―― クリトリスを執拗にマッサージ 2 ――
「・・・・・・・っ」
ぴくん、ぴくん、ひくひく、ひくひく。
体から、たくさんのハートを放出するかのように身震いしながら、瑠璃さんに身を任せ、快楽のおもむくまま心酔する。
涙が頬を通る。甘い呼吸が止まらない。
白い水着の下の部分に、大きな染みを形成している・・・。
「はいー、エッチなサービスは終了ですー」
私の呼吸が整ってきたのを把握してから、瑠璃さんが耳元でそっとささやく・・・。
ふるふるふるっ!
私は顔を横に振ってしまう。
「あらー? 少し嫌がっていたみたいなのでー1度だけ絶頂させたら終わりにしようと思っていたのですがー、・・・本当は、私にエッチな子とされるの、望んでいたんですかー?」
うんうんうんうんっ!
今度は顔を縦に振ってしまう。もう、最初の頃の私と考えがまるっきり違う。
はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・。
・・・マッサージで性感が強化された私の体は、クリトリスの刺激があまりにも美味しく、やめられないものになっていた・・・。
私の奥底に眠る淫らんな心に・・・火が灯されてしまったようだ・・・。
もっとイきたいっ! もっとエッチしたい!
性欲が顕著になる。あへ・・・あへへへへへ・・・。
「んーー、そうですねぇーー。スペシャルサービス・・・してあげてもいいですよー」
わぁぁぁぁ~~い!
「但し、やるからには徹底してクリトリスをマッサージしますよー。いいですねー?」
「はぁぁ~~いっ!」
目を輝かせて同意する。今のエッチな私には、瑠璃さんに上手いこと誘導されているという思惑の考慮など・・・これっぽっちもなかった・・・。
—
がっちり。
・・・・・ああ、あ、あれっ?
どこからか出現した4つの枷により手と足を拘束されて、ベッドの4角に四肢を伸ばした姿勢で、身動きが取れない状態にされる。
「ぽかぽかの暖かいアイマスクも追加してあげますねー」
温もりある黒い目隠しを装着されて、視界が暗くなる・・・。
「な、なんか私・・・拘束されているのですが・・・」
今頃になって少し落ち着いてきたため、ちょっと冷静な応答を瑠璃さんに行う。
「これからのクリ攻めで、もえちゃんが暴れちゃいそうなのでー、先に拘束することにしましたー」
きゅっと腰にも拘束ベルトが巻かれ、ベッドから全然離れられなくなる。
「そ、そんなにすごいことするつもりなのですかぁぁぁ!」
あわわわわっ! あわわっ! あわわっ!
私は、目隠し状態のまま慌てふためく。だが拘束された後ではもう遅い。
「スペシャルコースですからねぇー。覚悟してくださいー」
ぱさっ。脱がされる動作が無いにもか変わらず、愛液で濡れ濡れになった白い水着を外される。たぶんこの水着、横から外せるのかもしれない。
その後、ふかふかのタオルをお股にもふっと置かれて、その中に再び、瑠璃さんの手が忍び込む。
「や、やや、やっぱなしーーーーっっ! す・・・すいませんでしたぁぁーーーっ!!」
「まぁまぁ、そういわずにぃー」
くんに、くんに、くにくにくにくに。
瑠璃さんは聞く耳持たずに、私の敏感になってしまったクリトリスをもう一度マッサージする。
—
「おっひょぉおぉぉぉぉおおぉ~~~~~っっ!!?」
ぴくっ! ぴくっ! ぴくっ! ぴくっ!
拘束具のせいで動けない私の体は、女体で変化する曲線を描きながらけいれんをおこす。
開脚した状態のアソコにぐっと手を押さえられたまま、お豆を絶えず刺激されている・・・。
「お”っ! あ”っ!! はひはひはひはひっ!! え”っ・・・え”ひぃぃぃぃーーーーーっっ!!」
目が見えないため・・・クリトリスの刺激に、より敏感になる。下腹部を優しく貫くような電気の槍が何本も同じ位置に刺さった感覚がして、予想以上のしびれが一気にクリトリスの根元から奧に襲いかかる。
いっ・・・いっ・・・いいぃっっ・・・いひゃぁぁあぁぁあおぉぉあああひゃぁああぁぁっっ!!!
くりくりくにくに。
あ”ーーーーーーーーーっっ!!
じょばぁぁっ。潮が吹き出て、タオルをぐっしょりと濡らす。
それと同時に私はしびれる絶頂を引き起こし、口がさらにゆるゆるになっていく・・・。
「・・・・ぃ・・・・・っ」
腰がしびしびしている。上手く力がはいらなくなり、自由に動かせなくなる。
ぷにぷにぷにぷにぷにっ!
