幼女の処女喪失


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第三話 幼女の処女喪失

二十歳前であった亜理紗の裸体の美しさは今も忘れられない。
 それこそ夢に見るほどに。
今、俊介の前で服と下着を脱ぎ下ろしていく幼い亜理紗からは、その美しさの萌芽を予感させるものがあった。
 手足はすらりと長く、少し痩せ気味かもしれないけれど健康的で、あの豊かな乳房を期待させるように、すでに胸部には静かな膨らみがあり、乳首は痛々しそうに固くなっているようだった。

「…………っ!」

 俊介は霧散させ難い葛藤を抱えたままに亜理紗の小さな身体を抱き寄せ、その乳首に吸い付いた。
 そして一方の腕は下腹部のすぼまりへと滑り込ませる。
 すぐに割れ目からの滴りが中指と薬指を伝い、手首の薄皮をくすぐって地面に落ちていく。
 まるで凍土が俊介の体温でみるみる溶けていくかのように愛の蜜が蕩けてくる。
 凍土をほじくり、指跡を刻むように奥へと進むと、小さな身体がビクリと震えた。

「ぅ……んっ」

 それは快楽による揺さぶりのようではなかった。
 艶やかな夜の間、鳴り続いた鈴の音のような亜理紗の嬌声を俊介は決して忘れているはずもなく、そうして待ちに待ち焦がれた亜理紗との再会で亜理紗を抱き寄せる腕の力を省みる。
 舌と歯とで戯れたつもりの乳首、乳房の赤い跡はキスマークと呼ぶには横暴で、いささか大人のわがままと言えなくもなかった。
 俊介は我に返る思いで腕の力を抜き、亜理紗の下腹部から恐る恐る指を抜いていく。
 女性器と呼ぶよりも、ただの排泄器官と呼んだ方が適しているような幼女の下腹部。
 指一本を抜き出すにしても、狭隘な膣道が指をくわえ込んで離さない。

「俊介……さん……っ」

 名前を呼ぶ亜理紗の声は震えていた。
 幼い身体で大人の男を相手する恐怖と、実感する痛みとが亜理紗の鈴声を濁らせていると気付くと、この時になってようやく亜理紗の心が透けた気になって、俊介は自らを殴りたくなるほどの自責に囚われた。
 早く亜理紗を楽にしてやりたいと思って膣道の中指を引くが、なるべく刺激を与えぬように緩く抜けばいいのか急げばいいのか、もどかしい。
 そうしながらもやっと指が亜理紗の秘め所から離れると、その厳しい狭道から名残のように赤い雪片が落ちた。
 一片……二片と滴り落ちた雪の華に唖然とする俊介。
 己の手のひらを見、赤い染めがあることに言葉を失っていた。

「あ……ぁ、亜理紗……っ」

 別に血が苦手というわけではないし、処女膜が破れれば血が出ることくらいは経験としても知っている。
 だがその相手はどうだ。
 性行為を行うには幼すぎる少女を相手に、一体自分は何をしているのだと、貧血のような眩暈に襲われる。
 そして破瓜した亜理紗と言えば、股からの滴りを恥じらうように女の子座りに地面に腰を下ろすと、今にも卒倒してしまいそうな俊介の胸に身を寄せる。

「亜理紗……ご、ごめ――」

 謝罪の言葉を吐き出そうとする俊介の唇に唇を重ねて封じる。
 混乱の俊介は亜理紗の両肩を押して唇を離し、溺れる童子のような呼吸で謝罪の言葉を述べようとするのだったが、亜理紗は俊介の手を払うと自らが俊介の首に手を回し、唇を重ねた。
 舌をぬるりと射し込まれた俊介は反射的に歯を閉じそうになって、しかしそれができずに、亜理紗にされるがままに舌を絡められ、吸われることになった。

――結局、亜理紗に主導権を握られてしまっているな……

 俊介は自嘲をもってようやく落ち着きを取り戻せていた。
 それを感じ取ってか亜理紗は唇を離し、しばし二人は見つめ合った。
 お互いの想いを確かめ合うように。

「俊介さん、逢いに来て下さったんですね。嬉しい」
「僕だってそうさ。君に再会できて嬉しいよ」

 胸に寄りかかる亜理紗を、俊介は優しく抱き締めた。
 亜理紗の裸体は『雪女』であることを示すように冷たく、この炎天下、心地良いほどだった。

「本当に亜理紗なんだよね?」
「はい」
「そうか、本当に亜理紗なんだね」

 俊介は亜理紗の温もり、いや冷たい存在感を確かめるように亜理紗を抱く腕で背中を撫でた。
 背中の汗は暑さによるものなのか、それとも『雪女』のためなのか。
 俊介の指先には躊躇いがあった。

「俊介さん――俊介さんは私が『雪女』であることにお気付きなのでしょう?
 私は俊介さんを凍え殺し、精気を奪おうとしたのですよ。
 怖くないのですか?」
「でも君は僕を殺さなかった。
 だから僕はまた君に会うことができたんだ。
 それよりも心配なんだ、君を再び失いたくなくて。『雪女』の君はこんな暑さで大丈夫なのかい?」
「まさか、それが理由で強く抱き締めて頂けなかったのですか?
 お優しいのですね。
 大丈夫ですよ、私は俊介さんの温かさで雪のように溶けたりはしません」

 そう言われて安心する自分に、つくづく亜理紗のことを何も知らない事実を突きつけられる思いだったが、今は亜理紗を強く抱き締めた。
 ひんやりとした亜理紗の抱き心地に思わず力が籠もる。
 もう二度と離したくないという想いのまま亜理紗を抱き締めると、俊介はようやく一息付ける思いだった。
 亜理紗を抱き締めながら、当然の疑問が脳裏に浮かぶ。

――亜理紗はどうして幼い姿になってしまっているんだ?

 そして俊介の指に絡む破瓜の血。
 雪国の旅館では確かに何度も亜理紗と姦通したのだから、この破瓜の血の由来がわからない。
 まるで亜理紗が新しい命と身体を授かって生まれ変わったとでも言うのだろうか。
いや、それならそれでいい。
 独占欲と支配欲ありきの男のわがままかもしれないが、新しい命と身体を授かった亜理紗の、その初めての傷を付けることができたと考えれば、むしろ嬉しいことだ。

「俊介さん、全てお話します」

 亜理紗が改まった口調で告げ、俊介をじっと見上げる。
 幼女らしい小さな手は俊介の左胸に添えられたままで、その手の下では俊介の心臓が不安げに脈打っているのだった。


第三話 幼女の処女喪失 ここまで

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