「邪眼」持ちのサキュバス少女
目を合わせた者全てに恐怖を与える「邪眼」を持つサキュバスの少女レム。
「邪眼」の力を制御できない未熟さがために母以外とは接触のない寂しい生活を送り、またサキュバスらしい豊満な身体の母とは異なる自分の身体を卑下したりと、卑屈がちに本を読むばかり。
ある時、配達にやってきた青年の言葉に触れ、一念発起で家を出ることを決意したレム。
家を出るための条件として、こってり一週間母親から調教を受けてから箱入り娘レムの冒険が始まるのだった――!
優しくしてあげたくなる
「邪眼」の能力を制御できないために人と目を合わせることができないレムちゃん。
ずっと家に閉じこもって読書するばかりの深窓の佳人、加えて豊満ボディなお母さんと比べて貧弱な身体のためにサキュバスとしても自信を持てずにいて……なんだか「僕だけは君と仲良くしてあげるよ」的な感情が湧いてくる感じ。
見ていて痛々しいコミュ症ってほどではなく、ちょっと卑屈が前に出て伏し目がちなレムちゃんを見ていると優しさと下心が疼くかな~と。
そして家に配達に来た青年の言葉に一念発起して家を出ることを決意したところ、お母さんがその条件として――
――徹底的な調教を!
ちょっとお母さんやり過ぎなんじゃないかと思うけれど、サキュバスの世界の理ってもんがあるってことですかね。
闘技場で戦ったりギルドのお仕事をしたり
まずは少しづつ慣れていきましょうということで母親サポートの元、街に出たレムちゃん。
ギルトでお仕事をこなしたり、闘技場で戦ったりしたりして物語を進めていく感じかな。体験版ではギルトで働くための試験に合格した辺りで終わってしまうので今後展開するストーリーはあんまり見えてこないんだけど、どうやらレムちゃんのお母さんはかなり有名なサキュバスだったとか。
普段は優しそうな表情なんだけど、チラッと覗かせた邪眼が怖いお母さんサキュバス。闘技場のラスボスとして登場したりするんだろうか?
オープニングはレムちゃんが読んでいた本の内容から始まったりして、本作中のテキストは全体的に少し小説風。
登場人物の内面をしっかり描写していこうってスタイルで、いろいろ卑屈気味なレムちゃんの心情がよく伝わってくるね、テキストも読みやすいし、僕は好き。
配達青年に向けるほのかな慕情だとかが甘酸っぱく、たぶんストーリー全体はそんなに大きく展開することはないと思うんだけど、レムちゃんの心情を追いかけたくなる。
魅了するか、叩きのめすか
ギルドのお仕事現場だとかでモンスターと戦うレムちゃん。
戦闘の勝利条件は二通りで、普通にHPを減らして倒してしまうか、もしくはサキュバスとして「魅了」してエッチなことをするか。
HPを減らして倒した時にはHPや攻撃力がUPし、「魅了」して終了させた場合にはMPなどが上昇。
体験版では触手モンスターとスライムとの絡みが見られ、「魅了」してエッチした際のテキストは回数(パラメータかな?)で変化していく模様。
サキュバスとして未熟なうちは一方的に犯される展開なのだけど、そのうちにサキュバス然としてエッチを楽しむようになっていくよ。
普通に殴り合いだと分が悪いので「邪眼」を使ってモンスターの行動を制限しながら戦うことになるんだけど、「邪眼」で数ターン相手の行動を阻止し、さらに「邪眼」を使って一方的な戦闘になったりと難易度は低め。
まとめ
レムちゃんの心情と成長を追う形のストーリーかな。
「魅了」によるエッチの進展具合はもうちょっと段階分けしてあげたほうがコンセプトに合うのかな~……というか僕が勝手にレムちゃんのエッチな成長具合をじっくり味わいたいと思ってしまったからだな。
バージョンアップによるエロシーン増しがあるそうなので、そちらと一緒に期待したいところ。
レムちゃんのお母さんみたいな豊満ボディのサキュバスが好みって場合には
あとは
とかかな。