「いあ”ーーーーーっっ!! 瑠璃ひゃんっ!! イったイったイった!! 私イったぁあああぁあ~~~~~っっ!!!」
快感が戻るやいなや、再びお股に強烈なしびれがやってくる。
「何度でも絶頂してくださいねー」
「無理っ! 無理ぃぃっ!! 無理ぃぃぃっ!! クリひょリス、敏感でむりぃぃぃぃぃっっ!!」
狂おしい快楽電流が背中に訪れ、こちらもマヒさせられる。
ふぎゅぅぅぃぃうぅ~~~っ!!
目隠しの下から涙を流しつつ、そのまま絶頂。
クリトリスはさらに敏感さを増していく。
「軽くクリームを塗って、少しクリトリスの感度を落としますねー」
ぬりぬりぬりぬりん。
「あ、うっ・・・うっ・・・あっ・・・」
「そして、もえちゃんのかわいらしい色をしたクリトリスをいじりまーす」
ぷにぷにぷにぷに・・・。
「あ”あ”ぁ”ぁあ”ぁ”・・・」
くにくにくにくに・・・。
ーーーーっっ!!
「い”っっあ”っっ!!! ひゃめひゃめひゃめぇっ! おお、おかひっ、おかひぃっっ!! くくく、クリぃぃぃーーーーーーっっ!!」
ふにふに、ふにふに。
クリームにより良い感じに敏感さを落とされて、快楽が強く感じられるようになったところを、徹底的に攻められる。・・・・私は間もなく、顔を赤く染めあげながら昇天する。
あ”・・・・っ、あ”ぁ”・・・・・っ。
クリトリスをビンビンに勃起させられた状態からの攻撃が強烈で、どうしようもない。
全身がどんどんしびれてくる。手も足も、マヒする感覚に阻害され自由が奪われる。体幹も次第に言うことを聞かなくなり、私の脳の命令は体に行き届かなくなる。
ぐにぐにぐにぐに。
「あっあっあっあっあっあっ!! ひょっ! ひょぉっほぉっ!! はへっ!! はぁ~~~へぇえぇえ~~~っ!!」
どんどん刺激が強くなっていき、より強烈な絶頂を起こすようになる。
びちょびちょびちょびちょ。
・・・下はもう大洪水。潮が滝のように漏れ出す。
瑠璃さんは一定の間隔で、クリトリスをちょっと陥没させるように、ぐっぐっぐっぐっ、と押しているに過ぎないが・・・私にはそれが効いて、効いて、すごーく効いて、全身がしびれまくる。
「もぉぉ~~~ひゃぁあぁ~~ぁ~めぇ~~~ぇ~~~」
筋肉が硬直しては、ゆるゆるになり・・・カチカチになっては、たゆーーんと力が抜けて、深い快感を生じさせる。
「るひひゃああぁぁあ~~~んっ、ゆるひ・・・ゆるひひぇぇええぇ~~~っ。くひぃぃっ!!!」
またも絶頂した後、目が変な方向に向いている拘束状態の私は、クリトリスへの執拗なマッサージに対してやめるように、瑠璃さんにお願いする。
「そう言わずにぃー、もうちょっとマッサージを受けましょうよー」
ぷにっぷにっ、く~にく~にっ。
「い”い”い”いいい、イ”ぐぅぅぅぅぅーーーーーっっ!!」
ちょっと強くお豆を刺激されるだけで、全身に強く電気を流されたような状態になる。当然、そのまま絶頂する・・・。
あ”ぁ”ぁぁぁ・・・わたひ・・・わはひ、もうひゃめだ・・・。
るりひゃんにクリトリひゅをいじられつじゅけて・・・へんになっひゃふんだぁぁああ~~~~~っっ・・・。
あはははーーーー・・・あははははぁぁーーー・・・。
がちゃり。
快楽でダメになる一歩寸前のところで、唐突に部屋の扉が開く。
・・・誰だぁろぉ~~?
「瑠璃さん、こっちにいたのー? ・・・っ!!」
あ、茜さんだっ!!
「あー・・・っ」
茜さんが部屋に訪れた後、瑠璃さんの不味いことしちゃったー的な気持ちがこもった声がぽろっと漏れる。
こ、これはぁぁ・・・み、味方だぁぁあぁ~~~っ!
「あ、あかねさぁぁぁ~~~んっ!!」
「あらあら、おもしろそーなことしてるじゃない! 瑠璃さん、私も混ぜなさいよ~っ!!」
・・・。このメイドは、敵だった。