絶対OUT!なロリぃ世界へ飛び込める
などの「~~ロリータ」シリーズ最新作。
今作のヒロインは黒髪が麗しい幼女こたえちゃん。
ピアノ教室から響いてくる音色に耳を澄ませて独りぼっちで立ち尽くしていたこたえちゃんと、最近引っ越してきたばかりで「寄る辺ない空気」を醸しているらしい主人公さんとが惹かれ合うストーリー。
要所要所で哲学チックな文言を加えてストーリーに厚みをもたらしたりと本格的なサウンドノベルスタイルで紳士の皆様に贈るロリゲー。
丁寧な導入から始まり~~……
ヒロインのこたえちゃんはピアノ教室擁するお屋敷の外で独りぼっちでいる少女、もとい、幼女。
話をしていくうちにこたえちゃんの重い背景が明らかになっていき(別に今作中で具体的にその点に立ち入ったりはしないんだけども)、そのことでプレイヤーの保護欲を掻き立ててくれるという流れ。
ではではこたえちゃんの方はどうして主人公さんに惹かれたのかといえば、最近引っ越してきたばかりで『寄る辺ない空気』を醸していたからだとか。
『寄る辺ない空気』というと孤立無援で寂しそうな感じとかそんな感じなわけで、その空気感がまるで自分自身のようで共感を示したということかな。
僕が勝手に連想したのは、当てのない一人旅で遠くを訪れた際に同じ境遇の一人旅の少女と出会って云々~みたいな、そんな二人の共感と依存性、そして長くは続かないだろう関係性の儚さ。
今のご時世、道端で幼女と会話しているだけでも警察沙汰だというのに案外あっさりとお泊まりデートに辿り着けるこたえちゃんの家庭事情にしんみりしながら、段々と心を開いてくれるようになってくれるこたえちゃんへの依存性が湧いてくる感、そしてこたえちゃんから依存されてる感。
……~~そして行き着くところまで行く
前編・後編・エピローグと三段構成ながらもストーリーの起伏はさほどなく、こたえちゃんと仲良くなってエッチして~というもの。
ロリぃ幼女といちゃラブセックスがメインなのでそれで勿論OKなんだけど、こたえちゃんの重い家庭事情なりから察してシナリオゲー、泣きゲーを期待されると肩透かしになるのでご注意。
中盤以降はある程度のリアリティは度外視してストーリーはラブエッチに突き進むし、エピローグは行き着くところまで行った感。
誰だよ、長くは続かない二人の儚い関係性を勝手に想像したのは(´д`)
ストーリーのあちこちに「哲学(?)」めいた文言が散らされていて、物語に厚みをもたらしてくれているかなと。
申し訳なく僕は元ネタ知らなかったし、けっこうその辺を読み飛ばしていたりなんだけど、雰囲気的にストーリーの彩として感じられればOKで、読み解きを必要とされることはないので気楽に構えてて大丈夫ですたい。
「シーン回想」で改めた時にタイトルが意味深だったりして、あら、もう一度読み込んだ方がいいのかしら?と興味深かったのは一筆しておきたい。
まとめ
エピローグまで含めて一時間前後。
CG、シーン回想有り。
ラブエッチ傾向で鬼畜性はないけど、やってることは世間的に鬼畜かもしれない、知ったことか!(^O^)
可愛い系CGに素敵断面図表現は相変わらず。