4ジゲントリップ催眠
音楽(ハウス系テクノ)を使った催眠音声作品。
時折変化するものの、ほぼ一定のフレーズが繰り返される音楽と共に囁きかけられることで感情を誘導されていくことに。
ある程度単調な音楽を背景に、優しいお姉さんボイスを聴いているうちに込み上がってくる「愛おしさ」。
ラストにはドライオーガズムによる連続絶頂が用意されていますが、こんなに優しく脳イキさせられる作品は初めてでした。
収録時間 約1時間8分
視聴スタイル ベッドにごろん、もしくはソファへ。直立し、軽く腕を振る動作指示があるので、相応の準備を。
お値段 1080円
音楽による催眠
タイトルとジャケットの感じから、聴いているだけで前後不覚の4次元空間に放り込まれるような不可思議な曲を聴かされるイメージが湧いちゃうけれど、作品中で使われている楽曲はハウスミュージックみたいなもの。
即ヌキ系の風俗店とかで掛かってそうな……?
北欧ミュージックに多い調子ですが……ごめんなさい、うまく説明しづらい(^_^;)
でも誰でもどっかで聴いたことがあるような曲調で、耳障りなことはないです。
軽快なアップテンポの曲が繰り返されることで、次第に耳が慣れ、頭が慣れ、全身の感覚がトロトロになってくる感じが面白いです。
ジャケットに描かれる女の子のアクティブな感じから快活な女の子をイメージしてましたが、こちらは実際は優しめマッタリなお姉さんボイス。
たぶん敢えてだと思うけど、音楽に掻き消えそうな甘い囁き感。無駄に音量をアップして台詞を追うのはオススメしないかな。
まずは全身をリラックスさせるための全身運動を促されます。
動作指示を出される催眠音声は少なくないですが、立ち上がって腕を前後にぶらぶらさせる、という立ち上がる指示は初めてかな。相応の視聴環境を整えておくと良いです。
その後にベッドインの指示があるので布団に入りましょう。そこからもしばらく催眠導入が続きます。
丁寧な催眠導入が終わる頃にはすっかり脱力させられていて、良い感じにボケ~っとトランス状態へと持って行かれます。
あれ、いつ件のハウス系音楽が始まったのか、全然覚えていないや。……こんな具合で導入は非常にスムーズでしたん。
愛し、愛されの幸福感
ボケ~っとトランス状態……けれど「好き」と囁かれたところで意識が反応します。
そして愛される幸福感・全能感によって、なにもかもを許してしまって、自分自身の輪郭を維持するのも諦め、許してあげることで世界に溶け出し、世界に同化していく感じ。
ぼや~っと世界に滲んでいく感じと共に、語り手の女の子を受け入れ、愛せる気分を醸成させられる。
……あとはネタバレに過ぎるのでほどほどにしとくけど、幸福感・全能感からの全許容→全肯定という流れで視聴者を心底励ましてくれる内容になっているので、視聴後の気分の良さは格別なはず。
ラストにはドライオーガズムによる連続絶頂の展開が用意されていて、女の子への愛おしさから昂ぶっていけるようになってます。
まとめ
元気良さそうな作品内容かと思ってたんだけど、甘く優しいトロッとした感じの内容でした。
こちらの視聴後の感覚と似てたりして、自己肯定を促される激励効果は凄いですね。
一定のリズムで鳴り続ける音(心音)による効果など、音による影響力って侮れませんね。
いや~……とにかく今回は独特な経験をさせてもらった感じで、ポカ~ンとしてます(´д`)