三度目の正直で、僕は彼女に人前で全裸になってくれるように土下座しました!

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第七話 セックス動画生配信は過激な内容で

 俺は勢いよく芽衣のアナルから腕を引き抜いた。
 もちろんアナルプラグも一緒に、だ。
 手首や拳がアナルから抜け出す瞬間、芽衣の尻がググッと突き出され、そして俺の腕が全て抜けきるとポッカリと開いたアナルの大穴の奥に腸内が見えた。
 ちょっとグロテスクな気もするけれど、腸壁も膣壁もそんなに違いはないなぁ~と感想を抱いた。

「ぅぅ……っ……っぅ……ぁ…ぁ……」

 内股になって震える芽衣の表情にカメラを移す。
 イッたばかりだって顔になってる。
 テーブルの上に新聞紙を広げ、その上で四つん這いになっている芽衣だけれど、イク瞬間に新聞紙を滅茶苦茶に掴んでしまっているらしい。
 しわくちゃになった新聞紙。
 初めてのアナルプレイだから不安が強かったのかもしれない。
 痛々しく閉じた手の指をほぐしてやりたい気もしたけれど、将来の露出プレイのためにも俺は芽衣の表情にカメラを向け続けた。
 正面から撮っていると絶頂の余韻で芽衣が視線を彷徨わせているのがハッキリ分かる。

「芽衣、大丈夫?」
「……ぅぅ……と…と……ら……」
「……?」
「ぅ……撮らな、い…で……」

 搾り出すような声で撮影を拒む芽衣だったけれど、俺は心を鬼にしてその芽衣の表情を撮り続けた。
 なにか身動きが取れなくなっている瀕死な状態の人が、せめて最後のお願いを――というような切実さが感じられる。
 回り込んで芽衣のアナルにカメラを向ければ、未だにアナルの大穴は開いたままである。
 悪戯にカメラを近づけ、腸内を撮影する。
 綺麗なピンク色した腸内の瑞々しい蠢き。

「やっ……! や、だ……っ」

 そこでアナルがキュッと締まった。
 肛門括約筋が収縮するその様は、今後の芽衣とのアナルセックスになかなか期待が持てそうなものだった。

「……それ……本当に撮ってるの?」

 アナルを閉じるまでに回復した芽衣だったけれど、ゆっくりと体をいたわるようにしてテーブルの上に腰掛ける直した。
 俺はもちろんスマホのカメラを向けたまま。
 なんかあれだね、AVのオープニングシーンでAV嬢にカメラを向けて初体験はいつ? とか訊く感じに似てる。

「撮ってるからさ、ほら……脚、ちゃんと閉じないと見えちゃうよ?」
「え、あ……うん。
 ていうか撮らないでよ!」

 口を尖らせる芽衣だったけれど、俺からスマホを取り上げたりするわけでもないし、素直に両脚を閉じて姿勢を正している。

「じゃあ自己紹介お願いします」
「自己紹介?」
「自己紹介」
「なんかそれって……
 ……本当にやるの?」

 芽衣もこの光景に察するところがあるらしい。

「……え、えと……日葵芽衣です」
「本名言っちゃうんだ?」
「あ、ダメダメ! 今の無し!」
「……まぁもう遅いんだけどね、芽衣って何回も呼んじゃってるし。
 気を取り直してもう一度自己紹介お願いします」
「本名出しちゃって大丈夫なの?」
「大丈夫だと思うよ」

 適当に言っておく。
 たぶん……大丈夫だと思う、たぶん。
 ……危なそうだったら名字を変えてあげれば良いんだし、俺、恋人だから。

「本当かな……えと……日葵芽衣です」
「芽衣ちゃんは何歳ですか?」
「……はた……あ、17歳、女子高生です!」
「嘘吐かないで下さいね、児童ポルノで俺捕まるから」
「じゃあ撮るのやめなさいよ」
「……それはできないな。
 はい、自称17歳女子高生の芽衣ちゃんの初体験はいつでしたか?」
「小学生の時です」

 しれっと答えてくれる芽衣だけど、本当に俺、捕まるかもしれない。
 どこぞのアグネスが怒り出しそうだ。
 ま、その時はその時だ。

「……芽衣ちゃんは誰に処女を捧げたんですか?」
「学校の帰り道、知らないおじさんに声を掛けられて車に連れ込まれ、気付いたら大勢の男の人に囲まれていました。
 腕と性器に注射器で……なにか危ないクスリだったかもしれないんですが、おかげで初めてでも全然痛くなくて……むしろ気持ち良くて……。
 あ、初めてを捧げた相手ですよね?
 あんまりハッキリ覚えていないんですが、体の大きな人でした。
 体も……アソコも」

 完全に芽衣が調子に乗っている。
 思いっきり創作なんだけど、面白いから言わせておくことにした。

「その後どうなったんですか?」
「一週間くらい男の人たちに玩具にされました。
 その時にアナルプレイも覚えたので、さっきお尻に腕を挿れられたのも案外スムーズでしたでしょう?
 いっぱい精液を中に出されました。
 アソコにも、お尻にも、口の中にも。
 でも私は従順な演技を続け、男達に媚びたんです。
 そうでもしないと殺されると思ったから。
だから男の人たちは終始優しくしてくれました。とっても。
 一週間くらいして私が、お家に帰りたい、と呟いたら男の人たちは同情を浮かべた顔をして家に帰してくれるって約束してくれたんです。
 その約束の代わりに、またエッチなことをしようねって男の人たちは私に約束をさせたんです。
 家に帰って、しばらく病院で過ごして一ヶ月後、男の人たちとの約束の場所に私は行きました」
「エッチなことが恋しくなったんですか?
 クスリを打たれていたから……禁断症状のようなものが?」

 芽衣は首を振る。
 華奢な首回り、豊かな髪も揺れて色っぽかった。

「警察の人と一緒に行きました、一網打尽でした」
「……そうですか」
「本当に運が良かったのは、まだ幼すぎて生理が来てなかったので妊娠しなかったことです。
 でも……禁断症状……のようなものは確かにあって、私はすぐにクラスの適当な男の子と付き合い、セックスしまくるようになったんです」

 ちらりと意味ありげに芽衣は俺を見る。
 『クラスの適当な男の子』とはお前のことだ――と言わんばかり。

「毎日毎日セックスしました。
 あの男の人たちと比べると未熟なテクニックでしたけど、一生懸命で、ちゃんと私のことを愛してくれて……夢中になりました」
「ちゃんと避妊はされていたんですか?」
「危険日以外は中出しです」

 ちゃんとゴム付けてたじゃん!

「そんなラブラブな彼氏がいらっしゃるのに、どうして今日はAV撮影に?」
「彼氏には秘密なんですが……セックスがマンネリ化してきて……物足りないって言うか……。本当は小学生の時に監禁レイプされた時のように膣奥を鈍器で殴られるようにゴツゴツ突かれたりしたいし……吐いちゃうくらいに喉の奥に突っ込まれるような乱暴なプレイがしたいなって。
 今日はそういう激しいプレイをお願いできるんですよね?」

 わざとらしい上目遣いで芽衣が俺を見る。
 なんか激しいプレイがお望みのようです。
 撮影を許す代わりに芽衣からの条件ってことだと思われる。

「……わかりました、ご期待に添えるように頑張らせて頂きます」

 俺は近くの棚の上にスマホを立てかけ、これからのセックスシーンを撮影できるようにセットした。

第七話 セックス動画生配信は過激な内容で ここまで

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