体はそんなに難しくないのでどうにかなるんじゃないかなと。……ラスボスは強いですがね(@_@) アルジェントの『射精管理』のサブイベントだけでもクリアしておくと一気に楽になると思います。
とりあえずどの街でも昼と夜、それぞれでNPCへ虱潰しで話しかけておけばある程度どうにか。
EDは全5種類。
各EDの条件は製品版に同梱されているテキストファイルに記されているのでそちらを参考に。
とりあえず1つのEDに到達するまでで約7時間、処女プレイに近かったと思います。
サブクエストや全EDの回収を頑張るなら10時間以上は遊べると思います。
回想はタイトルから。
全解放の仕方も同梱テキストの中に記されています。
まとめ・感想
一応敵キャラとなる小柄でスレンダーなケモミミ少女のマヤちゃんが可愛かったので(^o^)
『スケベイズム』が浸透してしまっているためなんでしょうか、下ネタだらけで笑っちゃうのですが、ここらへんはちょっと人を選びそうだなぁと感じましたが、どうでしょう。
エロシーンもそのバリエーションも豊富な作品で、ゲーム部分にはちょっと粗さや淡泊さもありますがジャケットの2人のケモミミ少女のエロをたっぷり眺めたいよという方にはどうぞどうぞな一作。
はい。
ケモミミ少女のRPG作品というなら……
同サークルさんの、
などなどもどぞー