神殺しのディザスター -光の災厄-
『同一世界の“災厄”シリーズ 完結編』。
これまでのシリーズで主人公を務めたりしたキャラクターが全員集合で、世界の謎を解き明かしていきます。
シリーズ5作目にして最終作。
「前作未プレイでもOK!」というシリーズものが多い中、今シリーズは「前作未プレイだとOUT寄り」になっているのでご注意。
『楽ちんモード』で物語だけ楽しむのも可能なストーリーRPG!
CG数は100枚超え(@_@)
納得の最終作!
今までシリーズ追い掛けてきて良かった-!って気分にさせてくれる最終作でした!
満足満足(^o^)
ありがとうございましたー(^o^)
シリーズを通して実質的なチートモード(『楽ちんモード』)が搭載され、ストーリーだけを楽しむこともできるようになっています。
ラノベ読むような感じでどうぞどうぞ。
シリーズを追い掛けてきている人にはなんの説明をいらないことですが、この『災厄シリーズ』は同一世界で主人公(視点)を入れ替えながら物語が綴られきた群像劇的なストーリー構成になっています。
重要なキーなのは、
・『災厄』と呼ばれる多額の懸賞金が掛けられた賞金首の面々
・『世界管理局』と呼ばれる腐臭漂う世界警察組織
・それらに振り回されて苦しむ民衆
・+αの謎な人達
シリーズ第一作の『血みどろキャンディ -影の災厄-』↓
こちらでは世界のあり方に絶望して賞金首狩りとして刹那的に生きてるキャンディちゃんが主人公でした。
シリーズ第二作の『薄紅梅のガーディアン -死の災厄-』↓
『世界管理局』へと入隊を果たした新人ティノちゃんが「正義の味方」を志して活動する中、『世界管理局』の歪みに向き合うことになるお話でした。
シリーズ第三作の『サタンドール -生の災厄-』↓
『世界管理局』でナンバー1を勤めていた父を持つカサラ君でしたが、父が殺されたことで、その謎を追い掛けるお話となっていて『災厄』に寄り添ったストーリーでした。
シリーズ第四作『大穴デスゲーム -命の災厄-』↓
学校爆破犯の濡れ衣を着せられたジン君が建築職人になりあがるお話――ではなく、『大穴』という地下施設に投獄され、そこから脱獄するにあたって世界の謎を垣間見るというものでした。
というわけでシリーズ第五弾になる今作の主人公はマルク君。
特別な力(超常の力)を持った少年マルク君の昔話から始まり、いつか宿敵を討つために人目から隠れた小さな村で鍛錬の日々を送っていたということです。
なんとも主人公然とした主人公のマルク君!
正当派主人公っぽく光属性を備え、世界を守るためにその若い命を燃やしているのでした。
顔も心もイケメンで格好いいです(^o^)
成長して後ろ髪を結んだマルク君は、若干影を背負った雰囲気もあって渋格好いいのです。
というわけで成長したマルク君、いよいよ旅立ちの時を迎え、物語が結末に向かって動き出してしまうのですね。
今作のゲームシステムは素直なRPG調です。
広いフィールドMAPを歩き回らせることなく、拡大比率を小さめにして凝縮感を出したMAPになってますね。
最初からあっちこっちに進める気がしますが、本作は実質的に一本道ストーリーになっていて、順番を違えている時にはそれとなくメッセージが表示されるようになってます。
ちなみにダンジョンMAPもいつもよりも小さめになっていて、宝箱回収のためにウロウロする感は薄めになりました。
ゲーム開始時に難易度選択が出来るのはいつものことで、『楽ちんモード』にすると最初からステータスアップアイテムなどを大量に貰えるし、レベリング用のダンジョンまで用意して貰えて、戦闘は1ターンキルしまくれるような状態となり、ストーリーをしっぽり楽しむことができたりもします。
ランダムエンカウントですが、エンカウント省略アイテムも最初から入手できます。
これまでの主人公達もどんどん登場してきます(^o^)
そしてどんどん仲間になってくれて、みんなでGO!ってところです。
……いや、それにしても仲間が多すぎて管理しきれないのですよ(>_<)
大量メンバーになると、「終盤になって分散作戦とかでメンバーを振り分けしたりすることもあるかもしれない、みんなを均一に育てて戦力を整えていないと終盤で詰むやもしれない」と不安になってくることもあるかもしれませんが、特にそんなことは無かったのでお好きなように。
けれども注意点としては、『研究所メンバー』と呼ばれる人達じゃないと終盤のボス戦では全く戦えない(戦闘開始時に即死するし、蘇生しても即死ぬ)です。
自分好みな可愛い女の子を集めたハーレムパーティーにして貰っても良いのですが、僕のようにマルク君+リップちゃん+エイリちゃん+リーヌちゃんとしてパーティー組みしていた場合は、ラスボス戦とかマルク君とリーヌちゃんの二人で戦ってましたからね(@_@)
あと、ちょっとしたやり込み探索要素があったりします。
『ペット』として街やダンジョン、フィールドにいる動物達を根こそぎペット化でき、10匹ごとにアイテムを貰えるようになってます。
その他にも『地図集め』や、ダンジョン内などで道を塞いでいる岩石を『ツルハシ』で砕いたり。
どれもこれも攻略に必須な要素ではないので、お好きなように頑張ってどうぞ。
エッチシーンはいつも通りに処女喰いしまくりです。
イベントCGも多めですが、それでも全101枚というCG数だけあってエロシーンも相当多いです。
事あることごとにセックスしまくるマルク君となっているわけですが、中盤以降のエロシーンの導入はけっこう強引な感じもあったりするかなと。
本編とは切り離したところで、幕間としてエロシーンを楽しむのが良いと思います。
さらっと攻略
ストーリー攻略で詰むようなところはないと思います、一本道ストーリーだし、進行補助機能もあります。
ストーリー通りですが、前述のように『研究所メンバー』以外は終盤のボス戦では全く戦えないのでパーティー編成はご注意を。
攻略まで『楽ちんモード』で約5時間。
回想はクリア後に。
全解放は回想部屋中に。
まとめ・感想
シリーズ最終作となる今作はCG数が一気に101枚と超ボリューム増となっていて、エロシーン以外のイベントCGも何枚も用意されており、ストーリーの盛り上がりに寄与してくれているのでした。
……正直を言えばサークルさんの代表作の一つ『ERODE』シリーズの終わり方があっさり風味だったので、今作はどうなるかなと思っていたのですが、しみじみな余韻を感じる素敵な幕閉じとなっていて、これまでシリーズ追い掛けてきて良かったなと思わせて頂けたのです。
断髪時のシザーちゃんがとっても可愛かったです(^O^)
殺されそうな職人ジン君がとっても萌えポイントでした(^O^)
はい。
今作のようにストーリーを楽しめる作品というと……
というか、同サークルさんの『ERODEシリーズ(全4作)』もストーリーが楽しいのです。
などなどもどぞー