BLACKSOULS -黒の童話と五魔姫-
サークルさん前作の
と同様に有名童話をモチーフにしたダークメルヘンな世界観が図抜けて素敵な一作。
今作では総勢17人のヒロインを引っ提げ、さらに多くの童話を巻き込み、練り込んだ作りとなっており、ボリュームは前作の三倍なのだとか!
前作の『 紅ずきんの森ver1.0 』、正直DL数が伸びていないけれども物凄く好きだったので微力ながら全力で応援させて頂きました。
DL数を鑑みれば次回作が発売される可能性は低いだろうなと思っていた中、こうしてサークルさんの新作に巡り会えたこと、滅茶苦茶嬉しく思っております。
『 紅ずきんの森ver1.0 』はうちで一割以上販売させて頂きましたが、新作もガンガン応援して、ぜひぜひ販売数を伸ばして欲しいと思ってます!
というわけで是非是非よろしくお願いします<(_ _)>
発売しました!\(^_^)/
ダークメルヘンの世界へようこそ
不思議の国のアリスやラプンツェル、そして紅ずきんちゃん(!)などの有名童話を混沌と混ぜ合わせ、魔女の鍋で煮込んだようなダークメルヘンファンタジー。
イラストを担当されているのは『 寿司勇者トロ 』さん、Twitterを覗いた限りでも特徴的な世界観が感じられるところ。よくよく読んでみるとシナリオも担当されているのだとか! Twitterアイコン、頬を鮮血に濡らすこいしちゃんが可愛いですねん、やおら期待が高まりまする。
甘黒堂さんのグロ系ホラー作品なども好きな自分としては、こういう世界観に惹かれてしまうところがあるみたい。
ホラーが好きだって自覚は無かったけどもねぇ~、まぁいいや。
魂状態の『貴方』から物語はスタート。
不思議の国のアリスちゃんに導かれるようにして簡単なキャラメイクを。
ぶっちゃけ前作では萌え要素なんか皆無だったので、アリスちゃんが萌えキャラやってて驚きました。
そしてこの後すぐにアリスちゃんが大変なことになるのでそちらでも驚かされました(´д`)
魂状態から肉体を得た不死者の『貴方』に助力を求めるジャンヌ・ダルク。
素直に力を貸すも良し、黙殺するも良し。
ちょいちょい頻出する選択肢によって展開が変化するらしく、選択肢によってはヒロインが死亡したり、魔獣化して襲ってくる模様。
なぜかしらの理由で人間が魔獣化してしまう現象が発生しているとのことだけども……
前作に登場したオオカミ君の謎にも踏み込んでくれるんかな?
棄てられたゴミだらけの森で
棄てられ、忘れられたゴミが散在する森に妖精がひらひら舞っている光景。
ケルト神話だっけか、消え去りつつある存在(土着宗教・文化)の擬人記号として語られる「妖精」の存在が廃棄物にまみれる森に皮肉的にお似合い。
ちょっと知的なふりして森を散策していたところ――
ゴミ拾いして来ましたけど、なんか余計なものまで拾っちゃったっけ?
そう思って所持品を確認してみると……「パンのかけら」を拾っちゃってました!
なるほど、すでに次の童話世界へと展開しちゃってたわけですね、ということで次の童話は『ヘンゼルとグレーテル』へ。
妖精のリィフちゃんの台詞回しはドキッとさせられちゃいますね、怖い意味で。前作からこの辺お上手でした。
仮に『パンのかけら』を拾わずに森の小屋へと到達できていたらヘンゼルとグレーテルと戦わないで済んだんでしょうかね。
帰りの道しるべを喪ったことが二人にとって幸福だったのか不幸だったのか、さてはて。
死亡しても魂の痕跡が残る
死亡したとしても魂はその場所に残り続ける――という表現が正しいのかちょっとまだわかんないんだけども、レベルアップに必要な『ソウル』が死亡地点にストックされる仕組みになっていて、敗北して拠点バックした後に死亡地点まで戻って回収することが可能です。
焚き火によってワープすることができたり、地下監禁部屋にヒロインを閉じ込めたりすることができたりなど、独特な世界観を彩る要素が散りばめられてますね。
サブイベント多数でやり込み要素もあるということなので、練り上げられた世界観に期待が高まります。
大概のキャラに対して戦闘を仕掛けることが可能で、返り討ちに遭うかと思いますが、なんとか工夫したりして倒せば良いことが待ってるんだろうね。
魔女のドロシー、なんとかこうにか倒せば強姦展開へ。
そして地下室で監禁へという流れ。
地下室ではいつでも犯すことが可能な他……いつでも殺せるみたい。
殺すと本・童話が手に入ります。
どんな意味があるのかはわからないけれど、何か意味ありげで、後ろ髪を引かれる思いのまま地下監禁室を後にすることに。
まとめ
早く製品版をプレイしたいんじゃ!
前作未プレイの方は今のうちにプレイしてても良いし、というかプレイしましょう!
【 レビュー1はこちら 】
【 レビュー2はこちら 】
当サイトの第一弾依怙贔屓作品ですが、ゴリ押しも納得の一作です!
DL数が少ないのが納得いかない、十倍以上売れても文句無い出来映えなのにっっ!
【 レビューはこちら 】
グロホラーな感じが似てるっちゃ似てる甘黒堂さん作品も。
甘黒堂さんも依怙贔屓さしてもらってますね(^o^)